「ガンダムF91 バックキャノン装着型」の版間の差分

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2019年9月7日 (土) 04:55時点における版

ガンダムF91 バックキャノン装着型
外国語表記 Gundam Formula 91 Back Cannon Type
登場作品 F91-MSV
デザイナー 大河原邦男
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スペック
分類 汎用試作型モビルスーツ
型式番号 F91
全高 15.2m
主動力 熱核融合炉
装甲材質 [ガンダリウム合金
開発組織 サナリィ
所属 サナリィ
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概要

サナリィが開発した試作型モビルスーツガンダムF91のヴェスバーが完成しなかった場合を想定した姿で、以前は「パワードウェポンタイプ」とも呼ばれていた。

背部には「バックキャノン」と呼ばれるウェポンユニットを装備しており、4連ビーム・ガトリングとミサイル・ランチャーを組み合わせた物をヴェスバーの代わりに装備している。このウェポンユニットはヴェスバーと比較すると面制圧能力には秀でていたが、純粋な威力は劣るものとなっている。また、肩部ユニットも換装されており、機動性や冷却力が強化されている。このユニットはアポジモーターが増設されておりラジエータフィンは常に展開した状態だが、常時展開している関係上被弾しやすくなってしまい、機体各所のアポジモーターの噴射も阻害されてしまうものであった。

ヴェスバーが無事完成したためガンダムF91がこのユニットを装備することはなかった。

登場作品と操縦者

F91-MSV
出典元。

装備・機能

特殊機能

バイオコンピューター
機体の情報をパイロットに伝えるサイコミュデバイス。パイロットの技量を判断し、それによって機体のリミッターを制御する役割も持つ。
M.E.P.E.
放熱が触媒やラジエーターだけでは間に合わない場合、過熱した機体表面の装甲を分離する事で熱を逃がす排熱システム。名称は「Metal Peel-off effect(金属剥離効果)」の略であり、機体の最大稼働中に起きるものでMCA構造の副産物とされる。
装甲の表面には耐ビームコーティングのような特殊加工が施されており、これが最大稼働時に剥離する事で放熱を行う。剥離したコーティングは機体の機動慣性方向にその熱量や輪郭等を残している為、これを敵機のセンサーやパイロットの肉眼がMSと誤認するという想定外の事態が起きている(「質量を持った残像」と呼ばれる。なお、あくまでも残像をMSと誤認する事が想定外なのであり、M.E.P.E.の発生自体は当初から想定されていた)。この為、敵の撹乱等に有効である。

武装・必殺攻撃

バルカン砲
頭部に左右一対2基装備設置されたお馴染みの牽制装備。
メガ・マシンキャノン
胸部コクピットハッチ脇に左右一対2門装備されている。
ビーム・サーベル
左腰に2基装備。収納部を回転させそこからグリップを射出して手に持つ形式。
ビーム・ライフル
本機専用のビームライフル。性能自体は当時の小型MS用の標準の物と大差は無い。
ビーム・ランチャー
高出力のビーム砲。後述のV.S.B.R.とは違い、手持ち式。専用装備ではなくこの時代の一般的な連邦軍MSの武装の一種。
4連ビーム・ガトリング
ヴェスバーの代替武装として装備されている武装。通常時は砲身が収納されており、グリップを握り前に引き出して使用する。面制圧能力には優れているが、エネルギーCAP方式で稼働するため威力に関してはヴェスバーに劣っている。
ミサイル・ランチャー
4連ビーム・ガトリングの同軸状に2発ずつ装備されている対艦ミサイル・ランチャー。威力はヴェスバーと比べても遜色ないが、命中率や継続戦闘能力、汎用性の点で劣っている。
ビーム・シールド
ミノフスキー粒子のビーム力場を発生器の周囲に平面状に展開した「シールドビーム」を用いて、盾として扱う防御兵装。F90Vの試験型の欠点をV.S.B.Rと同じく大容量メガコンデンサを使用する事で補った物。本機は連邦軍製の正規機体としてビーム・シールドを装備した初期の機体に当たる。強度的には平凡な物だが、発生器単体でも一定時間機能させられる。

対決・名場面

関連機体

ガンダムF91
当初の予定通りヴェスバーを装備した本機。
ガンダムF91 ツイン・ヴェスバー装着型
ヴェスバー4基を搭載した強化案。

商品情報

ガンプラ

フィギュア

リンク