ガンダム Gのレコンギスタ
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概要
2014年10月から放送開始したTVアニメーション作品。TBS系列毎日放送製作。2クール放送。キャッチコピーは「君の目で確かめろ!!」
富野由悠季監督の著書である『はじめたいキャピタルGの物語』を雛型としており、同監督のガンダムシリーズとしては『∀ガンダム』から15年ぶり、短編作品の『リング・オブ・ガンダム』から5年ぶりの作品である。タイトルの「G」は「ガンダム」の他、「大地(Ground)」を意味しており、「レコンギスタ」に関してもヒットを狙えるよう、基となった「レコンキスタ(復権・再征服)」に濁点を入れることで、タイトルをより力強いものにしている。
宇宙世紀の延長線上(約1000年後)である「リギルド・センチュリー」を舞台としており、宇宙世紀に登場した技術や用語、設定が登場するのが特徴。ただ、監督自身は『∀ガンダム』の約500年後頃を想定して制作したと発言しており、公式側と設定で矛盾が生じている。
あらすじ
『宇宙世紀』から一千年余の年月が経過。新たにリギルド・センチュリーと呼ばれる年号を採用。宇宙世紀の戦争に関わる技術は封印、或いは抹消された排他的世界観。その世界観で新たな歴史を起こすべく、若者達が「レコンギスタ」と称して戦う。
メカニック
G系列
アメリア
キャピタル・テリトリィ / キャピタル・アーミィ
- レクテン
- カットシー
- エルフ・ブル
- G-フェネクス
- 派生作品『ガンダム Gのレコンギスタ FROM THE PAST TO THE FUTURE』に登場。
- キャピタル・アーミィによって復元されたユニコーンガンダム3号機 フェネクス。
トワサンガ
ビーナス・グロゥブ (ジット団)
キャラクター
用語
- リギルド・センチュリー (R.C.)
- フォトン・バッテリー
- 『フォトン(光子)』光のエネルギー。
- キャピタル・タワー
- 「フォトン・エネルギー」を供給する宇宙と地球を結ぶ軌道エレベータ
スタッフ
- 原作
- 矢立肇、富野由悠季
- 監督
- 富野由悠季
- キャラクターデザイン
- 吉田健一
- メカニカルデザイン
- 安田朗、形侮一平、山根小利
- デザインワークス
- コヤマシゲト、西村キヌ、剛田チーズ、内田パブロ、沙倉拓実、倉島亜由美
- 色彩設計
- 水田信子
- 美術
- 岡田有章
- 音響監督
- 木村絵里子
- 企画・製作
- サンライズ
主題歌
- オープニング
- 「BLAZING」
- 作詞/メイリア、作曲/toku、編曲・歌/GARNiDELiA
- エンディング
- 「Gの閃光」
- 作詞/井荻麟、作曲・編曲/菅野祐悟、歌/ハセガワダイスケ
各話リスト
リンク
評論
今までのガンダムシリーズの世界観である軌道エレベータ(『機動戦士ガンダム00』)や、最終戦争で失われた科学技術そのものを封印し掘り起こす設定(『機動戦士ガンダムAGE』)をベースにしつつ、宇宙世紀や正暦(『∀ガンダム』)に繋がる内容となっている。