ディビニダド
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型式番号不明 ディビニダド (Divinidad)
- 登場作品:機動戦士クロスボーン・ガンダム、機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト、ガンダムEXA
- デザイナー:長谷川裕一
- 分類:モビルアーマー
- 装甲材質:不明
- 全高:不明
- 重量:不明
- 主動力:核融合炉
- ジェネレーター出力:不明
- スラスター総推力:不明
- センサー有効半径:不明
- 開発組織:木星帝国
- 主なパイロット:クラックス・ドゥガチ、バイオ脳、コーシャ
木星帝国のモビルアーマー。総統クラックス・ドゥガチの切り札であり、彼の悲願である「地球滅亡」を実現する為に開発させていた。2対の翼とビーム砲の直撃にも耐えうるだけの耐久性を持った装甲を持つ。
地球連邦軍のクラップ級とほぼ同等のサイズを誇る巨大な機体で、全身に多数の核融合炉と核ミサイルを搭載している。これにより出力が非常に高いだけでなく、「動く核爆弾」とも形容できる程の危険性を孕んでいる。仮に地球上で破壊された場合、たった1機であっても核融合炉が連鎖爆発を起こす事で人類を滅ぼせるだけの量の放射性物質がばら撒かれてしまう。
戦闘力も非常に高く、2門のビーム砲と多数のフェザー・ファンネルを駆使して単機で複数の敵機をまとめて相手にできる。
少なくとも9機が製造され、その内の8機が実戦に投入されている。
残った1機は木星の衛星に保管されていたが、後にサーカスが発見し他の組織に売り払う目的で母艦のブースターユニット内にある貨物ブロックに載せていた。その後エル・ザンスカール軍との最終決戦で使用される事になり、ミダスの「ミダス・タッチ・フラッシュシステム」対策として頭部内にリア・シュラク隊のVガンダムの頭部を組み込む事でシステムの無効化に成功している。
名称はスペイン語で「神性」を意味する。
登場作品と操縦者
- 機動戦士クロスボーン・ガンダム
- パイロットはクラックス・ドゥガチと7体のバイオ脳。
まずバイオ脳搭載機が出撃して連邦軍の部隊と攻撃し、多大な損害を与えた。その隙にドゥガチ本人の機体が地球へと降下したが、トビア・アロナクスのクロスボーン・ガンダムX3に発見され交戦状態になる。ドゥガチ自身がパイロットとして高い技量を持たなかった事もあって次々とパーツを切除されていき、核ミサイルの発射も阻止され最後は超大型ビーム砲とIフィールドがぶつかり合った事で機体も大破。キンケドゥ・ナウのクロスボーン・ガンダムX1改によってコクピットを破壊され海底へと沈んでいった。残りの7機も連邦軍とコロニー軍が協力して戦い全機が撃破されている。
なお、8機全てが地球へ降下していればドゥガチの悲願も達成できた可能性が高いが、彼は自身の手で地球を滅ぼす事に固執するあまり指揮を誤る結果となった。 - 機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト
- パイロットはコーシャ。
マリア・エル・トモエのカオスレルを抑え込み、ギムレット・ビットもフェザー・ファンネルを使って無力化している。 - ガンダムEXA
- レオス・アロイがニュータイプを学ぶべく最後に残ったバイオ脳搭載機と戦い、トビアのX1改と共闘して海底に沈めた。
装備・機能
特殊機能
- Iフィールド
- 対ビームバリア。
原作では搭載されているような描写はないが、一部ゲームで登場した際に搭載されている事がある。
武装・必殺攻撃
- 中型ビーム砲
- 左眼部に1門内蔵されている。海中でも発射できる程の出力を持つ。射程もかなり長い。
- 超大型ビーム砲
- 頭頂部に1門内蔵。使用時には頭部を展開し、相手に砲口を向ける必要がある。その機体サイズから凄まじい破壊力を持つと思われる。
トビアとの戦闘では発射直前にX3の機体を中に突っ込まれ、全開状態のIフィールドで放ったビームが押し返された事により暴発させられている(トビアは直前にコア・ファイターで脱出した)。 - クロー
- 両腕部に装備されている。クラップ級を一撃で真っ二つにする程の威力を発揮する。
- フェザー・ファンネル
- 翼に多数格納された使い捨ての無線式誘導兵器。サイコミュシステムで制御されていると思われるが、詳細は不明。内蔵されたビーム砲でオールレンジ攻撃を行う他、ファンネル自体が突撃し相手を貫いて破壊する事も可能。
コーシャの搭乗機は遅燃性高熱弾を内蔵している。 - ビーム・シールド
- 両腕部に1基ずつ、計2基を装備する。
- 核弾頭ミサイル
- 胸部に16発格納されている。
トビアやレオスとの戦闘で発射しようとしたが、全て弾頭部を斬り落とされて無力化された。コーシャの搭乗機には搭載されていない。
対決・名場面
関連機体
- エレゴレラ
- バイオ脳による自動操縦システムの実験機。
- インプルース・コルニグス
- この機体のフェザー・ファンネルはディビニダドの物を小型化している。