「リカルド・フェリーニ」の版間の差分
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− | [[ガンプラバトル]] | + | [[ガンプラバトル]]選手権世界大会では過去2回にわたり出場している常連で、第七回大会では優勝候補の一角とまで言われる。[[プラフスキー粒子]]をバトルに応用する次世代ファイターが台頭し始める中でも粒子の応用技を使う事は無く、それでも二日酔い状態で難無く予選を勝ち抜いたり、それまで誰も攻撃を当てることさえできなかった[[アイラ・ユルキアイネン|アイラ]]の[[キュベレイパピヨン]]に対して<ref>ただし、アイラが精神的に万全ではない、初見殺しの要素が強い、などの要素はあった。</ref>クリアファンネルを攻略し損傷を負わせ、唯一人万全な状態の[[スタービルドストライクガンダム]]とのバトルで引き分けたりと、前評判通りの実力を発揮し噂に恥じぬ活躍を見せる。 |
サイドカー付きのバイクで世界中を旅して回っており、偶然立ち寄った日本のバーで[[レイジ]]が多数の客を相手取ってガンプラバトルをしているところに助太刀したことで、主人公二人との縁が生まれる。 | サイドカー付きのバイクで世界中を旅して回っており、偶然立ち寄った日本のバーで[[レイジ]]が多数の客を相手取ってガンプラバトルをしているところに助太刀したことで、主人公二人との縁が生まれる。 | ||
− | 少年の頃に作った[[ウイングガンダム]]を改修して使い続けていることや、[[イオリ・セイ]] | + | 少年の頃に作った[[ウイングガンダム]]を改修して使い続けていることや、[[イオリ・セイ]]、レイジ組が負けたら予選敗退、対して自身は既に予選突破が決定している状況でも彼らに情けを掛けたりせず、一歩も引かず全力で戦ったことなどから見て、ガンプラやバトルには相当のこだわりや美学があることが覗える。<ref>これは、「遊びだから本気になれる」という作品のテーマを「大人になっても童心を忘れない」という答えを以て体現していると言える。</ref>一方で、世界大会の決勝戦の前夜祭で一般のファイターが参加する大会に(世界大会のファイナリストにも関わらず)飛び入りで参加し、子供相手に全力を出すなど大人げない一面も見られた。 |
− | + | 趣味はガンプラを使ったナンパ。その成功率は驚異の80%を誇る。しかし、その女癖の悪さは時としてトラブルをもたらすこともある。また酒癖も悪く、酒の勢いでガンダムトークを繰り出しており、時には『[[機動戦士ガンダム 第08MS小隊]]』の特典映像を絶賛する事もある。 | |
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== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
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:フェリーニ憧れの人。最終話で彼が実力を遺憾なく発揮したのを目にしたフェリーニは、引いているキララと対照的に子供のようなキラキラした目をして興奮していた。 | :フェリーニ憧れの人。最終話で彼が実力を遺憾なく発揮したのを目にしたフェリーニは、引いているキララと対照的に子供のようなキラキラした目をして興奮していた。 | ||
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− | : | + | :レイジのパートナー。予選後、バトルが終わったら隣り合って和気藹々と機体の修理をするなど、お互いに交友を深める。 |
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− | : | + | :酒癖の悪さに引いた人その2。それでも緊急事態に一緒に行動するくらいの信頼感は残っていたようだ。 |
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:グレコとの約束を果たせなかった原因。でもそんなことより彼の戦い方に大きな衝撃を受けていた。 | :グレコとの約束を果たせなかった原因。でもそんなことより彼の戦い方に大きな衝撃を受けていた。 | ||
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:フェニーチェを粉砕した張本人。ただ、何か裏があるのを察していたのか、フェリーニが彼女に恨みを持っている様子は見られない。 | :フェニーチェを粉砕した張本人。ただ、何か裏があるのを察していたのか、フェリーニが彼女に恨みを持っている様子は見られない。 | ||
;[[ライナー・チョマー]] | ;[[ライナー・チョマー]] | ||
− | : | + | :ドイツ代表のファイター。第6回大会でフェリーニに彼女を取られた事を逆恨みし、予選ピリオドで当たる度にその復讐(という名の嫌がらせ)を仕掛ける。フェリーニ曰く、彼女を取った訳ではなく、向第6回大会でのチョマーの言動に嫌気が差して彼女からフェリーニに言い寄ってきた、というのが実情であった。 |
== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
− | ; | + | ;「痛いか、フェニーチェ? すまねぇ……」 |
