ガンダムレオパルドデストロイ
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| ガンダムレオパルドデストロイ | |
|---|---|
| 外国語表記 | Gundam Leopard Destroy |
| 登場作品 | 機動新世紀ガンダムX |
| デザイナー | 大河原邦男 |
| スペック | |
|---|---|
| 分類 | 重火器格納型モビルスーツ |
| 生産形態 | 改修機 |
| 型式番号 | GT-9600-D |
| 頭頂高 | 16.8m |
| 本体重量 | 8.6t |
| 装甲材質 | ルナチタニウム合金 |
| 改修 | キッド・サルサミル |
| 所属 | バルチャー |
| 母艦 | フリーデン → フリーデンII |
| 主なパイロット | ロアビィ・ロイ |
概要[編集 | ソースを編集]
新地球連邦軍との戦闘で破壊されたガンダムレオパルドを、フリーデンのメカニックキッド・サルサミルが改修した機体。機体カラーはグリーンからレッドを基調としたものに改められ、印象が大きく変化している。
レオパルド最大の武装であったインナーアームガトリングは腕部用の強力な動力源を併用することで機動性を得るため、大型のガトリング砲に腕部を収納するという変則的な兵器であったが、今回の改良で更に攻撃力、機動力共に高められた「ツインビームシリンダー」へ換装された。これはインナーアームガトリングが片腕だけの装備であったのに対して小型化されたとはいえほぼ同じ性能を持つ火砲を2基装備し、両腕に装着できるようになっている。また、右腕用のシリンダーには従来通りガトリング砲を装備しているが、左腕用のシリンダーには新たに複数のキャノン砲を装備し、全体の火器類のバランスを取っている。
肩部にはビームキャノン及びショルダーランチャーを追加。それに伴って右肩に装備していたショルダーミサイルはセパレート化され、左肩に11連ミサイルポッドとして装備し直された。右腕の大気圏外での戦闘も想定したリストビーム砲など、挙げるときりがない程の火器の追加を受けているが、一方で足首裏部のローラーや胸部のブレストガトリングをはじめとする収納式の武装もそのまま装備されており、追加された装備とも絶妙なマッチングを見せている。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- 機動新世紀ガンダムX
- 初登場作品。第28話で中破したガンダムレオパルドを改修する形で第30話から登場。改修前から引き続きロアビィ・ロイが搭乗し、最後までこの機体で戦い抜いた。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能 [編集 | ソースを編集]
- 脚部ローラー
- 脚部に搭載された地上移動用のローラーユニット。この装備によってレオパルドデストロイは重装備でありながら地上を高速で移動することが出来る。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- ヘッドビーム砲
- レオパルドのヘッドキャノンとヘッドバルカンを廃止し採用した小型ビーム砲。
- ビームナイフ
- 右脚に装備した小型ビーム兵器。軽量・小型で長時間の使用が可能だが、ツインビームシリンダーを搭載する都合上使用に制限がかかる。
- ツインビームシリンダー
- 改修に伴い新たに装備されたレオパルドデストロイの主力火器。通常はバックパック二装着されているが、発射時に両腕と合体し、腕全体が大型のビーム砲となる。インナーアームガトリングと比べると小型化されているが、1基あたりの性能自体は劣っておらず、単純計算で以前の二倍の威力を得たことになる。
右腕用のものには従来通りガトリング砲を装備しているが、左腕用のものは複数のキャノン砲を装備し、全体の火器類のバランスを取っている。 - 11連ミサイルポッド
- レオパルドで右肩に装備されていたショルダーミサイルを肩部の駆動部分改良のために撤去し、セパレート化したうえで11連ミサイルポッドとして左肩に搭載したもの。
- ビーム・キャノン
- 右肩に装備された2連装の大型のビームキャノン。広範囲の敵を狙撃できる射角の広さを誇る。
- ショルダーランチャー
- 両肩上部に2門ずつ、計4門搭載された小型ガンランチャー。
- ブレストガトリング
- 左右胸部に内蔵したガトリング砲。近接戦・遠距離戦それぞれに威力を発揮する。
- リストビーム砲
- 宇宙での使用を想定して右腕部2装備された5連装ビーム砲。大径1門、小径4門の計5門を装備している。
- ホーネットミサイル
- 両脛に内蔵された赤外線ホーミングミサイル。赤外線探査装置を持ち、レーダーの効かない場所でも自動追尾が可能。
- セパレートミサイルポッド
- レオパルドが装備した脚部ミサイル・ポッドを流用した装備。中型ミサイル4基を装備している。
- ヒートアックス
- 高温に熱せられた特殊金属の刃で敵の装甲を溶かして切断する接近戦用兵器。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
- ガンダムレオパルド
- 原型機。
- Gファルコン
- 旧連邦の開発したガンダムの支援用戦闘機。レオパルドデストロイと合体することで、大気圏内を飛行可能になる他、ビーム兵器をより効率よく運用できるようになり、宇宙空間においては360度死角がなく、戦闘時の火力ではガンダムダブルエックスを上回る。