コレンカプル

提供: ガンダムWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
コレンカプル
外国語表記 Korin's Kapool
登場作品 ∀ガンダム
デザイナー 河口佳高 (ラフ)
小林誠
テンプレートを表示
スペック
分類 水陸両用型モビルスーツ
型式番号 AMX-109
全高 15m弱
主動力 MY
装甲材質 ガンダリウム合金
原型機 カプル
改修 ディアナ・カウンター
所属 ディアナ・カウンター
主なパイロット コレン・ナンダー
テンプレートを表示

概要 [編集 | ソースを編集]

カプルをベースにコレン・ナンダーがディアナカウンターの整備員に徹夜で調達・改造させた機体。媒体によって「カプル改」「コレン専用カプル」とも表記される。

カラーリングが赤色になっている他、『∀』最終話では頭部ハッチにブレードアンテナが追加された。右手部はウォドムの手に換装されており、ロケットパンチとして使用することが可能である。ロケットパンチ後の手はボルジャーノンのものが使われている。ディアナの元へ再合流したコレンには当初ハリーから親衛隊の高性能機、スモーの提供が提案されたが、コレンはなぜかこのコレンカプルをわざわざ用意させ、使用している。

通常のカプルから具体的にどのような強化が行われたか劇中では詳しく語られていないが、コレンの操縦技術の高さもあり、ギンガナム軍のマヒローバンデットを相手に空戦で圧倒する活躍を見せた。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

∀ガンダム
第49話から登場。黒歴史を生き残ったコレンの実力もあり、初戦から空中戦をこなし、カプル乗りの先輩格であるソシエメシェーを驚愕させた。最終回の戦闘においては、互いに月光蝶を発動した事で金縛り状態に陥った∀ガンダムとターンXに単身突撃し、月光蝶の余波により撃墜されるも金縛りを解く事に成功し黒歴史の再来を防いだ。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

特殊機能[編集 | ソースを編集]

ケーブル
第50話で2機のカプル(ソシエ機・メシェー機)に接続し、同機を推進器として使用した。

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

アイアンネイル
左腕部のクロー。
ミサイルポッド
胸部にロケット弾を搭載している。
レーザービーム
頭部に内蔵されている。
ソニックブラスト
腹部に内蔵されている。
ハンドガン
左腕部に固定して使用する射撃兵装。
ミンチドリル
本来は採掘用の重機だがコレンは武器として使っている。イーゲルから引き継がれたもの。
ロケットパンチ
ブースターが内蔵された右手の大型マニピュレーターを射出して攻撃する。スーパーロボット物のように自動では戻らないため、射出後は自力で拾う必要がある。
なお、「ロケットパンチ」の名称については監督自ら修正コンテに書いたとか[1]

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

ターンX
『∀』第50話(最終回)より。ロストマウンテンの最終決戦において互いの共鳴から膠着状態に陥り、制御不能となった∀ガンダムターンX。このままでは月光蝶の無制御散布によって地上の大規模破壊も免れないと思われたそのとき、ソシエとメシェーのカプルを追加ブースター代わりに飛翔したコレンカプルが横入りする。ギンガナムの援護に向かってきたメリーベルのバンデットをミンチドリルで迎撃、ターンXに対してミサイル斉射とロケットパンチを見舞うものの月光蝶によって機体を裂かれ、∀なら黒歴史を防ぎ新たな時代を開けると信じ絶叫するコレン諸共に爆散した。なお直後に∀ガンダムとターンXは膠着状態を脱している。

関連機体[編集 | ソースを編集]

カプル
原型機。
ウォドム
ロケットパンチに使用する手の流用元。『∀』第5話でポゥ機が∀ガンダムの手刀で右手首を破壊・回収されており、これを流用した可能性も考えられる。
ボルジャーノン
ロケットパンチの下のマニピュレーターはこの機体のものである。
イーゲル
コレンの以前の搭乗機。ミンチドリルとカラーリングが本機へ引き継がれている。
シャア専用ザクII
赤い塗装、ブレードアンテナ、カプル二機による三倍の出力の実現など、恐らく自家パロディ元と思われる。もしコレンがカプルではなくボルジャーノンを選んでいたら、と考えてみるのも一興か。

余談 [編集 | ソースを編集]

  • シャア専用機を彷彿とさせる本機であるが、その製作過程にはスタッフ間の悪ノリがあったとかないとか…
  • 最終回で頭部に角が追加された事についても、最終回で唐突に決まったのが理由らしい。

商品情報[編集 | ソースを編集]

フィギュア [編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]