;「でもな、俺がお前を作ったのは、棚に飾って愛でるためじゃねぇ。勝つためだ!」 | ;「でもな、俺がお前を作ったのは、棚に飾って愛でるためじゃねぇ。勝つためだ!」 | ||
;「俺の作ったガンプラが、ウイングガンダムフェニーチェが、一番強いんだって世界に向かって叫ぶためだ。」 | ;「俺の作ったガンプラが、ウイングガンダムフェニーチェが、一番強いんだって世界に向かって叫ぶためだ。」 | ||
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;「勝利をこの手に掴むために!」 | ;「勝利をこの手に掴むために!」 | ||
− | :セイ、レイジの駆る[[スタービルドストライクガンダム]]との戦いでボロボロになったフェニーチェに対する愛の籠った台詞。彼が少年の時に作ったウイングガンダムが段々と現在のフェニーチェの姿になっていく回想シーンと相まって視聴者を号泣させた。<br/>[[グラハム・エーカー|似た声でガンダムへの愛を叫ぶ人物]] | + | :セイ、レイジの駆る[[スタービルドストライクガンダム]]との戦いでボロボロになったフェニーチェに対する愛の籠った台詞。彼が少年の時に作ったウイングガンダムが段々と現在のフェニーチェの姿になっていく回想シーンと相まって視聴者を号泣させた。<br/>[[グラハム・エーカー|似た声でガンダムへの愛を叫ぶ人物]]が過去作品にいたような……?兎に角、[[ヒイロ・ユイ|パイロットに]][[レディ・アン|恵まれ]][[イオリ・セイ|なかった]]ウイングが少しだけ報われたことは確かである。<br/>余談だが、この時フェリーニは決勝戦進出が確定しており、弟子のようなセイとレイジに勝たせてやりたいという気持ちや、そうでなくとも自分の機体をボロボロにしてまで戦う合理性を考えればワザと負ける選択肢もあったものの、この台詞通り、フェリーニは真剣勝負を選んでいる。 |
== 搭乗機体・関連機体 == | == 搭乗機体・関連機体 == | ||
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:リナーシタをベースとした陸戦仕様。 | :リナーシタをベースとした陸戦仕様。 | ||
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− | : | + | :恐らくフェリーニが初めて作ったガンプラ。少年の頃から使い続け、幾多もの改修を経てフェニーチェとなった。メインの成型色は緑白赤でイタリア国旗に使われるトリコローレとなっている。 |
;[[Vガンダム]] | ;[[Vガンダム]] | ||
:『GBF』第5話でナンパの為に三日かけて作ったガンプラ。ナンパが失敗に終わった後は、レイジの訓練機として関節がプラプラになるまでフェニーチェと連戦を重ねた。 | :『GBF』第5話でナンパの為に三日かけて作ったガンプラ。ナンパが失敗に終わった後は、レイジの訓練機として関節がプラプラになるまでフェニーチェと連戦を重ねた。 | ||
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− | + | *彼の機体として[[ウイングガンダム]]が選ばれたのは、『[[新機動戦記ガンダムW]]』がガンダムシリーズ初の海外放映作品であり、同じくイタリアで初放送されたから、という説がある。 | |
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2021年6月23日 (水) 10:34時点における最新版
リカルド・フェリーニ | |
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外国語表記 | Riccardo Fellini |
登場作品 | ガンダムビルドファイターズ |
声優 | 中村悠一 |
プロフィール | |
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あだ名 | イタリアの伊達男 |
種族 | 人間 |
性別 | 男 |
年齢 | 24歳 |
身長 | 190cm |
使用ガンプラ |
概要 [編集 | ソースを編集]
無精髭と後ろで束ねた黒髪がトレードマークのガンプラファイター。飄々とした言動や軟派な性格が目立つものの、実際には『イタリアの伊達男』と称される実力派。
ガンプラバトル選手権世界大会では過去2回にわたり出場している常連で、第七回大会では優勝候補の一角とまで言われる。プラフスキー粒子をバトルに応用する次世代ファイターが台頭し始める中でも粒子の応用技を使う事は無く、それでも二日酔い状態で難無く予選を勝ち抜いたり、それまで誰も攻撃を当てることさえできなかったアイラのキュベレイパピヨンに対して[1]クリアファンネルを攻略し損傷を負わせ、唯一人万全な状態のスタービルドストライクガンダムとのバトルで引き分けたりと、前評判通りの実力を発揮し噂に恥じぬ活躍を見せる。
サイドカー付きのバイクで世界中を旅して回っており、偶然立ち寄った日本のバーでレイジが多数の客を相手取ってガンプラバトルをしているところに助太刀したことで、主人公二人との縁が生まれる。
少年の頃に作ったウイングガンダムを改修して使い続けていることや、イオリ・セイ、レイジ組が負けたら予選敗退、対して自身は既に予選突破が決定している状況でも彼らに情けを掛けたりせず、一歩も引かず全力で戦ったことなどから見て、ガンプラやバトルには相当のこだわりや美学があることが覗える。[2]一方で、世界大会の決勝戦の前夜祭で一般のファイターが参加する大会に(世界大会のファイナリストにも関わらず)飛び入りで参加し、子供相手に全力を出すなど大人げない一面も見られた。
