グランパス
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グランパス | |
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登場作品 | 機動戦士クロスボーン・ガンダム LOVE&PIECE |
デザイナー |
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スペック | |
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分類 | 試作型モビルスーツ |
生産形態 | 実験機 |
型式番号 | JMS-T02 |
主動力 | 熱核融合炉 |
開発組織 | 木星共和国 |
所属 | 木星共和国 |
乗員人数 | 2名 |
主なパイロット |
概要[編集 | ソースを編集]
木星共和国がミノフスキードライブ「ファータモガーナ・フォーゲル」の検証実験を目的に開発した機体。設計としてはJMSXシリーズを多分に引き継ぐものの、実験機であるため開発ナンバーは「T (トライアル)」となる。
クロスボーン・ガンダムに再度ファントムを掛け合わせたような構造が採用されており、航行速度追求のためにコア・ファイターと全身にミノフスキードライブとIフィールド発生器が搭載されている。ただ本機は実験機であるため全く戦闘を想定しておらず、一応防御用のビーム・シールドは装備しているものの装甲は戦闘に耐え得る物ではなく、武装は何も持たない。目を引くスモークブラックの半透明装甲は、加速時に内部で不具合が生じた場合に直接目視確認できるようにするための物で、正面装甲もそれに由来する。また、乗り降りはコア・ファイターを介してのみ可能であり、前面にハッチは設けられていない。
ミノフスキードライブはいずれにせよ、地球圏から遠く離れた木星には必須の技術である。冷却問題は地球圏より技術供与があったことで宇宙世紀0171年までの1年の間にほぼ解決したと伝えられており、現在は加速と航続距離の実験中である。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士クロスボーン・ガンダム LOVE&PIECE
- 初登場作品。第9片からニコル・ドゥガチとイオの機体として登場し、実験中にタカ派のX-14による襲撃を受けた。5度の襲撃を退けるが、これ以上は体力の限界と判断し、6度目の襲撃で攻撃に転じた。バスター・ランチャーにより左腕を破壊されるものの、攻撃を耐えきって接近し、頭部に形成したビーム・サーベルで撃墜した。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能[編集 | ソースを編集]
- コアブロックシステム
- バックパックとコックピットブロックを分離する脱出システム。クロスボーン・ガンダムの構造を踏襲しており、コア・ファイターはX-12に近い仕様となっている。コア・ファイターは戦闘を想定していないため本体と同様に非武装で、実験のためにメインとサブで役割分担する複座式である。
- ファータモガーナ・フォーゲル
- 機体各部とバックパックに搭載されたミノフスキードライブユニット。X-12と同様の推進ユニットだが、冷却問題が解決したことで長時間の運用が可能となった。また機体各部にも搭載されたことで推進力も向上している。放出される光の翼を絞り込むことでビーム・サーベルとしても使用可能だが、想定された使用法ではないとされる。
- Iフィールド発生器
- ミノフスキードライブの制御用に全身に組み込まれたIフィールド発生器。ファントムの物と同様にビーム攻撃に対する高い防御力も発揮する。推進時には推進器周りの後部に厚く展開され、前面には薄く展開される。そのため前面へのビーム攻撃は充分に防ぐことはできない。
- フェイスオープン
- フェイスマスク部装甲を上下に展開し、ダクトを露出させることで強制排熱を行う冷却機構。クロスボーン・ガンダムと同様の機構で、ミノフスキードライブ稼働時に必要に応じて展開される。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- ビーム・シールド
- 両腕部に装備されたビーム・シールド。通常は折り畳まれた状態でミノフスキードライブユニットとして機能しており、ビーム・シールドとして使用する際に展開される。折り畳んだ状態でビームを絞り込むことで、他の部位と同じくビーム・サーベルとして使用可能。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
- クロスボーン・ガンダムX-11 / X-12 / クロスボーン・ガンダムX-13 / X-14
- 本機の設計のベースとなったJMSXシリーズの機体。
- ファントム
- 木星共和国が開発したミノフスキードライブ搭載機。本機に設計の一部が引き継がれている。