「ザク強行偵察型」の版間の差分

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== MS-06E ザク強行偵察型(Recon Type Zaku) ==
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*デザイナー:大河原邦男
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| 外国語表記 = Recon Type Zaku<!-- 公式名を優先とします。 -->
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*全備重量:76.2t
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== 概要 ==
 
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[[ザクII]]をベースに開発された機体。情報収集能力と機動性を高めるために、頭部のモノアイが複合式に改良され、ランドセルが改良されている。機体の各部にセンサーが内蔵されており、武装は基本的に装備しない。
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[[ザクII]]の機動性能を活かし、戦略偵察機として転用する目的で開発された[[モビルスーツ]]。他と比較して装甲が薄くされた訳でもなく、ユニット化された探知システムを装着したマイナーチェンジ型という性格が強い<ref>探知システムを簡略化して交換性を高めたのは、戦闘状態に突入した際の即時武装化に軍部の意向による所が大きい。</ref>。しかし、試作機のロールアウトした時点ではその意を多少曲げて、死角から徐々に軽量化が図られている。
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頭部のモノアイが大口径の高精度・複合型に換装され、上面への可動も可能になった。シールドとスパイクアーマーは取り外され、代わりに両肩カメラユニットを設置。更に腰の関節ユニットを前方延長してカメラを収納している。
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ランドセルもS型用のロケットエンジンをボブアップした改良型が搭載されている。機体内部の燃料搭載スペースが10%増加され、胸部左右には緊急離脱用ロケットが装着されている。
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広範囲の偵察用として一般部隊に配備されたが、特殊任務用として機動力と探知システムの性能向上を測った[[ザク・フリッパー]]が開発された他、[[ザクI・スナイパータイプ]]にも本機のモノアイが転用されている。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
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:出典作品。
 
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;[[機動戦士Ζガンダム]]
 
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:第10話で登場。[[アンマン]]への攻撃の際、岩陰から攻撃座標のデータを[[アレキサンドリア]]へ送っていた。最終的に[[百式]]に発見され、コックピットを破壊されている。
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:戦後に[[地球連邦軍_(UC)|連邦軍]]に接収され、全天周モニター・リニアシートへの換装、シールド用ラッチの増設といった近代化改修が行われ、[[ティターンズ]]などで運用された。
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:第10話に登場し[[アンマン]]への攻撃の際、岩陰から攻撃座標のデータを[[アレキサンドリア]]へ送ったが、最終的に[[百式]]に発見され、コックピットを破壊されている。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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:見た目は兵器に見えるが、偵察用のカメラである。
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:偵察用の携行式カメラ。形式番号CE-16TX。
 
;ザク・マシンガン
 
;ザク・マシンガン
 
:ドラムマガジン式の120mmマシンガン。戦力不足のため一部の部隊では装備している。
 
:ドラムマガジン式の120mmマシンガン。戦力不足のため一部の部隊では装備している。
 
;シールド
 
;シールド
:ティターンズの機体が装備している[[ハイザック]]用のシールド。
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:[[ハイザック]]用のシールド。連邦に接収された機体はこれを装備する為のラッチが増設されている。
  
 
== 対決・名場面 ==
 
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:原型機。C型とF型のどちらかとされる。『MS IGLOO -黙示録0079-』第2話には黒塗りの機体が登場し、[[地球連邦軍 (UC)|連邦軍]]に占拠された[[ソロモン]]の強行偵察を行っている。
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:原型機。C型とF型のどちらかがベースとされる。『MS IGLOO -黙示録0079-』第2話には黒塗りの機体が登場し、[[地球連邦軍 (UC)|連邦軍]]に占拠された[[ソロモン]]に強行偵察を行っている。
 
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;ザクE・バズノーズ
 
:背部に中距離航行用ブースターを装備した機体。
 
:背部に中距離航行用ブースターを装備した機体。
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2019年6月2日 (日) 08:40時点における版

ザク強行偵察型
外国語表記 Recon Type Zaku
登場作品 MSV 機動戦士Ζガンダム
デザイン 大河原邦男
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スペック
分類 偵察用量産型モビルスーツ
型式番号 MS-06E
頭頂高 17.7m
本体重量 60.4t
全備重量 76.2t
主動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 951kw
スラスター総推力 53,750kg
センサー有効半径 3,200m
開発組織 ジオン公国軍
所属 ジオン公国軍/ティターンズ
テンプレートを表示

概要

ザクIIの機動性能を活かし、戦略偵察機として転用する目的で開発されたモビルスーツ。他と比較して装甲が薄くされた訳でもなく、ユニット化された探知システムを装着したマイナーチェンジ型という性格が強い[1]。しかし、試作機のロールアウトした時点ではその意を多少曲げて、死角から徐々に軽量化が図られている。

頭部のモノアイが大口径の高精度・複合型に換装され、上面への可動も可能になった。シールドとスパイクアーマーは取り外され、代わりに両肩カメラユニットを設置。更に腰の関節ユニットを前方延長してカメラを収納している。 ランドセルもS型用のロケットエンジンをボブアップした改良型が搭載されている。機体内部の燃料搭載スペースが10%増加され、胸部左右には緊急離脱用ロケットが装着されている。

広範囲の偵察用として一般部隊に配備されたが、特殊任務用として機動力と探知システムの性能向上を測ったザク・フリッパーが開発された他、ザクI・スナイパータイプにも本機のモノアイが転用されている。

登場作品と操縦者

MSV
出典作品。
機動戦士Ζガンダム
戦後に連邦軍に接収され、全天周モニター・リニアシートへの換装、シールド用ラッチの増設といった近代化改修が行われ、ティターンズなどで運用された。
第10話に登場しアンマンへの攻撃の際、岩陰から攻撃座標のデータをアレキサンドリアへ送ったが、最終的に百式に発見され、コックピットを破壊されている。

装備・機能

武装・必殺攻撃

カメラ・ガン
偵察用の携行式カメラ。形式番号CE-16TX。
ザク・マシンガン
ドラムマガジン式の120mmマシンガン。戦力不足のため一部の部隊では装備している。
シールド
ハイザック用のシールド。連邦に接収された機体はこれを装備する為のラッチが増設されている。

対決・名場面

関連機体

ザクII
原型機。C型とF型のどちらかがベースとされる。『MS IGLOO -黙示録0079-』第2話には黒塗りの機体が登場し、連邦軍に占拠されたソロモンに強行偵察を行っている。
ザクE・バズノーズ
背部に中距離航行用ブースターを装備した機体。
ザクフリッパー
本機を改良した機体。
ザクI・スナイパータイプ
本機のモノアイが転用されている。

商品情報

脚注

  1. 探知システムを簡略化して交換性を高めたのは、戦闘状態に突入した際の即時武装化に軍部の意向による所が大きい。

リンク


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