「タイラント・ソード」の版間の差分

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== SX・NFR-01SES タイラント(Tyrant) ==
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== SX・NFR-01SES タイラント・ソード(TYRANT SWORD) ==
  
*登場作品:[[TYRANT SWORD of NEOFALIA]]
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*型式番号:SX・NFR-01SES
*デザイナー:[[藤田一己]]
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*本体重量:52.6t
*分類:試作型[[ソード]]
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*全備重量:82.3t
*全高:不明
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*ジェネレータ出力:不明、Zガンダム型の5倍以上と推定される
*重量:不明
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*メインスラスター:SEドライブ・スラスター/3基
*出力:不明
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*バーニアスラスター:熱核反応ペレット/6基
*装甲材質:[[ガンダムリウム合金|ガンダリウムγ]](推定)
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*機体構造:複合型オープンモノコック・アクティブコンポジット
*主動力:[[SEシステム|SEドライブ]]
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*装甲形式:多層成形アクティブ・スペースドアーマー
*開発組織:[[アナハイム・エレクトロニクス社]]13開発局ネオ・ファリア
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*武装:SEジェネレータ式ビームキャノン
*主なパイロット:[[キース・マクレガー]]
+
*搭乗者:キース・マクレガー
  
アナザーストーリー「[[TYRANT SWORD of NEOFALIA]]」の主役機。<br />[[ネモ・ソード改]]を経て、蓄積された[[SEシステム]]のデータを元にこれを最大限に生かす為に開発された試作機である。
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[[月刊ホビージャパン]]の連載企画「[[TYRANT SWORD of NEOFALIA]]」の主役機。
  
本機の名称に付く[[ソード]]は本来機体のカテゴリーを表すものであり、同カテゴリーの兵器が一般化されていなかったが故のネーミングである(一般的な機体で表すなら、[[ザク]]・[[モビルスーツ]]という様なもの)。<br />その為、正確にはタイラントが本機の機体名であると言えるだろう。
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ソード(SWORD)の部分はMSと同じように、ロボットのカテゴリーを表している。タイラント・ソードの”タイラント”は機体のコードネームでネオファリアのスタッフは『これはMSじゃない!』という気持ちを込めて「”タイラント(は)ソード”」と呼ぶのだ。
  
基本的には、前述の通り[[SEシステム]]の最終試験の為に開発された機体であり、武装も手持ちのSEキャノンしか用意されていないが、この不安定な試験段階で、[[地球連邦軍]]の最新鋭[[MA]]3機を3分で撃破しており、実戦に置いても[[パプテマス・シロッコ]]駆る[[メッサーラ・ディノファウスト・ジュピター]]を撤退にまで追い込んでいる。
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本機の戦術思想は、高機動力を活かした格闘戦(ドッグファイト)。なので武装はSEジェネレータ式ビームキャノンしか装備していない。SCENE.3では[[ネオファリア]]の最新鋭[[MA]]3機をテストでわずか3分で撃破しており、SCENE.4の実戦に置いても[[パプテマス・シロッコ]]駆る[[メッサーラ・ディノファウスト・ジュピター]]を撤退にまで追い込んでいる。
  
これらの戦闘によって、至近距離からのメガビームの直撃にも耐え得るなど、システム自体の有効性が実際に証明されたが、同時に[[SEシステム|SEジェネレータ]]の出力の不安定さやシステム自体の不完全な面が露呈する結果となり、本機は本格的な戦闘を見越した[[タイラント・ソード改アグレス|アグレス]]へと改修される事となる。
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シロッコとの戦闘では背部に至近距離からの大口径メガ砲の直撃を食らうが、それをSEフィールドがバリアーになって大したダメージにはならなかった。
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改善点は[[SEシステム]]の不安定さなのである。そうしてタイラントは若干の仕様変更を余儀なくされ、「Z計画」MS用のビームサーベルとシールドを装備、AGタイプのSEジェネレータに換装した、[[タイラント・ソード改アグレス|アグレス]]へと改修される事となった。
  
更に詳細な本機の解説は、[[SEシステム|システム]]の解説と同義になる為、同項を参照されたし。
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== 登場作品 ==
 
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
 
;[[TYRANT SWORD of NEOFALIA]]
 
;[[TYRANT SWORD of NEOFALIA]]
:前期主役機。後に実戦型に改修される。
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: SCENE.3から登場。SCENE.4を実戦を行い、SCENE.5では、タイラント・ソード改 アグレスへパワーアップを果たす。
 
 
== 装備・機能 ==
 
  
=== 特殊機能 ===
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=== 機能 ===
 
;[[SEシステム]]
 
;[[SEシステム]]
:『SE』関連の各機構を有したオーパーツとしか言い様が無い革新的システム。
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:本機に搭載されたシステム。
  
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
;熱弾型SEキャノン
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; SEジェネレータ式ビームキャノン
:熱弾ビームキャノンなどとも呼ばれる。[[SEシステム|SEドライブ]]によって得られる圧倒的なエネルギーを元に『火球』を高速連射する兵器であり、一般的な[[ミノフスキー粒子]]のビームでは無いらしい。対象物に着弾するとエネルギーが解放され、内部から破壊するとされている。<br />光以外の熱量発散が殆ど無い宇宙空間なら未だしも、大気のある地球上などでは使用して欲しく無い武装である。
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: 新方式のソード型専用ビームキャノン、いわばビームマシンガン。熱弾ビーム砲で、高エネルギーの火球を高速発射するとも説明されるが、フォト・ストーリー中では「エネルギー弾」表記である。一つでも命中した場合、敵機の体内で解放されたエネルギー粒子が致命傷を与えるのである。しかし爆発までに、若干猶予があるのか[[メッサーラ・ディノファウスト・ジュピター]]は被弾部分をパージして難を逃れている。また[[ジュピトリス]]のような巨大戦艦では、何発かエネルギー弾が当たっても沈める事は出来なかった。
  
