「グフカスタム」の版間の差分

提供: ガンダムWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
20行目: 20行目:
 
ジオン地球侵攻の要として投入されたグフだったが、配備が進むにつれ、白兵戦を重視したコンセプトのため攻撃範囲が狭い、また白兵戦を想定してのバルカンの固定武装化が災いし、汎用性に欠けるなど前線での運用に不便な点が浮上した。  
 
ジオン地球侵攻の要として投入されたグフだったが、配備が進むにつれ、白兵戦を重視したコンセプトのため攻撃範囲が狭い、また白兵戦を想定してのバルカンの固定武装化が災いし、汎用性に欠けるなど前線での運用に不便な点が浮上した。  
 
そこでグフを全面的に見直し、固定武装を廃して射撃武装を着脱式とし中近距離射撃能力を向上させた機体として再設計した機体がグフカスタムである。  
 
そこでグフを全面的に見直し、固定武装を廃して射撃武装を着脱式とし中近距離射撃能力を向上させた機体として再設計した機体がグフカスタムである。  
開発には[[グフフライトタイプ]]と同じパーツを用いて行われたとも言われ、外観にも共通点が多く見られる。  
+
開発には[[グフフライトタイプ]]と同じパーツを用いて行われたとも言われ、外観にも共通点が多く見られる。 元々の機体性能を活かし、特に機動性が非常に高くなっている。武装は多くないものの、スピードで翻弄しつつ下記の武装をトリッキーに使い分けることで非常に高いポテンシャルを秘めていることをうかがわせた。
  
  
35行目: 35行目:
 
<!-- :武装名:説明 -->
 
<!-- :武装名:説明 -->
 
;ヒートロッド
 
;ヒートロッド
:[[グフ]]シリーズの特徴的な装備の1つ。材質を強化しワイヤー型とすることで小型化し射程距離を延長(最長17.5m)、それに伴い溶断機能を廃し放電のみとし、先端を鈎爪(アンカー)状としている。
+
:[[グフ]]シリーズの特徴的な装備の1つ。材質を強化しワイヤー型とすることで小型化し射程距離を延長(最長17.5m)、それに伴い溶断機能を廃し放電のみとし、先端を鈎爪(アンカー)状としている。08小隊との死闘で、ノリスはこのヒートロッドを攻守に使い分け、さらに移動や武器を引き寄せるなど多くの用途い用い、6対1という戦力差をものともせず、小隊を大いに苦しめた。
 
;3連装35mmガトリング砲
 
;3連装35mmガトリング砲
 
:左手のフィンガーバルカンに代わって装備された射撃武器。シールドのハードポイントも兼ねており、ヒートサーベルと同様、近距離の敵に対して無類の強さを発揮する。この武装の為に左手は通常のマニピュレーターとなり、右手と同じ柔軟な動きが可能となった。
 
:左手のフィンガーバルカンに代わって装備された射撃武器。シールドのハードポイントも兼ねており、ヒートサーベルと同様、近距離の敵に対して無類の強さを発揮する。この武装の為に左手は通常のマニピュレーターとなり、右手と同じ柔軟な動きが可能となった。
 
;ヒートサーベル
 
;ヒートサーベル
:小型化されたシールドの裏に装備された実体剣。伸縮型であったグフ本来のサーベルとは異なり、最初から剣の形をしている。
+
:小型化されたシールドの裏に装備された実体剣。伸縮型であったグフ本来のサーベルとは異なり、最初から剣の形をしている。本来は高熱を発して用いるが、劇中でノリスは装甲の薄い部分や接合部を狙うなどして、発熱までのタイムラグやエネルギー消耗を避け、そのまま攻撃に用いた。
 
