「ノエル・レイス」の版間の差分

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== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[キュクロープス]][[ファントムV2]]から得たデータを元に進めていた「ファントム量産化計画」によって開発された量産型[[ファントム]]。「黒い幽霊」の名の通り黒を基調としたカラーリングとなっている。
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[[キュクロープス]]が開発した量産型[[可変モビルスーツ]]
  
量産型ファントムの試作1号機である[[ブラン・ファントム]]での検証を元に開発されており、機体各部を簡略化することにより低コスト化に成功している。低コスト化を実現しながらも計画の最重要課題であったファントムの持つ推進力の再現もより高い次元で成功しており、その推進力はファントムやブラン・ファントムを超えて[[V2ガンダム]]の85%に到達している。また、ブラン・ファントムでは見送られていた可変機構も搭載されている。一方で推進システムの再現を最優先したために固定武装が搭載されておらず携行武装に頼るなど、推進システム以外の部分はファントムに劣る。ちなみに頭部のセンサーはキュクロープスに共通するセンサーとなっている。
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「ファントム量産化計画」によって開発された[[ファントム]]の量産型であり、[[ブラン・ファントム]]での検証を経て各部設計を簡略化した事で機体の低コスト化に成功した。同時に[[ミノフスキードライブ]]の性能向上にも成功しており、その推進力はファントムやブラン・ファントムを超えて[[V2ガンダム]]の85%に到達している。ただし、この性能は推進システムに限った話であり、その他の要素は著しく劣る。
  
最初に完成したのは3機で、残りの6機は時間の関係から飛行形態固定型の[[フライング・ノエル・レイス]]として組み立てられた。
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ファントムの欠点であった冷却系も改善されており、戦闘時間の問題も解決された。一方で推進システムの再現を最優先した結果、固定武装が搭載されておらず武装は携行火器に頼る必要がある。頭部のセンサーはキュクロープスに共通するセンサーとなっている。
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讃美の国との決戦に際して全9機が完成したが、可変機構を搭載した機体は3機のみ。残り6機は頭数を揃える為に可変機構をオミットした飛行形態固定型としてロールアウトしている。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
;[[機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST]]
 
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:特別編にて初登場。
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:特別編にて初登場。第41話で完成型3機がキュクロープスのニュータイプ(とされる)部隊によって運用され、フォントの指揮の下讃美の国との戦闘に用いられた。一方で飛行形態固定型は移送中に[[DUST計画]]の為に[[アッシュ・キング]]らによって強奪された。
  
 
== 装備・機能 ==
 
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;[[ミノフスキードライブ|ファントムライト]]
 
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:[[ファントム]]から引き続き搭載されている推進システム。その推進力はファントムを優に超える他、冷却系の解決により戦闘限界時間の問題も無くなっている。
 
:[[ファントム]]から引き続き搭載されている推進システム。その推進力はファントムを優に超える他、冷却系の解決により戦闘限界時間の問題も無くなっている。
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:ファントムライト制御のために全身に組み込まれている。
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;変形
 
;変形
:飛行形態に変形可能。
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:飛行形態に変形可能。飛行形態固定型ではオミットされている。
  
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
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== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
 
;[[ファントム]] / [[ファントムV2]]
 
;[[ファントム]] / [[ファントムV2]]
:ベース機。
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:ベース機。量産に際して大幅に構造を簡略化されたが、結果としてミノフスキードライブの性能向上に繋がった。
 
;[[ブラン・ファントム]]
 
;[[ブラン・ファントム]]
:量産型ファントムの試作1号機。
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:量産型ファントムの試作1号機。本機での検証を経てノエル・レイスが開発された。
 
<!-- == 余談 == -->
 
<!-- == 余談 == -->
 
<!-- *説明 -->
 
<!-- *説明 -->

2020年1月26日 (日) 07:38時点における版

ノエル・レイス
外国語表記 Noel Wraith
登場作品 機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST
デザイナー 長谷川裕一
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スペック
漢字表記 黒い幽霊
分類 量産型可変モビルスーツ
主動力 熱核融合炉
開発組織 キュクロープス
所属 キュクロープス
主なパイロット キュクロープス兵
テンプレートを表示

概要

キュクロープスが開発した量産型可変モビルスーツ

「ファントム量産化計画」によって開発されたファントムの量産型であり、ブラン・ファントムでの検証を経て各部設計を簡略化した事で機体の低コスト化に成功した。同時にミノフスキードライブの性能向上にも成功しており、その推進力はファントムやブラン・ファントムを超えてV2ガンダムの85%に到達している。ただし、この性能は推進システムに限った話であり、その他の要素は著しく劣る。

ファントムの欠点であった冷却系も改善されており、戦闘時間の問題も解決された。一方で推進システムの再現を最優先した結果、固定武装が搭載されておらず武装は携行火器に頼る必要がある。頭部のセンサーはキュクロープスに共通するセンサーとなっている。

讃美の国との決戦に際して全9機が完成したが、可変機構を搭載した機体は3機のみ。残り6機は頭数を揃える為に可変機構をオミットした飛行形態固定型としてロールアウトしている。

登場作品と操縦者

機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST
特別編にて初登場。第41話で完成型3機がキュクロープスのニュータイプ(とされる)部隊によって運用され、フォントの指揮の下讃美の国との戦闘に用いられた。一方で飛行形態固定型は移送中にDUST計画の為にアッシュ・キングらによって強奪された。

装備・機能

特殊機能

ファントムライト
ファントムから引き続き搭載されている推進システム。その推進力はファントムを優に超える他、冷却系の解決により戦闘限界時間の問題も無くなっている。
Iフィールド発生器
ファントムライト制御のために全身に組み込まれているIフィールド発生装置。
変形
飛行形態に変形可能。飛行形態固定型ではオミットされている。

武装・必殺攻撃

マシンガン
キュクロープス機共通のドラムマガジン式マシンガン。

対決・名場面

関連機体

ファントム / ファントムV2
ベース機。量産に際して大幅に構造を簡略化されたが、結果としてミノフスキードライブの性能向上に繋がった。
ブラン・ファントム
量産型ファントムの試作1号機。本機での検証を経てノエル・レイスが開発された。

商品情報

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