趣味はガンプラを使ったナンパ。その成功率は驚異の80%を誇る。しかし、その女癖の悪さは時としてトラブルをもたらすこともある。また酒癖も悪く、酒の勢いでガンダムトークを繰り出しており、時には『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』の特典映像を絶賛する事もある。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
- ガンダムビルドファイターズ
- 初出作品。第3話から登場し、所謂「主人公の兄貴分」として、主人公であるセイやレイジと、時には特訓相手になり、時には共闘し、時にはライバルとして立ちはだかる。
人間関係[編集 | ソースを編集]
- レイジ
- 弟子であり、ライバルでもある。
上記に挙げた行動の他にも、ユウキ・タツヤへのリベンジを見守ったり、アイラに対し怒りを抑えられなくなった彼の喧嘩の相手をしてやったりと、物語全編に渡って兄貴分っぷりを見せていた。 - キララ
- フェリーニにとってのヒロインのようなポジション。初対面ではフェリーニに「ときめくお名前です」と口説かれ満更でもない表情をしていた。その直後は酒癖の悪さに引いていたが、次第に惹かれ始め、遂には『自爆ショー』を止めさせるまでに理解し合う仲となる。
- グレコ・ローガン
- 長年のライバルであり、良き友人。第六回大会で直接対決をした際には制限時間内に決着がつかず、攻撃を先に直撃させた方を勝者とするサドンデス方式で延長戦を行ったにも関わらず決着をつけるのに2時間も掛かった、というエピソードを持つ。第七回大会時には世界大会でバトルする約束をするも、ニルスに敗北した為に約束が果たされる事は無かった。
- ラルさん
- フェリーニ憧れの人。最終話で彼が実力を遺憾なく発揮したのを目にしたフェリーニは、引いているキララと対照的に子供のようなキラキラした目をして興奮していた。
- イオリ・セイ
- レイジのパートナー。予選後、バトルが終わったら隣り合って和気藹々と機体の修理をするなど、お互いに交友を深める。
- ヤサカ・マオ
- 酒癖の悪さに引いた人その2。それでも緊急事態に一緒に行動するくらいの信頼感は残っていたようだ。
- ニルス・ニールセン
- グレコとの約束を果たせなかった原因。でもそんなことより彼の戦い方に大きな衝撃を受けていた。
- アイラ・ユルキアイネン
- フェニーチェを粉砕した張本人。ただ、何か裏があるのを察していたのか、フェリーニが彼女に恨みを持っている様子は見られない。
- ライナー・チョマー
- ドイツ代表のファイター。第6回大会でフェリーニに彼女を取られた事を逆恨みし、予選ピリオドで当たる度にその復讐(という名の嫌がらせ)を仕掛ける。フェリーニ曰く、彼女を取った訳ではなく、向第6回大会でのチョマーの言動に嫌気が差して彼女からフェリーニに言い寄ってきた、というのが実情であった。
名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「痛いか、フェニーチェ? すまねぇ……」
- 「でもな、俺がお前を作ったのは、棚に飾って愛でるためじゃねぇ。勝つためだ!」
- 「俺の作ったガンプラが、ウイングガンダムフェニーチェが、一番強いんだって世界に向かって叫ぶためだ。」
- 「だから……もう少し付き合ってもらうぜ、相棒!」
- 「勝利をこの手に掴むために!」
- セイ、レイジの駆るスタービルドストライクガンダムとの戦いでボロボロになったフェニーチェに対する愛の籠った台詞。彼が少年の時に作ったウイングガンダムが段々と現在のフェニーチェの姿になっていく回想シーンと相まって視聴者を号泣させた。
似た声でガンダムへの愛を叫ぶ人物が過去作品にいたような……?兎に角、パイロットに恵まれなかったウイングが少しだけ報われたことは確かである。
余談だが、この時フェリーニは決勝戦進出が確定しており、弟子のようなセイとレイジに勝たせてやりたいという気持ちや、そうでなくとも自分の機体をボロボロにしてまで戦う合理性を考えればワザと負ける選択肢もあったものの、この台詞通り、フェリーニは真剣勝負を選んでいる。
搭乗機体・関連機体[編集 | ソースを編集]
- ウイングガンダムフェニーチェ
- 主な使用ガンプラであり相棒。幾度もの改修を経て尚戦い続けるその様は名前の通り「不死鳥(フェニーチェ)」である。
- ガンダムフェニーチェリナーシタ
- 改修され、生まれ変わった相棒。大改造のついでにバード形態が「復活(リナーシタ)」している。
- ガンダムフェニーチェリベルタ
- リナーシタをベースとした陸戦仕様。
- ウイングガンダム
- 恐らくフェリーニが初めて作ったガンプラ。少年の頃から使い続け、幾多もの改修を経てフェニーチェとなった。メインの成型色は緑白赤でイタリア国旗に使われるトリコローレとなっている。
- Vガンダム
- 『GBF』第5話でナンパの為に三日かけて作ったガンプラ。ナンパが失敗に終わった後は、レイジの訓練機として関節がプラプラになるまでフェニーチェと連戦を重ねた。
余談[編集 | ソースを編集]
- 彼の機体としてウイングガンダムが選ばれたのは、『新機動戦記ガンダムW』がガンダムシリーズ初の海外放映作品であり、同じくイタリアで初放送されたから、という説がある。