デスパーダ
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デスパーダ | |
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外国語表記 | Dezpada |
登場作品 | |
デザイナー | 片桐圭一郎 |
スペック | |
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分類 | ニュータイプ専用重攻撃用モビルスーツ |
生産形態 | ワンオフ機 |
型式番号 | LRX-088 |
頭頂高 | 19.4m |
本体重量 | 55.3t |
主動力 | 熱核融合炉 |
開発組織 | ライプチヒ研究所 |
所属 | ティターンズ |
主なパイロット | アイン・レヴィ |
概要
ゲーム『SDガンダム GGENERATION』シリーズに登場するゲームオリジナル機体。『モノアイガンダムズ』及び『DS』に登場する「プロジェクト・セイレーネ」によって開発された重攻撃用モビルスーツである。機体名称のデスパーダとは「右腕の剣」を意味する。
本機は同計画によって開発されたテラ・スオーノの護衛用の機体として開発され、戦闘では前衛攻撃と対エース・パイロット戦を想定した機体となっている。機動性を確保しつつ大量武装を可能にするという設計思想から、両腕にウェポンパック・バインダーを装備しており、ニュータイプ専用機であるためサイコミュ兵装も装備されている。
最大の特徴はサイコミュシステムを応用した特殊な通信システム「システム・ファブニール」であり、テラ・スオーノのサポートを受けることが可能となっている。
本機の外観はガンダムタイプだがカメラはモノアイとなっているため兄弟機であるシスクードと共に「モノアイガンダムズ」と呼ばれている。
登場作品と操縦者
- SDガンダム GGENERATIONシリーズ
- 『モノアイガンダムズ』で初登場。主人公シグ・ウェドナーの宿敵であるアイン・レヴィの搭乗機として幾度となくプレイヤーの前に立ち塞がる。
- 機動戦士ガンダム バトルオペレーション2
- 2023年5月4日のアップデートでリアル体型で実装された。『モノアイガンダムズ』の機体は長らくシスクードのみが外部出演できている状況であったが、今回の実装でようやく兄妹機である本機も外部出演を果たす事になった。最後に出演した「GジェネDS」から実に約18年経っての出来事である。
装備・機能
特殊機能
- システム・ファブニール
- サイコミュを応用した特殊な通信システム。双方向通信システムの1種で、一方のパイロットが受けた情報をもう一方のパイロットが共有することで護衛機の管制を円滑に行うことを目的としている。また、本機のパイロットのニュータイプ能力が低くともテラ・スオーノのパイロットのニュータイプ能力が高ければ、このシステムを利用して自身のニュータイプ能力を飛躍的に増幅させる事が可能。後者の使用方法についてはパイロットのアインによる応用であるが、送信者であるセレインに掛かる負荷が大きく、システムのデリケートさ故に調整に手間が掛かるといった問題が存在しているため、アインのみに限られた使用方法となっている。また、緊急時にはテラ・スオーノの操縦権限を自機に優先させる事が可能となっている。
「ファブニール」という名称は開発に協力したアイン本人による命名であり、英雄ジークフリードが邪竜ファブニールの血を浴びて不死身になったという神話に因んだもの。そして本名が「ジークフリード」のシグに対する皮肉も込められている。なお、システム本来の正式名称についてはどの媒体においても明言されていない。
武装・必殺攻撃
- バルカン砲
- 頭部に左右一対2門内蔵されている機関砲。
- ウェポンパック・バインダー
- 両腕部に装備されている武装コンテナと一体型のシールド。状況に応じて様々な武装を使い分けることが可能。
- ミサイル・ランチャー
- バインダー外側に搭載されている小型ミサイル。
- 大型ミサイル
- バインダー内に搭載されている大型ミサイル。
- ビーム・キャノン
- バインダー内側に装備されている2連装のビーム砲。
- サイ・ロッド
- バインダー後部に2基ずつ装備されている電磁ワイヤー。サイコミュ制御式の海ヘビと言えるもので、射出したスタン・ロッドをサイコミュ制御により誘導する。
- ビーム・サーベル
- 接近戦用のビーム兵器。
対決・名場面
関連機体
余談
- 本機のウェポンパック・バインダーの形状はガンダムMk-IIのシールド、ビーム・キャノンの形状がΖプラスのビーム・カノン、ミサイル・ランチャー2種の形状がジムIIIの物とそれぞれ酷似している。恐らくデザインの際にミキシングが行われたものと思われる。
- 『モノアイガンダムズ』の特典CD「SDガンダム モノアイガンダムズ 極秘軍事ファイル」には初期稿が収録されており、当初はガルバルディβ寄りにデザインされていたのが分かる。決定稿の肩や腰アーマーの形状などにもその時の名残が見られる。