「ガンダム試作2号機」の版間の差分
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:『ガンダムビルドファイターズA』に登場する本機をベースとしたガンプラ。TRシリーズのパーツが多く組み込まれている。 | :『ガンダムビルドファイターズA』に登場する本機をベースとしたガンプラ。TRシリーズのパーツが多く組み込まれている。 |
2019年10月10日 (木) 18:55時点における版
RX-78GP02A ガンダム試作2号機(GUNDAM GP02)
- 登場作品:機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY
- デザイナー:河森正治
- 分類:試作型モビルスーツ
- 装甲材質:ルナ・チタニウム合金
- 頭頂高:18.5m
- 全高:19.5m
- 本体重量:54.5t
- 全備重量:83.0t
- 主動力:熱核融合炉
- 出力:1,840kW
- 推力:155,200kg
- 開発組織:アナハイム・エレクトロニクス社
- 所属:地球連邦軍→ジオン公国軍(デラーズ・フリート)
- 主なパイロット:アナベル・ガトー
概要
ガンダム開発計画によって製造された3機のうちの1機。南極条約で禁止された戦略核を装備したガンダム。戦略核の使用を前提に作られた。射出後はまず肩の巨大スラスターで避難、次いで強力な耐熱・排熱機構を持った巨大な盾を構え、その盾からはみ出る脚周りは被爆対策も含めて作られている。核弾頭はバックパックに、射出用の砲身は分解して盾の裏に装備されていて、使用に対する心理的セーフティとなっている。コードネームは「サイサリス」。
アナベル・ガトーの手により、トリントン基地から強奪され、連邦の追撃をかわし、宇宙に運びこまれた。コンペイトウ(ソロモン)で観艦式中の連邦軍艦隊に核を使用後、コウのガンダムGP01フルバーニアンと対峙し、相討ちになって大破した。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY
- パイロットはアナベル・ガトー。
- 機動戦士ガンダム0083 ジオンの残光
- パイロットはアナベル・ガトー。
装備・機能
本機は、アトミック・バズーカによる核弾頭の使用を前提としていたため、核の熱量・放射線からパイロットを守るために機体自体が頑丈な作りとなっている。型式番号のRX-78GP02Aの"A"は、アトミック・バズーカのこと。
武装・必殺攻撃
- アトミック・バズーカ
- 本機の主兵装。核弾頭は機体背部、砲身はシールド裏に格納される。
- ラジエーター・シールド
- 大型の盾で裏面にはアトミック・バズーカ砲身を格納できる。機体冷却システムを内蔵しており、核弾頭使用時に熱からパイロットを守る。冷却システムは脆く、核弾頭使用時にはこれが必須なため、運用にはシールドと銘打っているが戦略的弱点となりうる。
- 60mmバルカン砲
- 頭部に2門設置内蔵している。本機の数少ない射撃武装の一つだが、もちろん自衛程度の威力しか備えていない。
- ビーム・サーベル
- 腰部に2基装備している。アトミック・バズーカ使用後は、攻撃手段が事実上ビーム・サーベルのみとなる。
また、アトミック・バズーカを使用後または使用しない場合でも、本機の高性能を生かすために、RX-78GP02M ガンダムGP02 (MLRS仕様)と、RX-78GP02BB ガンダムGP02 (ビーム・バズーカ仕様)というプランが用意された。が、劇中では使用されなかった。
- MLRS
- 背部に設置された多連装ロケットシステム(Multiple Lunch Rocket System、MLRS)。6連装である。
- ビーム・バズーカ
- アトミック・バズーカと同じように右肩の基部にシールド内に収納された砲身を接続して使用する。ビグロのメガ粒子砲を携行式に再設計したもので、スキウレ砲身を流用した物である。
対決・名場面
関連機体
- ガンダムGP02 (MLRS仕様)
- 幻となったMLRS装備プラン。後に反連邦派閥『シン・フェデラル』によって作成される。
- ガンダムGP02 (ビーム・バズ仕様)
- 幻となったビーム・バズーカ装備プラン。
- ガンダムGP01、ガンダムGP03、ガンダムGP04
- ガンダム開発計画で開発された他の機体。
- リック・ディアス
- バインダーなどに本気で培った一部の技術が流用されてはいるがそれ以上の関係は持たない機体。
- ガンダム試作2号機サイサリスセンチュリオン
- 『ガンダムビルドファイターズA』に登場する本機をベースとしたガンプラ。TRシリーズのパーツが多く組み込まれている。
- ガンダムGP-羅刹
- 『ガンダムビルドダイバーズ』に登場する本機をベースとしたガンプラ。太陽炉が組み込まれており、独自のトランザムシステムが使用可能である。
商品情報