ビギニングガンダム

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ビギニングガンダム
外国語表記 BEGINNING GUNDAM
登場作品
デザイナー
  • 重田敦司 (原案)
  • 阿久津潤一 (クリンナップ)
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    スペック
    分類 モビルスーツ (ガンプラ)
    型式番号 GPB-X80
    頭頂高 19.0m (ガンプラバトル仮想データ)
    本体重量 47.8t (ガンプラバトル仮想データ)
    装甲材質 プラスチック
    製作
    ガンプラビルダー イレイ・ハル
    ファイター レイジ (ビルドファイターズ)
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    概要[編集 | ソースを編集]

    イレイ・ハルが偶然購入して製作したガンプラ。アニメやゲームに登場したガンダムではないまったくのオリジナル機体であり、この1個しか存在が確認されていないため、その貴重さから奪おうと戦いを仕掛けてくる者もいるとされる。

    素組みでも高い性能を発揮する初心者向けのガンプラであり、特に関節の可動範囲や保持力に優れている。武装はガンダムが持つ基本的な構成を踏襲しているが、本機のみが持つ主要なユニットとして各部に三角形のフィールド発生装置が設置されている。この装備によりビームのフィールド制御機能が高い機体となっており、それぞれがフィールドをコントロールすることで飛行能力や高い姿勢制御能力を発揮する。その他にも特殊な能力が多く秘められているらしいが、その全貌は不明である。

    実はハルの父のイレイ・ヒデオがバンダイホビーセンターで製品化したガンプラで、後に正式に商品化されている。

    登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

    模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG
    初登場作品。ビルダー及び、ファイターはイレイ・ハル。ハルがお台場で購入するが、一般的には流通されていない非常にレアなガンプラ。以降、ハルが使い様々なガンプラとバトルし勝利するも、ボリス・シャウアーのフォーエバーガンダムとのバトルで敗北する。後に多色成形ランナーパーツを組み込んでビギニング30ガンダムへと強化された。その後は一般にも流通されている。
    ガンダムビルドファイターズ
    ビルダー及びファイターはアリーア・フォン・レイジ・アスナ。作中では『模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG』が他のガンダムシリーズ同様にアニメとして制作されている為、一般にも流通している。レイジがガンプラを作ろうとしたところ、イオリ・タケシに勧められると同時に、ガンプラ製作のテクニックを学んだ結果、初めて作ったとは思えない出来栄えになった。その後、機体性能をテストすべく行ったバトルでは、乱入してきたCのヘルジオング ギャラクシーを、アイラのコマンドガンダムと共に撃破する。しかし、準決勝のフェリーニVSアイラの試合では、エンボディシステムによって暴走するキュベレイパピヨンを止める為にバトルに乱入するも、前述したシステムにより無理矢理引き上げられた機体性能や技量によって一蹴され、大破してしまう。その後、修復されたのか、世界大会決勝の前に行われたイベントでは、セイのビルドガンダムMk-Ⅱとバトルしている。レイジがアリアンに帰った際には持って来ることができなかったが、アリアンに渡ってきたアイラが渡している。

    装備・機能[編集 | ソースを編集]

    特殊機能[編集 | ソースを編集]

    フィールド発生装置
    メインスラスターを含めた機体各部に設置されている三角形の特殊なフィールド発生装置。推進や姿勢制御に用いられる装備で、スラスターの代わりとして用いることで飛行も可能としている。他にも能力が隠されているらしい。
    ビームアンテナ
    額部のフィールド発生装置からビームで形成されるV字アンテナ。ビギニングだけに採用された新たなシステムで、フィールド形成能力を高さを示している。機体が機能停止するとビームアンテナも消失する。

    武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

    武装[編集 | ソースを編集]

    ビームバルカン
    頭部のビームアンテナを構成するビームをそのまま弾として撃ち出す武装。ビギニング独自の武装であり、通常のバルカンに比べ大きな破壊力を持つ。
    ビームライフル
    ビギニング専用のビームライフル。高エネルギーの粒子ビームを発射する遠距離射撃用の標準的な武装で、従来のガンダムの物とは一線を画すシンプルなデザインとなっている。当たれば大きなダメージとなるが、ガンプラバトル初心者のハルにとっては命中させるのが難しい。
    ビームサーベル
    背部左右に3本ずつ計6本装備されているビームサーベル。グリップの両側からビーム刃を形成することが可能。本来は1本で使用する物だが、ハルは片側3本すべてを指の間に挟んで使用する戦い方を得意とする。この使用法は威力を高めるだけでなく、広範囲に攻撃を加えることも可能と、かなり有効な攻撃法となっている。以降のビギニング系機体ではこの使用法が一般的となった。
    ビームクナイ
    ビームサーベルの出力を調整し、クナイとして投げつける。
    ビームウィップ
    グリップに輪ゴムを追加することで攻撃範囲を広げる使用法。
    シールド
    腕部に装備されるビギニング専用のシールド。左腕専用に設定されており、防御力は高いが重いため機動性が下がる弱点もある。裏側には予備のビームサーベルが3本装備されている。

    必殺技[編集 | ソースを編集]

    ビギニング無双 壱の型 八岐大蛇やまたのおろち
    漫画『ビルダーズエース』で使用。片手に小型化したビームサーベル4基を持たせ、八刀流で戦う戦法。これによって集団戦に対応できるようになった。
    ドラゴンクラッシュ
    爪状に展開したビームサーベルで敵を切り裂く技。

    対決・名場面[編集 | ソースを編集]

    ビギニングG[編集 | ソースを編集]

    VS Hi-νガンダム GPBカラー
    記念すべき初バトル。実力差から追い込まれるものの、相手のパーツ破損(ガンプラ製作を他人に任せていた事が原因)を切欠に逆転勝利した。
    VS フォーエバーガンダム
    上記の対戦後に乱入してきたフォーエバーガンダムとの対決。初陣であることに加え、素組同然だった事もあり、ボリスに作りの甘さを指摘されながら完敗した。

    ビルドファイターズ[編集 | ソースを編集]

    VS ビルドガンダムMk-II
    作中で唯一の主人公同士のバトル。ガンプラの性能ではセイのビルドガンダムMk-Ⅱの方が上だったが、性能差をファイターの腕でカバーして互角のバトルを見せた。勝敗に付いては明確になっていない。

    関連機体[編集 | ソースを編集]

    ビギニングガンダム ストロング・ビーム・ホーン装備
    頭部のビームアンテナを透明なプラ板で制作した「ストロング・ビーム・ホーン」を装備した形態。
    ビギニングガンダム 水中戦仕様
    両腕をアビスガンダムの物に換装した水中戦用形態。
    ビギニングガンダム 重武装仕様
    機動力、火力、防御力を強化した武装強化形態。だが、各パラメータのバランスが悪い。
    ビギニング30ガンダム
    多色成形ランナーパーツによる強化形態にして本来の姿。
    ビギニングJガンダム
    格闘戦に特化したバリエーション機。
    ビギニングDガンダム
    スタンダードな武装構成のバリエーション機。

    商品情報[編集 | ソースを編集]

    ガンプラ[編集 | ソースを編集]

    リンク[編集 | ソースを編集]