水中実験機
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水中実験機 | |
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登場作品 | |
デザイナー | 大河原邦男 |
スペック | |
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分類 | 水陸両用モビルスーツ |
型式番号 | MSM-02 |
頭頂高 | 17.7m |
本体重量 | 58.3t |
全備重量 | 95.4t |
ジェネレーター出力 | 1,370kW |
スラスター総推力 | 61,400kg |
装甲材質 | チタン・セラミック複合材 |
センサー有効半径 | 3,150m |
開発組織 | ツィマット社 |
所属 | ジオン公国軍 |
概要[編集 | ソースを編集]
ツィマット社がザク・マリンタイプのデータを基に開発した水陸両用モビルスーツ。
水抵抗を減らすよう設計された機体形状に加え、ハイドロジェットを装備。これによって水中での運動性をザク・マリンタイプより10~20%向上させる事に成功している。
しかし、それでも軍の要求値は満たせず、さらに陸上での機動性は極めて悪く、冷却用タンクの冷却水に限りがあるせいで稼働時間が限られていたため、量産化が見送られている。そのため、水陸両用を目指すあまり両面の良さを消し合ってしまったという評価をつけられてしまった。
本機のジェネレータはドムで搭載予定だった物にさらに手を加え出力を向上させた物を使用しており、水冷システムによりジェネレータ出力を宇宙用の物よりも向上させる事に成功。これにより、本機以降の水陸両用モビルスーツにビーム兵器が搭載される事となった。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- MSV
- 文字設定の初出。ザク・マリンタイプのガンプラ旧キット説明書などに本機の形式番号が、書籍「MSバリエーション ハンドブック」には加えて武装や開発経緯に関する記述が見られる。この段階ではMSM-03と共に先行機が少数生産され、03がゴッグとして承認されるのに伴い生産中止、ゴッグへ生産ラインを譲ったという設定になっている。
- M-MSV
- 出典元。デザインと機体設定が新たに設定された。
- アッガイ博士
- 機動戦士ガンダム バトルオペレーション Code Fairy (漫画版)
- 第7話でアルマがグラブロ試作水中ビット搭載型のシミュレーションを行うシーンでシミュレーター上の標的として登場。
- 機動戦士ガンダムF90クラスター
- 第3話のイヴァル達が地下水道を移動するシーンにおいて、プロトタイプゴッグ共々、放棄されている機体が1コマだけ描かれている。わざわざ火星まで運び込んだのか、はたまた初期の水陸両用MSに至るまでリファイン化しようとした者がいるのだろうか…?(無粋な話、単にネタとして描かれたものと思われる)
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- ミサイルランチャー
- 肩部上部に搭載。
- 対艦・対空ミサイル
- バックパック背面に発射口を4基搭載。
- 腕部バルカン砲
- 6連装のバルカン砲を腕部に内蔵。
- 収納式70mmバルカン砲
- バックパック上部左右に1基ずつ収納。
その他 [編集 | ソースを編集]
- キアM-23 メガ粒子砲
- 書籍「MSバリエーション ハンドブック」の水中用ザクの説明文の中、本機とMSM-03に関する記述の中に見られる武装。ゴッグの主兵装で総重量38.7t。ただ「両者ともに固定武装しかもたず、総重量三八・七トンにもおよぶ、キアM-23 メガ粒子砲が搭載されていた」と、本機とMSM-03をひっくるめて説明しているため、本機に搭載されているかが曖昧な記述となっている。このMSV設定でのメガ粒子砲に関する記述を踏まえてか、「Gジェネシリーズ」(Fなど)では「ビーム兵器の搭載も間に合わなかった」との記述がある。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
- ザク・マリンタイプ
- 水陸両用モビルスーツの1番目の試作機。運用データが本機の開発に活かされた。
- プロトタイプゴッグ
- 本機の競作機である水陸両用モビルスーツ。
- ドム
- ジェネレータが本機に改良された上で転用された。