「高機動型ゲルググ (ユーマ・ライトニング中尉機)」の版間の差分

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| デザイナー = 大河原邦男
 
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| 主なパイロット = [[ユーマ・ライトニング]]
 
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[ジオン公国軍]]特別編成大隊[[キマイラ隊]]に所属する[[ユーマ・ライトニング]]専用の[[高機動型ゲルググ]]。装甲はユーマのパーソナルカラーであるライトブルーを基調に塗装されている。
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[[ジオン公国軍]]突撃機動軍特別編成大隊「[[キマイラ隊]]」に所属する[[ユーマ・ライトニング]]中尉専用の[[高機動型ゲルググ]]。装甲はユーマのパーソナルカラーである蒼を基調に、ホワイトとグレーで塗り分けられている。機体番号は「099」。
  
[[型式番号]]はMS-14Bもしくは[[高機動型ゲルググR型|MS-14BR]]とされるが、機体の一部形状が通常の高機動型ゲルググと異なり、バックパック及び脚部は[[ゲルググキャノン1A型]]と同型の物が使用されている。頭部形状はどの機体にも該当しない物で明確な記録はないが、納品スケジュールの都合から一部にMS-14改称前に試作されていたMS-11の部品が流用されたか、FDE (全機能開発試験機)の部品の使用もしくはそのレトロフィットと推測されている。
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[[型式番号]]上は高機動型ゲルググだが、ランドセルと脚部の形状が[[ゲルググキャノン1A型]]と同型で、頭部のデザインが大きく異なっているのが特徴となっている。明確は記録はないが、納品スケジュールの都合から一部にMS-14改称前に試作されたMS-11の部品が流用されたとする説が存在している。もしくはFDE(全機能開発試験機)の部品を使用したか、あるいはFDEをレトロフィットした機体かもしれないと推測されている。
  
[[一年戦争]]後は連邦軍の手に渡り、[[ジョニー・ライデン専用高機動型ゲルググ|ライデン機]]と共に[[FSS]]に秘匿保管されている。一方、ユーマは[[アナハイム・エレクトロニクス社]]に同型の機体の発注して使用しており、こちらは基礎設計はそのままに連邦系の部材を使用してアップデートされている。[[マグネットコーティング]]や[[全天周囲モニター]]の使用といった近代化改修も施されており、装甲部も[[ガンダリウム合金]]に変更されている。
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他にもキマイラ隊に配備されているゲルググと異なる部分があり、コックピットが[[統合整備計画]]に準じた規格となっている。また特徴的な外観の本機だが、予備機も完全に同じ姿の物が配備されている。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
;[[機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還]]
 
;[[機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還]]
:[[ユーマ・ライトニング]]の機体として登場。[[ジョニー・ライデン]]を探す目的で敢えてゲルググの外見そのままの機体をアナハイムに発注していた。
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:初出作品。[[ユーマ・ライトニング]]の回想で登場する。
 
;[[MSV-R]]
 
;[[MSV-R]]
:ジョニー・ライデンの帰還での登場から遅れる形で設定が公開され、[[宇宙世紀]]0079年12月の始め頃に写されたと推測される写真が紹介されている。カラーリングから[[ロバート・ギリアム]]機と誤認されていた事、慣れない新鋭機を乗りこなすため受領後の7日間で60時間以上の飛行訓練が課されていた事等が語られている。
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:出典元。ジョニー・ライデンの帰還での登場から遅れる形で設定が公開され、[[宇宙世紀]]0079年12月の始め頃に写されたと推測される写真が紹介されている。カラーリングから[[ロバート・ギリアム]]機と誤認されていた事、慣れない新鋭機を乗りこなすため受領後の7日間で60時間以上の飛行訓練が課されていた事等が語られている。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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=== 特殊機能 ===
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;換装
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:前腕部の装備及びランドセルの換装が可能。
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=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
;ビーム・ライフル
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;[[ビーム・ライフル]]
:ジオン初の携行型ビーム兵器。[[ゲルググ]]と同型のビーム・ライフルを使用する。
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:[[ゲルググ]]用のビーム・ライフル。銃身下部にグレネード・ランチャーを装備することもあった。[[キマイラ隊]]で開発された改良型の装備も確認されている。
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;ジャイアント・バズ (GB03K)
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:主に[[ドム]]系列機に装備された360mm口径バズーカ砲。ランドセル側面にマウント可能で、その状態での発射も可能。
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;4連装ミサイル・ランチャー
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:パイロット達の要求でキマイラ艦隊内で製作された簡易型のミサイル・ランチャー。
 
;ビーム・ナギナタ
 
;ビーム・ナギナタ
:柄の両端からS字状にビーム刃が展開される近接格闘兵装。こちらもゲルググと同じ物を装備する。非使用時にはリアアーマーに懸架される。
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:柄の両端からS字にビーム刃を発振する両刃型の[[ビーム・サーベル]]。非使用時には腰背部にマウント可能。
;ラッツリバー3連装ミサイル
 
