「早期警戒・空中指揮型ディン特殊電子戦仕様」の版間の差分
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2020年6月8日 (月) 01:01時点における最新版
早期警戒・空中指揮型ディン特殊電子戦仕様 | |
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外国語表記 | Dinn Special Electronic Installation |
登場作品 | 機動戦士ガンダムSEED MSV |
デザイナー | 大河原邦男 |
スペック | |
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分類 | 偵察用量産型モビルスーツ |
型式番号 | AME-WAC01 |
主動力 | バッテリー |
開発組織 | ザフト軍 |
所属 | ザフト軍 |
乗員人数 | 3名 |
概要[編集 | ソースを編集]
ザフト軍の偵察用量産型モビルスーツ。ディンの派生機の1つで強化電子装備を搭載し、機体名の通り早期警戒と空中からの指揮を主任務としている。機体カラーは飛行時の視認性を低下させるロービジ塗色で、塗料には電磁波を吸収するためのスーパーフェライト紛を含んだ物が使用されている。
本機の特徴は両腕のマニピュレーターで保持されるディッシュ・アンテナである。この装備はマルチフェーズ・アンテナと各種波長領域光学センサーの複合システムを本機専用にパッケージした物である。本機の任務の性質上、パイロットの他にオペレーター2名が搭乗する。コックピットは3座構造に再設計され、バルジが大きく突き出る形となった。シートは3列が直列になった物で、飛行時にはそれぞれが90度後方に倒れて居住性を向上させている。
機体本体は空戦機動性を重視した原型機から、航続性能を重視した多数の改装が加えられている。その中でもっとも代表的なのは主翼に追加された巨大な完全収納式の高揚力装置である。これは2枚目の主翼とも言える物で、高速巡航時の抗力軽減に貢献している。他にはエアロシェルの背部には収納式の垂直安定板が増設され空力安定性が向上。両翼下には主翼の後退角度に関係なく常に一定の推進ベクトルを得られるように可変式ピボットにジェットエンジンが増設されている。これらの改装により原型機を大きく上回る亜高速域の最高速度を獲得している。
胸部には高高度から地表を偵察するための超硬質透明樹脂材で覆われたルックダウン・センサーの複合体が搭載されている。だが、このアンテナはディッシュ・アンテナ装備時には視覚が遮られるため両方のセンサーを同時に使用することは不可能となっている。両腰に備わる可動バルジは元々火器類の収納ハウジングであったが、本機では多目的ストレージとして使用されている。通常は追加センサーやECMポッド等の電子機器が収納されているが、任務や状況に応じてフレア弾やニュートロンジャマーのディスペンサーを搭載することもある。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダムSEED MSV
- 出典元。
- 機動戦士ガンダムSEED MSV戦記
- Field 04で登場。南米での戦闘において二日酔いのエドワード・ハレルソンが搭乗するスピアヘッドに主翼で胴を両断され撃墜された。この出来事が切欠でエドは「切り裂きエド」の異名を得る事になる。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能[編集 | ソースを編集]
- ディッシュ・アンテナ
- 本機専用の携行式複合アンテナ。コストパフォーマンスの良い装備で、交戦が避けられない状況では投棄して高速離脱することが可能である。投棄された際には内部機構が自動的に破壊される。