;6銃身75mmガトリング砲
 
;6銃身75mmガトリング砲
:本機のシールドに直付けされた中距離用のガトリング砲。グフが本来不利としていた中距離戦闘能力を向上させるための武装で、射撃武器としては高い威力を発揮する。またこの武器は任意でのパージが可能で、弾切れなどデッドウェイトになる時は排除する事が可能。
+
:本機のシールドに直付けされた中距離用のガトリング砲。グフが本来不利としていた中距離戦闘能力を向上させるための武装で、射撃武器としては高い威力を発揮する。またこの武器は任意でのパージが可能で、弾切れなどデッドウェイトになる時は銃身のみを排除する事ができる。ただし、シールドに取り付ける形状のため、取り回しはあまり良いほうではなかった模様。そのため劇中では突撃に使用し、接近戦に持ち込んだらすぐパージするような使い方をされている。
  
  

2014年6月7日 (土) 22:14時点における版

MS-07B3 グフカスタム(GOUF CUSTOM)

ジオン軍が開発した量産型モビルスーツグフをジオン本国で再設計した機体。

ジオン地球侵攻の要として投入されたグフだったが、配備が進むにつれ、白兵戦を重視したコンセプトのため攻撃範囲が狭い、また白兵戦を想定してのバルカンの固定武装化が災いし、汎用性に欠けるなど前線での運用に不便な点が浮上した。 そこでグフを全面的に見直し、固定武装を廃して射撃武装を着脱式とし中近距離射撃能力を向上させた機体として再設計した機体がグフカスタムである。 開発にはグフフライトタイプと同じパーツを用いて行われたとも言われ、外観にも共通点が多く見られる。 元々の機体性能を活かし、特に機動性が非常に高くなっている。武装は多くないものの、スピードで翻弄しつつ下記の武装をトリッキーに使い分けることで非常に高いポテンシャルを秘めていることをうかがわせた。


登場作品と操縦者

機動戦士ガンダム 第08MS小隊
劇中ではノリス・パッカード大佐の専用機として登場。戦局が悪化する中で、ザンジバル級ケルゲレンの脱出を援護するためにノリスが単騎で出撃。陸戦型ガンダム2機とガンダムEz-8を相手に鬼神の如き戦いで圧倒した。

装備・機能

武装・必殺攻撃

ヒートロッド
グフシリーズの特徴的な装備の1つ。材質を強化しワイヤー型とすることで小型化し射程距離を延長(最長17.5m)、それに伴い溶断機能を廃し放電のみとし、先端を鈎爪(アンカー)状としている。08小隊との死闘で、ノリスはこのヒートロッドを攻守に使い分け、さらに移動や武器を引き寄せるなど多くの用途い用い、6対1という戦力差をものともせず、小隊を大いに苦しめた。
3連装35mmガトリング砲
左手のフィンガーバルカンに代わって装備された射撃武器。シールドのハードポイントも兼ねており、ヒートサーベルと同様、近距離の敵に対して無類の強さを発揮する。この武装の為に左手は通常のマニピュレーターとなり、右手と同じ柔軟な動きが可能となった。
ヒートサーベル
小型化されたシールドの裏に装備された実体剣。伸縮型であったグフ本来のサーベルとは異なり、最初から剣の形をしている。本来は高熱を発して用いるが、劇中でノリスは装甲の薄い部分や接合部を狙うなどして、発熱までのタイムラグやエネルギー消耗を避け、そのまま攻撃に用いた。
6銃身75mmガトリング砲
本機のシールドに直付けされた中距離用のガトリング砲。グフが本来不利としていた中距離戦闘能力を向上させるための武装で、射撃武器としては高い威力を発揮する。またこの武器は任意でのパージが可能で、弾切れなどデッドウェイトになる時は銃身のみを排除する事ができる。ただし、シールドに取り付ける形状のため、取り回しはあまり良いほうではなかった模様。そのため劇中では突撃に使用し、接近戦に持ち込んだらすぐパージするような使い方をされている。


対決・名場面

ガンダムEz-8

関連機体

グフ
グフフライトタイプ