星の屑作戦
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星の屑作戦(Operation Stardust)
ジオン軍残党のデラーズ・フリートにより決行された大規模作戦。作戦は大まかに三段階に分かれる。
- ガンダム強奪
- 地球連邦軍により極秘裏に開発された、戦術核搭載MSであるガンダム試作2号機の強奪。連邦士官の制服を着たアナベル・ガトーが、工作員ブラウ・エンジェルの手引きにより連邦基地に潜入、堂々と試作2号機に乗り込み、逃走する。その後、連邦の追っ手を連れたままアフリカまで海中を進み、キンバライド基地で連邦追撃隊の迫る中、HLVにより宇宙へと持ち出される。
- 観艦式強襲
- 一年戦争の痛手から回復しつつある連邦宇宙軍は、グリーン・ワイアット中将の下、大規模な観艦式を執り行う。事前情報によりそれを知っていたデラーズ・フリートは、現場にガトーと試作2号機を送り、観艦式に集まった連邦宇宙軍のほぼ全軍のうち、2/3を戦略核の一撃により葬り去る。また、残る艦隊も事後処理のために身動きの取れない状態となった。
- コロニー落とし
- 連邦宇宙軍を行動不能に追い込んだデラーズ・フリートは、再生のため移送中であったコロニーを強奪し地球圏まで運ぶ。まず月面都市フォン・ブラウンへと向け、月面都市は(表向きは)緊急回避的にコロニーに残っていた推進剤をレーザーで起爆、コロニーは大加速を得て地球へと落ちていくのだった。
登場作品
- 機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY
- ストーリーの根幹を成す作戦で、サブタイトルにも作戦名が付けられる程である。連邦軍の杜撰な対応と連係の乱れが重なった事で、作戦はほぼエギーユ・デラーズの思惑通りに進捗。シーマ艦隊の裏切りでデラーズは戦死するも後を引き継いだアナベル・ガトーの手でコロニーは北米大陸の穀倉地帯に落着し、作戦そのものは完全成功する。しかし、この事件で連邦軍内部ではスペースノイドに対する強い危機感が生じてしまい、ティターンズの台頭を許す事になる。