ヘルプ・ヘイデン
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ヘルプ・ヘイデン | |
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外国語表記 | Help Hayden |
登場作品 | 機動戦士ガンダムF90FF |
デザイナー | 金世俊 |
プロフィール | |
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種族 | 人間 |
性別 | 男 |
生年月日 | 宇宙世紀0068年頃 |
年齢 | 44歳 → 47歳 → 54歳 |
職業 | 整備長 → 情報局員 |
所属 | サナリィ → 地球連邦軍 |
所属部隊 | 第13実験戦団チームB → ファステスト・フォーミュラ → 情報局 |
概要[編集 | ソースを編集]
地球連邦軍第13実験戦団チームBの整備長を務めるサナリィ職員。
ガンダムF90 2号機のテストや整備を行いながら暇を見てF90 2号機のテストパイロットであるパッツィ・アンゲリカの息子リヴ・アンゲリカにシミュレータでMS操縦を教えていた。
チームB解散後はファステスト・フォーミュラでメカニックを担当。トリムールティ事変後にFF隊の存在が抹消された後は地球連邦軍の情報局に転属し、FF隊にまつわる情報を隠滅するために動いており、宇宙世紀0122年の第二次オールズモビル戦役時にはエイブラム隊に同行している。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダムF90FF
- 初登場作品。リヴに対しては父親代わり、或いは歳の離れた親友として気さくに接していたが、リヴがガンダムF90-Nタイプパイロットになると、それに苦悩する様子を見せた。情報部転属後はその経緯からF90を憎悪する素振りを見せるが、一方で持ち前の知識からベルフ・スクレットの窮地を救い、彼に機密情報を見せるなど、次第にその態度を軟化させていった。
人間関係[編集 | ソースを編集]
地球連邦軍[編集 | ソースを編集]
- パッツィ・アンゲリカ
- 第13実験戦団チームBのテストパイロット。
- リヴ・アンゲリカ(ディル・ライダー)
- パッツィの息子。シミュレータでMS操縦を教えていたが、これがリヴの運命を大きく変えることになってしまい、当人はそのことを後年まで悔やんでいた。
- ベルフ・スクレット
- UC0122年におけるF90のパイロット。当初はリヴ達の悲運を知る者としてベルフに対し敵意を露にしていたが、F90やこれまでのパイロットに対する彼の情熱に触れていく内に次第に態度が軟化。ぶっきらぼうな態度に変わりはないものの、後にリヴがいた証としてFF隊の戦闘記録の情報を見せた。
サナリィ[編集 | ソースを編集]
- ジョブ・ジョン
- F90の開発者。彼の決定でリヴがNタイプのパイロット候補に選ばれていたことに戦慄する。試製ミノフスキー・ドライブの試験中に事故が発生した際には、マシンのスペックに注視するのみで人命を鑑みない彼に殴りかかっている。
名台詞[編集 | ソースを編集]
U.C.0112~0116[編集 | ソースを編集]
- 「スポンジが水を吸うみたいにリヴはMSの扱い方を吸収していく そいつが俺のメカマン魂に火をつけちまってな」
- 第8話。リヴをF90に乗せた一件について、パッツィにこう弁明する。パッツィは「頭を冷やすべき」と怒りを顕にしているが、リヴの出自を考えれば当然の反応と言えた。
- 「あんたはいつも… マシーンのスペックばかり気にかけて…」
「まずはパイロットの心配が先だろう!!子供が乗っているんだぞ!!!」 - 第29話。試製ミノフスキー・ドライブのテストでディルが一時行方不明になった際に、激情とともにジョブへ殴りかかる。ジョブ自身も、直後に「あなたの言う通り」と自らの非を認めている。
- 「…馬鹿野郎 何がF90が好きなんだな だ」
「俺ははただお前たち母子が幸せであればと」
「ただ――― それだけで――」 - 第38話。ディルの出撃前の言葉に対して。
- 「どうしていつもこうなるんだよ!」
「お前はただのゲームとMSが好きで母ちゃんが大好きなクソガキだろ!? どうしていつもお前の命に大勢の命がかかるんだよ!」
「天罰というならあいつが何かしたのかよ! 神様ってのはそんなに懐が狭いのかよっ」
「答えろよ!! 神様ッ!!!」 - 第46話。トリムールティの暴走を止めようとするディルの様子を見て。
U.C.0122[編集 | ソースを編集]
- 「貴様は ただのテロ野郎だ」
- PrologueII。ファステスト・フォーミュラの話題を出したオールズモビルの捕虜に対して頭を掴み顔面を机に叩きつける。
- 「お前が口の軽い奴で助かったぜ」
「あの部隊を知る人間は誰であろうと逃がしはしない」 - その後、捕虜に対して放った言葉。
- 「ちっ 二度と 俺に思い出させないでくれ…」
- 部屋からの退出時に一人呟く。彼とFF隊に何があったのか、この時点では読者はまだ知る由はなかった。
- 「噂話を聞いたんだろうが…… 俺は勘のいい奴が嫌いなんだよ 少尉」
- PrologueIV。ベルフがFF隊とヘルプに関係があったのではという発言をした後彼の胸倉を掴みながら。
- 「…F90のことが好き…だと…? あいつと同じようなこと言いやがって…」
- PrologueV。出撃前のベルフの言葉からかつてのF90パイロットの少年を思い出す。読者がその意味を知るのはもう少し後になってからであった。
- 「…あいつは不幸な奴だったよ ただのクソガキのままだったら幸せだったのに」
「ガンダムに乗っちまったから不幸になっちまった」
「そしてあいつを"ガンダム"に乗せたのは 俺だ」 - Intermission。ベルフの「ヘルプさんの知っているパイロット」についての質問に対する答え。
- 「けどな あいつは純粋でまっすぐで…一生懸命生きたんだ」
「お前が同じ…最後のF90パイロットだっていうのなら そういう奴がいたってことを覚えておくのもいいかもな…」 - その後、最後のF90パイロットになるであろう彼に今まで見れなかった戦闘記録を解放する。しかし、物事はヘルプの想定通りに行かないのか、F90にはもう2人乗ることになった(大規模改修機を含めるとさらにもう1人いる)。
- リヴ…不思議なもんだな お前の生きた記録はもう何処にも残っていないのに
お前の生きた証しが 宇宙を駆ける
新たな歴史を 紡ぐ為に - Epilogue。壊れたホロディスク(恐らくアフリカで発見されたF90の3号機から回収したもの)を片手に持ち、宇宙を駆けるガンダムF91を見ながらの独白。
搭乗機体・関連機体[編集 | ソースを編集]
- ガンダムF90
- チームB時代から長らく関わっている機体。