 
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
 
;対[[パプテマス・シロッコ]]
 
;対[[パプテマス・シロッコ]]
:影で勢力を広げつつある木星師団を牽制する為に送り込まれた本機は、[[パプテマス・シロッコ]]と交戦状態に突入する。圧倒的な技量差の前に直撃弾をもらうが、機体の性能差による力押しで何とかこれを退ける事に成功するのだった。…だが、それはスポンサーにとって予定外の出来事だったのだ。
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: 影で勢力を広げつつある木星師団を牽制する為、ジュピトリスを破壊する任務が下った本機は、[[パプテマス・シロッコ]]の[[メッサーラ・ディノファウスト・ジュピター]]と交戦、ドッグ・ファイトを始める。慢心していたキース、シロッコの性能差をカバーする技量の前に直撃弾をもらうが、機体の最大出力で再びドック・ファイトを行い勝利する。
  
 
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
 
;[[タイラント・ソード改アグレス]]
 
;[[タイラント・ソード改アグレス]]
:本機の実戦改修型。
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:本機に改良型SEジェネレータを始めとした、各種追加装備が施された機体。
 
;[[スレイヴ・ソード]]
 
;[[スレイヴ・ソード]]
:本機に随伴する事を念頭に置いたモビル・ファンネル。
+
: タイラントに随伴する無人機。[[ビット]]のように、タイラントのコクピットから思考制御で思うままにコントロール可能。
 
 
== 余談 ==
 
型式番号は、「SwordX(試作機)・NeoFaliaR-01SESystem」の意であると思われる。ネオ・ファリアの後に付くRが何を表しているかは不明。
 
 
 
== 商品情報 ==
 
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== 話題まとめ ==
 
<!-- *[[namazu:タイラント・ソード]] (全文検索結果) -->
 
 
 
== 資料リンク ==
 
<!-- *[[一覧:タイラント・ソード]] -->
 
 
 
== リンク ==
 
*[[登場メカ]]
 

2019年7月13日 (土) 07:11時点における版

SX・NFR-01SES タイラント・ソード(TYRANT SWORD)

  • 型式番号:SX・NFR-01SES
  • 本体重量:52.6t
  • 全備重量:82.3t
  • ジェネレータ出力:不明、Zガンダム型の5倍以上と推定される
  • メインスラスター:SEドライブ・スラスター/3基
  • バーニアスラスター:熱核反応ペレット/6基
  • 機体構造:複合型オープンモノコック・アクティブコンポジット
  • 装甲形式:多層成形アクティブ・スペースドアーマー
  • 武装:SEジェネレータ式ビームキャノン
  • 搭乗者:キース・マクレガー

月刊ホビージャパンの連載企画「TYRANT SWORD of NEOFALIA」の主役機。

ソード(SWORD)の部分はMSと同じように、ロボットのカテゴリーを表している。タイラント・ソードの”タイラント”は機体のコードネームでネオファリアのスタッフは『これはMSじゃない!』という気持ちを込めて「”タイラント(は)ソード”」と呼ぶのだ。

本機の戦術思想は、高機動力を活かした格闘戦(ドッグファイト)。なので武装はSEジェネレータ式ビームキャノンしか装備していない。SCENE.3ではネオファリアの最新鋭MA3機をテストでわずか3分で撃破しており、SCENE.4の実戦に置いてもパプテマス・シロッコ駆るメッサーラ・ディノファウスト・ジュピターを撤退にまで追い込んでいる。

シロッコとの戦闘では背部に至近距離からの大口径メガ砲の直撃を食らうが、それをSEフィールドがバリアーになって大したダメージにはならなかった。 改善点はSEシステムの不安定さなのである。そうしてタイラントは若干の仕様変更を余儀なくされ、「Z計画」MS用のビームサーベルとシールドを装備、AGタイプのSEジェネレータに換装した、アグレスへと改修される事となった。

登場作品

TYRANT SWORD of NEOFALIA
SCENE.3から登場。SCENE.4を実戦を行い、SCENE.5では、タイラント・ソード改 アグレスへパワーアップを果たす。

機能

SEシステム
本機に搭載されたシステム。

武装・必殺攻撃

SEジェネレータ式ビームキャノン
新方式のソード型専用ビームキャノン、いわばビームマシンガン。熱弾ビーム砲で、高エネルギーの火球を高速発射するとも説明されるが、フォト・ストーリー中では「エネルギー弾」表記である。一つでも命中した場合、敵機の体内で解放されたエネルギー粒子が致命傷を与えるのである。しかし爆発までに、若干猶予があるのかメッサーラ・ディノファウスト・ジュピターは被弾部分をパージして難を逃れている。またジュピトリスのような巨大戦艦では、何発かエネルギー弾が当たっても沈める事は出来なかった。

対決・名場面

パプテマス・シロッコ
影で勢力を広げつつある木星師団を牽制する為、ジュピトリスを破壊する任務が下った本機は、パプテマス・シロッコメッサーラ・ディノファウスト・ジュピターと交戦、ドッグ・ファイトを始める。慢心していたキース、シロッコの性能差をカバーする技量の前に直撃弾をもらうが、機体の最大出力で再びドック・ファイトを行い勝利する。

関連機体

タイラント・ソード改アグレス
本機に改良型SEジェネレータを始めとした、各種追加装備が施された機体。
スレイヴ・ソード
タイラントに随伴する無人機。ビットのように、タイラントのコクピットから思考制御で思うままにコントロール可能。