アースノイド

提供: ガンダムWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動

アースノイド(Earthnoid)

宇宙世紀シリーズとガンダムXで使われる用語。

地球に居住する人類を示す言葉で、スペースノイドの対義語である。
人の種の総称としての人類や、太陽系外まで視野に入れた地球人という語に対し、スペースノイドとの政治的・軍事的対立を表す際に使われる。

スペースノイドの言い分によれば、「宇宙に生きる人々について無関心であり、地球という揺り籠で安穏と暮らす人々」。そしてスペースノイドのプロパガンタでは、「アースノイドと地球連邦政府とが諸悪の根源である」とされるが、実際はそんな単純な理屈にはならない。 地球の経済事情は非常に不安定な上に、極端なまでの格差社会となっており、アースノイドでも特権階級や既得権益を持つ者はほんのごく僅かで、残る大多数のアースノイド達は、コロニーで暮らすスペースノイド達以上に貧しい生活を強いられておる。また、スペースノイド達が「コロニーの維持」の為の高度な機械知識の取得を義務付けられてコンピューター等の操作を当たり前にこなせているのに対し、貧しいアースノイド達にはコンピューターの操作や自動車の操縦等もろくに出来ない為、最新テクノロジーの塊であるコロニーでの生活にはそもそも適応が出来ないのである

コロニーで暮らしたくてもそれが出来ない大多数のアースノイド達の事情を理解しているアナハイム・エレクトロニクス社の会長であるメラニー・ヒュー・カーバインは、後に記者であるカイ・シデンとの対面にて、全ての人々が宇宙に上がると言う理想を掲げたジオン・ズム・ダイクンキャスバル・レム・ダイクンの親子に対し、「地球の経済事情をロクに理解せず、地球で暮らす事しかできない無学なアースノイド達を『重力に魂を引かれた人々』として切り捨てたのだ」と痛烈に批判している[1]

登場作品

宇宙世紀シリーズ
機動新世紀ガンダムX

関連用語

スペースノイド
宇宙植民者の内、主にスペースコロニーに住む人々。地球連邦政府の圧政の影響で、宇宙の武闘派や革命勢力に対して概ね協力的。
地球連邦政府
ティターンズ
ジオン残党の掃討を目的に結成されたが、地球至上主義のもと、スペースコロニーの鎮圧を行う。基本的に、メンバーはアースノイドで構成された。
地球種
機動戦士ガンダムAGEで使用されている用語。

メモ

話題まとめ

資料リンク

リンク

  1. 公式設定資料集『アナハイム・ジャーナル』参照。