陸戦型ジム
2018年1月9日 (火) 19:26時点における240f:42:2f82:1:14bc:82e3:69e7:9eb3 (トーク)による版
RGM-79[G] 陸戦型ジム(GM Ground Type)
- 登場作品:機動戦士ガンダム 第08MS小隊
- デザイナー:大河原邦男
- 分類:地上用先行量産型モビルスーツ
- 装甲材質:ルナ・チタニウム合金
- 頭頂高:18.0m
- 全高:18.0m
- 本体重量:53.8t
- 全備重量:66.0t
- 主動力:熱核融合炉
- 出力:1,150kW(初期モデル)、1,250kw(制式モデル)
- 推力:49,000kg
- センサー有効半径:6,000m
- 開発組織:地球連邦軍
- 主なパイロット:ロブ、サリー、マイク、他
陸戦型ガンダムと生産ラインを共有して連邦陸軍が開発したMS。「先行量産型ジム」とも呼ばれる。主に陸軍の拠点であったマドラスや北京等の重要拠点に多く配備されていた。また、東南アジアの密林地帯を拠点とする「コジマ大隊」にも配備された。
MS運用の経験が少ない連邦軍の実戦データ収集のために作られたといわれており、連邦にしては珍しく量より質を選んでいる。製造コストは通常のジムの約4倍。しかし整備経験の少なさから少しでも楽にしようとさまざまなオプション(打撃と防御どちらでも使える小型シールドや足に装備されたオプションサスペンションという関節のクッションのようなもの)等が装備された。このMSを元に開発されたMSは多く、デザートジムや陸戦用ジムもこの機体の派生型である。 後にジムが正式に量産化されてからは連邦軍MSの量産機の座から外れ、遅くともグリプス戦役が起きる頃までにはこの機体の派生機を含めた全機が退役したと言われている。
ちなみにこの機体と同期にルナツーで開発されたと言われる機体があるが、それは初期型ジムとよばれる。こちらもジムが量産化されてから姿を消している。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダム 第08MS小隊
- ロブ、サリー、マイクが搭乗。
- 機動戦士ガンダム MS IGLOO2 重力戦線
- 第3話「オデッサ、鉄の嵐!」に登場。
- 機動戦士ガンダム戦記
- 初期にマット・ヒーリィが搭乗。その他、アニッシュ・ロフマンが搭乗している。
- 機動戦士ガンダム スピリッツオブジオン~修羅の双星
- ジャブローやニューヤークに配備されていた。
- 機動戦士ガンダム ミッシングリンク
- スレイヴ・レイスに濃淡グレーの機体が配備されている。各隊員に合わせたチューンナップが施されている。
装備・機能
装備はほぼ陸戦型ガンダムと共通している。
武装・必殺攻撃
- YHI YF-MG100 100mmマシンガン
- 連邦軍の汎用装備であるマシンガン。
- BLASH XBR-M-79E ビーム・ライフル
- 少数生産されたビーム・ライフル。資料によっては使用できないと記述されている場合がある。
- X.B.Sa-G-03 ビーム・サーベル
- 両脚部に1本ずつ、計2本をマウントしている。
- YHI ERRL-TYPE.Doc-04/380mm ロケットランチャー
- 密林戦での取り回しを考慮したショートバレルのロケットランチャー。
- YHI 6ML-79MM ミサイルランチャー
- 6連装のミサイルランチャー。
- YHI FH-X180 180mmキャノン
- 長距離支援用のキャノン砲。
- RGM・S-Sh-WF/S-00109 シールド
- 小型のシールド。
- シールド FADEGEL RGM-M-Sh-003(十字マーク付き)/ RGM-M-Sh-007(十字マーク無し)
- ジム系列機が装備するシールド。『第08MS小隊』では一部の機体が十字マーク無しの物を、『MS IGLOO2 重力戦線』に登場する機体は十字マーク付きの物を装備している。
- マゼラ・トップ砲
- スレイヴ・レイスのマーヴィン機が暗殺任務の際に使用している。
オプション装備
- ウェポンラック
- 陸戦型ガンダムのバックパック部分。ウェポンコンテナ等の装着が可能。デルタ小隊のアニッシュ機やスレイヴ・レイスのマーヴィン機などが装備している。
対決・名場面
関連機体
- ジム・スナイパー
- ロングレンジ・ビーム・ライフルを使用する為の調整が施された機体。
- 陸戦型ジム(ステルス)
- ブルーディスティニー1号機の換装式胸部をフィードバックした機体。
- 初期型ジム
- 本機と同様、先行量産されたジム。
- 陸戦型ガンダム
- 生産ラインを共有している。その為、本機のパーツの8割がこの機体と共通。純正パーツが少ないこの機体の応急処置に、本機のパーツが使われる事があった。
- ブルーディスティニー0号機
- 本機をベースにしたブルーディスティニーの試作機。EXAMシステムの稼動テスト用として用いられた。十分な要求性能を満たせなかった為、EXAMシステムを搭載している頭部が1号機に移植されている。
- ブルーディスティニー1号機
- 0号機がEXAMシステムの搭載には適さなかった為、陸戦型ガンダムをベースにした胴体に0号機の頭部を移植した。
- 陸戦用ジム
- よく似た名前だが、全く別の機体である。