アラスカ基地
アラスカ基地(Alaska Base)
大西洋連邦領内、アラスカのユーコン・デルタに建設された地球連合軍統合最高司令部。通称「JOSH-A(Joint Supreme Headquarters-Alaska=アラスカ統合最高司令部)」。
施設の大半が地下に存在し、内部には「グランド・ホロー」と呼ばれる地下都市や潜水艦ドックなどが建造されている。地上部は対空砲や対空ミサイルが配備されている他、核兵器の直撃にも耐える防衛力を持つとされている。
第1次連合・プラント大戦ではザフト軍のオペレーション・スピットブレイクの目標とされ、ザフト軍内でもスピットブレイクの目標は発動直前まで徹底して秘匿されていたが、作戦の詳細を知るラウ・ル・クルーゼがムルタ・アズラエルを通じてその情報を連合軍上層部にリークしており、その情報を元に連合軍は基地の地下にサイクロプスを設置。秘密裏に主力部隊を退避させ、ユーラシア連邦の戦力やアークエンジェルを囮とした自爆作戦を決行。これによってザフト侵攻部隊の8割が壊滅した。
登場作品
- 機動戦士ガンダムSEED
- 初登場作品。第8艦隊と合流したアークエンジェルの次なる目的地となり、同基地へ向かう旅が物語中盤の主軸となる。アークエンジェルは到着後、地下ドック内で補給と整備を受けるもののクルーの上陸は許されず、一部のクルーの査問会と異動が行われた状態でアラスカ守備軍へ編入される。その後、ザフト軍のオペレーション・スピットブレイクに際し、地下に設置した大量破壊兵器サイクロプスを発動した事により崩壊。その作戦の詳細を知らされていなかったアークエンジェルクルー達は連合軍への不信感から軍を脱走し、地球連合軍も反プラントにその姿勢を硬化させて行く事になる。