プロトタイプ・コア・ファイター

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プロトタイプ・コア・ファイター
外国語表記 PROTOTYPE CORE FIGHTER
登場作品 MSV-R
デザイナー 大河原邦男
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スペック
分類 全機能統合試作機
生産形態 試作機
型式番号 FF-X5
全長 8.6m
全備重量 8.15t
主動力 熱核融合炉
開発組織 ハービック社
所属 地球連邦軍
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概要[編集 | ソースを編集]

ハービック社がRXシリーズの共通コクピットモジュールとして開発したコア・ファイターのプロトタイプ。それぞれ個別に試作されたコア・ブロックとコア・ファイターから得られたデータを元に開発された全機能統合試作機である。

本機は試作機2機が完成し、開発の主軸であるコア・ブロックのモビルスーツからの射出、戦闘機への変形機構、戦闘機の機動性能など、確認する項目は多岐に渡り、性能テストは時間を掛けて慎重に行われた。各種テストの結果、エンジン出力の不足、変形時の機体制御などの問題点が判明した。エンジン出力不足については、地上でのRXモビルスーツからのブレイクアウト時の初速不足が問題視されたもので、脱出を目的としたこの機能は優先事項でもあった。その結果、エンジンを変更することで出力不足については解決したが、脱出後の航続距離は縮小されることとなった。

空中換装テストも行われ、開発陣はドッキング後、機体制御に問題点があることを理解した上で第1回空中換装テストを敢行。ドッキング後の姿勢制御時のトラブルを洗い出し、事前に問題を想定していたこともあり、これをプログラミングの変更などソフト面の変更のみで対応している。第1回空中換装テストから5日後には同条件下で空中換装テストが実施され、空中換装限界高度ぎりぎりのラインで空中換装に成功。引き続き飛行高度など異なる条件下の空中換装テストが17回行われて精度が高められ、地球連邦軍の必要項目を充分に満たす内容であると確認された。結果、空中換装は練度の高いパイロットの使用時のみという制約付きであるが、運用オペレーションの1つとして正式に採用が決定した。

完成したFF-X5の1号機は、プロトタイプガンダムのコア・ブロックとして試験運用されたが、間も無く火器の装備や翼面形状の変更などが施された完成型であるFF-X7に換装されている。FF-X5の1号機もFF-X7に改修され、テストベッド機として運用された。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

MSV-R
出典元。「月刊ガンダムエース」2013年7月号掲載のVol.51で紹介された。同コーナーの挿絵は「南米大陸の砂漠地帯上空で実施された第1回空中換装テストを撮影したもの」という内容で、TINコッド随伴の下、ガンペリーと共に空中換装に臨んでいる。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

特殊機能[編集 | ソースを編集]

コアブロックシステム
コア・ブロックへと変形し、V作戦で開発された機体のコックピットモジュールとして機能する。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

関連機体[編集 | ソースを編集]

TINコッド
ベース機。
コア・ファイター
本機の完成型。
コア・ファイター試作一号機
「月刊モデルグラフィックス」2011年8月号に掲載されている「1/35 コア・ファイター」の模型作例。コア・ファイターの開発要請を受けたハービック社が手始めに試作した飛行試験用の機体。
プロトタイプガンダム
本機を搭載したRXシリーズの機体。

リンク[編集 | ソースを編集]