フォンセ・カガチ

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フォンセ・カガチ
外国語表記 Fonse Kagatie
登場作品
声優
  • 大矢兼臣
  • 斎藤志郎(『U.C.ENGAGE』)
  • デザイナー 逢坂浩司
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    プロフィール
    種族 人間(スペースノイド
    性別
    年齢 65歳
    没年月日 宇宙世紀0153年6月
    職業 宰相(首相)
    所属 木星船団ザンスカール帝国
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    概要[編集 | ソースを編集]

    ザンスカール帝国宰相。禿頭と白髭、左目の義眼が特徴の老人。帝国議会与党である「ガチ党」の党首であり、肩書き上は女王マリア・ピァ・アーモニアに仕える身だが、実質的に帝国のトップとして実権を握っている。地球圏で絶えず争乱を続ける人類を嫌悪しており、争いを続ける人類の粛清と争う事のない人類の創出を目的にマリアを利用し、ザンスカール帝国を築き上げた。

    元々は木星船団に所属していた「木星帰りの男」であり、木星公社の代表であるクラックス・ドゥガチとも親交を築いていた。

    宇宙世紀0145年、サイド2アメリア・コロニーでガチ党を結成したカガチは、当時贈収賄の罪で起訴されていた首班グループをギロチンで粛清し、短期間でガチ党を政権与党へと押し上げた。同時に、マリアを女王として擁立する事で自身の行為を文化として演出。これによって僅か4年という短期間でアメリアを掌握し、ザンスカール帝国を建国させた。しかし、恐怖政治による圧政はリガ・ミリティアなどの反抗勢力を生み出す結果を生み、やがてザンスカール戦争と呼ばれる戦乱を呼び起こす事になる。

    カガチはベスパの作戦行動を指揮し、その最終目的として自らの本懐であるエンジェル・ハイロゥ作戦を決行させるが、作戦中に腹心であるムッターマ・ズガンが戦死。女王マリアも反旗を翻したタシロ・ヴァゴによって拉致され、その最中に命を落とした為、マリアの代替として彼女の娘であるシャクティをエンジェル・ハイロゥのキールームに据えるが、彼女の引き起こしたウォーム・バイオリレーションによってエンジェル・ハイロゥは崩壊。最期は崩れ行く玉座の前でマリアの幻影を見ながら、要塞の崩壊に巻き込まれる形で落命した。

    登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

    機動戦士Vガンダム
    機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト
    機動戦士ガンダムF90FF
    若かりし頃のカガチが登場。この頃から刈り上げに義眼という出で立ちであった。

    人間関係[編集 | ソースを編集]

    マリア・ピァ・アーモニア
    君主。自らの目的のために彼女の能力とカリスマ性に目をつけ、ザンスカールの女王として担ぎ上げた。
    ムッターマ・ズガン
    ザンスカール帝国の提督。カガチの腹心で、木星時代からの盟友。
    タシロ・ヴァゴ
    ズガンに並ぶカガチの腹心。しかし、内心では帝国を手中に収めるという野心を抱き、ザンスカール戦争終盤にクーデターを起こした。
    シャクティ・カリン
    マリアの娘。マリアの死後、彼女を言いくるめる形でエンジェル・ハイロゥのキールームに据えるが、これがカガチの予想を裏切る形となる。
    クラックス・ドゥガチ
    木星船団時代の恩人。地球の良家の娘との縁談が持ち上がった際、カガチに内縁の妻との間に生まれたキゾを預かる。
    キゾ
    ドゥガチの息子。権力などを与えて何不自由なく育てていたつもりであったが、それがキゾの歪んだ人格形成を助長。結果として決別することになる。
    カロッゾ・ロナ
    『F90FF』で彼と共にドゥガチの縁談について相談を行った。『UCE』の「クロスオーバーUCE エンジェル・ハイロゥ編」では再調整した彼を繰り出すという『F90FF』とは違う形でカロッゾの力を借りていた。
    サイファー
    宇宙世紀0116年にカロッゾとの会談や、サナリィへのハッキングの際に共に行動している。

    名台詞[編集 | ソースを編集]

    搭乗機体・関連機体[編集 | ソースを編集]

    ボリノーク・サマーン
    『F90FF』にて搭乗。

    リンク[編集 | ソースを編集]