「ガンダムジェミナス」の版間の差分
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== 装備・機能 == | == 装備・機能 == |
2023年12月19日 (火) 20:53時点における最新版
ガンダムジェミナス | |
---|---|
外国語表記 | Gundam Geminass |
登場作品 | 新機動戦記ガンダムW デュアルストーリー G-UNIT |
デザイナー | 阿久津潤一 |
スペック | |
---|---|
正式名称 |
|
分類 | 汎用試作型モビルスーツ |
生産形態 | 試作機 |
型式番号 |
|
全高 | 17.3m |
本体重量 |
7.9t 10.2t (宇宙用ユニット装着時) |
ジェネレーター出力 | 6,479kW |
スラスター総推力 | 96,365kg |
装甲材質 |
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搭載システム |
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開発組織 | ハーマン・インダストリ社 |
設計 | ドクター・ペルゲ |
所属 | MO-V |
主なパイロット |
アディン・バーネット (1号機) オデル・バーネット (2号機) |
概要[編集 | ソースを編集]
資源衛星MO-Vのハーマン・インダストリー社が「G-UNITシステムプロジェクト」によって開発した汎用試作型モビルスーツ。OZに接収された際に型式番号が変更された。機体名は黄道十二星座の「双子座」に由来している。2機製造され、1号機は白を基調としたカラーリング、2号機は低視認性の青を基調としたカラーリングとなっている。
あらゆる状況に対応する汎用機として開発されており、G-UNITと呼ばれる換装システムが採用されている。主動力炉とコックピットを内包する胴体をコアとして、頭部や四肢をリニアロック・ボルトと呼ばれる特殊なボルトジョイントで接続している。その接続部から換装することであらゆる装備に変更可能である。また、同じG-UNIT規格の機体との互換性を有している。
胸部には物質が空間に及ぼすわずかな歪みを増幅してモニターに投影する質量感応型索敵システムが搭載されている他、機体速度を高めるPXシステムが搭載されている。当初はリーオーのコックピットをベースとした物で、システムに対応したヘッドレストが設置されていた。後にシステムに対応した新型シートに換装されている。
換装ユニット[編集 | ソースを編集]
- 地上用ユニット
- 基本ユニット。地上用とあるが宇宙での運用も可能。
- 宇宙用ユニット
- 高機動ユニット。アサルトブースターの別名を持つユニットで、肩部と脚部に可動式スラスター、背部にスタビライザー兼スラスターが装着される。
- 高機動型ユニット
- 大気圏内用の飛行ユニット。宇宙での運用も可能。
- 陸戦重装ユニット (重火力型後方支援用陸戦ユニット)
- 陸戦を重視したユニット。増加装甲と大型火器を装備することで耐弾性と火力を強化している。
『G-UNIT』のコンセプト段階で発案されていたデザインの1つであり、漫画誌「コミックボンボン」1997年10月号掲載の読者公募「Gユニットコンテスト」に原案のイラストが掲載されている。 - 飛行ユニット (大気圏全天候型多目的空戦ユニット / ボマー / スカイ)
- 空戦に特化したユニット。戦闘機や偵察機、攻撃機、爆撃機など多目的に運用が可能な飛行ユニットを装着し、大気圏内をマッハ7.5で飛行する事が可能。
こちらもコンセプトデザインの1つで、上記の「コミックボンボン」に原案イラストと新谷学氏(ビークラフト)によるガンプラ作例が掲載されている。 - 水中ユニット (水中型特殊戦術用砲雷撃戦ユニット / マリナー)
- 水中戦用ユニット。ユニットの装備により水上速度14ノット、水中速度96ノット、潜行深度1,200mでの作戦行動が可能になる。こちらもコンセプトデザインの1つで、上記の2ユニットと同様、「コミックボンボン」に原案イラストが掲載されている。。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- 新機動戦記ガンダムW デュアルストーリー G-UNIT
- 初登場作品。同作の前半の主役機を務める。MO-Vにおいて日々データ収集のための模擬戦を行っていたが、OZプライムの襲撃により急遽防衛戦力として実戦投入され、主に宇宙用ユニットや高機動型ユニットを装備した状態で出撃した。OZプライムの星屑の三銃士と死闘を繰り広げている中で2号機が敵の罠から1号機を庇って消息を絶ち、以降は1号機が引き続き防衛を担当するが、G#5でガンダムアスクレプオスと交戦した際に機体が中破。パワーアップのため、修復を兼ねてガンダムL.O.ブースターへと換装された。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能[編集 | ソースを編集]
- G-UNIT
- 機体各部に設けられた電磁駆動式ボルトジョイント「リニアロック・ボルト」により装備の換装が可能。
- PXシステム
- 機体速度を大幅に強化するシステム。ただし、機体とパイロットに大幅な負荷がかかる。当初は2号機にのみ搭載されていた。
- 質量感応型索敵システム
- 胸部に搭載されている索敵システム。物質が空間に及ぼす僅かな歪みを増幅し、モニター上に投影する。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- アクセラレートライフル
- OZが開発した試作型ビームライフル。電磁コンデンサーが内蔵されており、モード変換によって溜め撃ちが可能。非使用時にはシールド裏にマウント可能。
- ビームソード
- バックパックに2基装備されている近接武装。通常のビームサーベルに比べ高出力。
- G-UNITシールド
- 携行式のガンダニュウム合金製シールド。ハニカム構造で、EMフィールド発生装置が内蔵されている。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
- ガンダムL.O.ブースター
- 破損した1号機を改修した機体。
- ガンダムアスクレプオス
- OZプライズが捕獲した2号機を改修した機体。
- ガンダムカスター
- ジェミナス3号機。
- ガンダムポリュクス
- ジェミナス4号機。
- ガンダムジェミナス V-UNIT
- 『ガンダムビルドダイバーリゼ』に登場するジェミナスベースのガンプラ。オペレーション・メテオに投入された5機のガンダムの能力を備えた追加装備「V-UNIT」を装着している。
余談[編集 | ソースを編集]
- 『G-UNIT』の最初期の企画書において、1号機及び2号機は当初7号機と6号機という設定だった。
商品情報[編集 | ソースを編集]
ガンプラ[編集 | ソースを編集]
フィギュア[編集 | ソースを編集]