高機動型ゲルググ改
ナビゲーションに移動
検索に移動
高機動型ゲルググ改 | |
---|---|
外国語表記 | Gelgoog High Maneuver Model Type R |
登場作品 | MSV-R |
デザイナー | 大河原邦男 |
スペック | |
---|---|
分類 | 宇宙用量産型モビルスーツ |
型式番号 | MS-14BR |
頭頂高 | 19.2m |
本体重量 | 53.3t |
主動力 | 熱核融合炉 |
装甲材質 | 超硬スチール合金 |
開発組織 | ツィマッド社 |
所属組織 | ジオン公国軍 |
所属部隊 | キマイラ隊 |
概要
キマイラ隊に配備されたモビルスーツ。ツィマッド社がパイロットの要求水準を満たすため開発した機動性能向上型である。機体名称は「キマイラ艦隊所属 ア・バオア・クー戦仕様」や「ゲルググ高機動型 R型」とも表記されている。
高機動型ゲルググの脚部の装甲を取り外し、推進器を大型化している。その姿が高機動型ザクIIに似ているため「ゲルググR」という通称で呼ばれることもある。機動性能は向上したが推進剤の消耗も早くなったため、稼働時間が短縮してしまうという欠点が指摘されている。しかし、キマイラ隊のパイロットはエースであり実戦におけるトラブルは一切なかったと記録されている。
ツィマッド社で2機が改装され予備パーツと共にキマイラ隊に納入され、それぞれジーメンスとエメの機体となった。さらにキマイラ艦隊内で1機が改装されている。また、予備機として遅れて納入された機体はマルコシアス隊に戦時特別貸出という形で配備され、ヴィンセントの機体となった。記録ではキマイラ艦隊内で改装した機体は1機であるが、キマイラ隊には計6機の本機が配備されている。
登場作品と操縦者
- MSV-R
- 出典元。
- 機動戦士ガンダム U.C.0096 ラスト・サン
- 傭兵部隊の1機として登場。
装備・機能
特殊機能
- 換装
- 装備を換装可能。
武装・必殺攻撃
- ビーム・ライフル
- ゲルググの物を改良したビーム・ライフル。銃身に冷却ジャケットが装着され、銃身下部にはグレネード・ランチャーが装備可能となっている。非使用時にはバックパック側面にマウント可能。
- ビーム・ナギナタ
- 量産機としてはジオン初の携行ビーム兵器。柄の両端からS字にビーム刃が発生する。ただし取り回しに難があり、振り回すと自身を斬ってしまいかねないので、ビーム刃を片側のみ発生させて使用するパイロットもいる。
- ジャイアント・バズ
- 大口径のMS用バズーカ。ドムが主に使用していた武装。
- ロケット・ランチャー
- ビーム・ライフルの代わりに装備しているロケット弾を発射する武装。機動性を重視する場合装備する。
- ラッツリバー3連装ミサイル
- 腕部に装備される武装。
- シールド
- ラグビーボールのような端の尖った楕円形のシールド。耐ビームコーティングが施されている。
対決・名場面
関連機体
- 高機動型ゲルググ
- 原型機。
- ジーメンス・ウィルヘッド専用高機動型ゲルググ
- パーソナルカラーである青に塗装されたジーメンス専用機。
- エメ・ディプロム専用高機動型ゲルググ
- パーソナルカラーである紺に塗装されたエメ専用機。
- デビッド・チェイスマン専用高機動型ゲルググ
- パーソナルカラーである赤・黒で塗装されたデビッド専用機。左半身に識別用のインベンション・ストライプが描かれている。
- マイヤー・メイ専用高機動型ゲルググ
- パーソナルカラーである黄色で塗装されたマイヤー専用機。
- ハインケル・バッツ専用高機動型ゲルググ
- 機体カラー不明のハインケル専用機。バックパックにオッゴを背負っている。
- クリストバル・ラザフォード専用高機動型ゲルググ
- 機体カラー不明のクリストバル専用機。
- ヴィンセント・グライスナー専用高機動型ゲルググ
- パーソナルカラーである青を基調に塗装されたヴィンセント専用機。