:腕部に装備可能なオプション武装。
 
;ジャイアント・バズ
 
:主に[[ドム]]系列機に装備されている360mm口径バズーカ砲。バックパックに懸架可能であり、懸架状態でも発射可能。
 
;シールド
 
:ラグビーボールのように端の尖った楕円形のシールド。
 
;ツイン・ビーム・スピア
 
:アナハイムで再建造された機体が環境改善プラントでの作戦行動時に装備。[[ジム・ストライカー]]の使用した武装と同一の物。
 
 
;シールド
 
;シールド
:再建造機が環境改善プラントでの作戦時に使用。[[陸戦型ジム]]等が用いた物と同型の小型シールド。
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:腕部に装備される楕円形のシールド。ランドセルにマウントすることも可能。
;フェダーイン・ライフル
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;ラッツリバー3連式ミサイル
:環境改善プラントで交戦した[[ジム・ナイトシーカー (ヴァースキ機)|ジム・ナイトシーカー]]が装備していた物を奪って使用した。相手もツイン・ビーム・スピアを奪っているので図らずも交換した形となった。
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:腕部に追加装備可能なミサイル。[[ザク・デザートタイプ]]の物と同系の武装。
  
 
== 対決・名場面 ==
 
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== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
 
;[[高機動型ゲルググ]]
 
;[[高機動型ゲルググ]]
:原型機。機体構成はどちらかと言えばゲルググキャノン1A型に近い。
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:一般機。機体構成はどちらかと言えば[[ゲルググキャノン1A型]]に近い。
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;[[高機動型ゲルググ (ユーマ・ライトニング大尉機)]]
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:[[アナハイム・エレクトロニクス社|アナハイム社]]が最新の部材を用いて開発した機体。外見はオリジナルと同一となっている。
 
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2022年2月12日 (土) 23:04時点における最新版

高機動型ゲルググ (ユーマ・ライトニング中尉機)
外国語表記 Gelgoog High Mobility Type Uma's Custom
登場作品 MSV-R
デザイナー 大河原邦男
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スペック
分類 汎用量産型モビルスーツ
生産形態 パーソナルカスタム機
型式番号 MS-14B
頭頂高 19.2m
本体重量 56.2t
主動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 1,440kW
スラスター総推力 79,900kg
装甲材質 超硬スチール合金
開発組織 ジオン公国軍
所属組織 ジオン公国軍・突撃機動軍
所属部隊 キマイラ隊
母艦 ザンジバル改級キマイラ
主なパイロット ユーマ・ライトニング
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概要[編集 | ソースを編集]

ジオン公国軍突撃機動軍特別編成大隊「キマイラ隊」に所属するユーマ・ライトニング中尉専用の高機動型ゲルググ。装甲はユーマのパーソナルカラーである蒼を基調に、ホワイトとグレーで塗り分けられている。機体番号は「099」。

型式番号上は高機動型ゲルググだが、ランドセルと脚部の形状がゲルググキャノン1A型と同型で、頭部のデザインが大きく異なっているのが特徴となっている。明確は記録はないが、納品スケジュールの都合から一部にMS-14改称前に試作されたMS-11の部品が流用されたとする説が存在している。もしくはFDE(全機能開発試験機)の部品を使用したか、あるいはFDEをレトロフィットした機体かもしれないと推測されている。

他にもキマイラ隊に配備されているゲルググと異なる部分があり、コックピットが統合整備計画に準じた規格となっている。また特徴的な外観の本機だが、予備機も完全に同じ姿の物が配備されている。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還
初出作品。ユーマ・ライトニングの回想で登場する。
MSV-R
出典元。ジョニー・ライデンの帰還での登場から遅れる形で設定が公開され、宇宙世紀0079年12月の始め頃に写されたと推測される写真が紹介されている。カラーリングからロバート・ギリアム機と誤認されていた事、慣れない新鋭機を乗りこなすため受領後の7日間で60時間以上の飛行訓練が課されていた事等が語られている。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

特殊機能[編集 | ソースを編集]

換装
前腕部の装備及びランドセルの換装が可能。

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

ビーム・ライフル
ゲルググ用のビーム・ライフル。銃身下部にグレネード・ランチャーを装備することもあった。キマイラ隊で開発された改良型の装備も確認されている。
ジャイアント・バズ (GB03K)
主にドム系列機に装備された360mm口径バズーカ砲。ランドセル側面にマウント可能で、その状態での発射も可能。
4連装ミサイル・ランチャー
パイロット達の要求でキマイラ艦隊内で製作された簡易型のミサイル・ランチャー。
ビーム・ナギナタ
柄の両端からS字にビーム刃を発振する両刃型のビーム・サーベル。非使用時には腰背部にマウント可能。
シールド
腕部に装備される楕円形のシールド。ランドセルにマウントすることも可能。
ラッツリバー3連式ミサイル
腕部に追加装備可能なミサイル。ザク・デザートタイプの物と同系の武装。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

関連機体[編集 | ソースを編集]

高機動型ゲルググ
一般機。機体構成はどちらかと言えばゲルググキャノン1A型に近い。
高機動型ゲルググ (ユーマ・ライトニング大尉機)
アナハイム社が最新の部材を用いて開発した機体。外見はオリジナルと同一となっている。

商品情報[編集 | ソースを編集]

ガンプラ[編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]