オペレーション・メテオ

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オペレーション・メテオ (Operations Meteor) 

アフターコロニー195年4月7日に地球圏統一連合に反発するスペースコロニー独立派が行った反抗作戦。「M作戦」とも呼ばれる。

月軌道に至る宇宙を支配下に置く連合と、それに多大な影響を与えるロームフェラ財団、そして財団傘下の軍事秘密結社OZは長年、スペースコロニーに軍事的圧力を加え、隷属的立場に置いていた。コレに対して、コロニー勢力は独立運動を展開したが、指導者ヒイロ・ユイの暗殺によってその道を阻まれた。そうした中、過激化したコロニー独立派は暗殺に関わったOZとロームフェラを諸悪の根源とみなし、報復的側面を持つ地球侵攻作戦を画策。これがオペレーション・メテオである。

5機のモビルスーツガンダム」を流星に偽装して地球へ送り込み、OZを撲滅する事を目的に実施された。当初は各ガンダムのパイロットは他のガンダムの存在を知らされておらず[1]、各個にOZや連合軍基地を襲撃していた。

一方、OZ総帥トレーズ・クシュリナーダはオペレーション・メテオの情報を事前に察知しており、ガンダムによる状況の混乱を利用し、「オペレーション・デイブレイク」を発動させ、連合によるクーデターを実行。その結果連合は瓦解し、OZとロームフェラを中核とした支配体制が確立。その後のガンダムの敗走とOZのコロニー懐柔政策もあって、作戦は事実上失敗に終わり、残されたガンダムパイロット達は独自の行動を取るようになった。

なお、オペレーション・メテオは、デキム・バートンが立案した作戦であり、地球へのコロニー落としと、ガンダムによる地球降下・制圧という複数の段階を踏む形で構成されていた。しかし、コロニー落下による被害や報復的要素が大きすぎる事と、事実上の地球侵略作戦であった事が仇となり、現場の判断で作戦内容が変更された。

登場作品 

新機動戦記ガンダムW
初出作品。物語の開始と共に決行され、5機のガンダムとそのパイロットが地球へと送り込まれた。各ガンダムは統率された意思の下に行動しておらず、これを開発した5人の科学者が偶然にも同じタイミングでガンダムを地球へ降下させていた事がその後明かされている。
新機動戦記ガンダムW Endless Waltz
デキム・バートンの企図した本来のオペレーション・メテオの概要が作中で語られた。

リンク

脚注

  1. ガンダムを開発した5人の科学者はそれぞれ個別の思惑を以てガンダムを地球へ送り込んでおり、そもそも統率されていた訳ではない。