「ガンダムTR-1[ヘイズル2号機]」の版間の差分
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最大の特徴は、バックパックに搭載されたトライ・ブースター・ユニット。これは大推力を活かした強襲作戦用装備であり、当初はヘイズルでテストが行われる予定であったが、ヘイズル予備機を2号機へと換装するのに際して主推進器として採用された。急造に近い形でロールアウトした為、機体バランスは良好とは言い難く、特に長大なシュツルム・ブースターによって予想外のモーメントが発生するなどの不具合も多く、操縦難度の高いピーキーな機体として完成している。 | 最大の特徴は、バックパックに搭載されたトライ・ブースター・ユニット。これは大推力を活かした強襲作戦用装備であり、当初はヘイズルでテストが行われる予定であったが、ヘイズル予備機を2号機へと換装するのに際して主推進器として採用された。急造に近い形でロールアウトした為、機体バランスは良好とは言い難く、特に長大なシュツルム・ブースターによって予想外のモーメントが発生するなどの不具合も多く、操縦難度の高いピーキーな機体として完成している。 | ||
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:ジム・クゥエルの主兵装でもある90mmケースレス弾を発射する実弾火器。故障が少なく、信頼性が高い。 | :ジム・クゥエルの主兵装でもある90mmケースレス弾を発射する実弾火器。故障が少なく、信頼性が高い。 | ||
:予備マガジンをシールド裏にマウント可能。 | :予備マガジンをシールド裏にマウント可能。 | ||
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:ヘイズルと同じ物を装備。試験的にEパック方式を採用するショートバレルタイプ。予備のEパックは腰部サイドスカートに計四基マウントする。 | :ヘイズルと同じ物を装備。試験的にEパック方式を採用するショートバレルタイプ。予備のEパックは腰部サイドスカートに計四基マウントする。 | ||
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+ | *[[ガンプラ]]「MG 1/100 TR-1[ヘイズル2号機]」の説明書には'''ジム・ライフルからビームを発射'''する2号機の模型画像が掲載されている。 | ||
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2024年10月26日 (土) 22:26時点における最新版
ガンダムTR-1[ヘイズル2号機] | |
---|---|
外国語表記 | Gundam TR-1 [Hazel II] |
登場作品 | ADVANCE OF Ζ ティターンズの旗のもとに |
デザイナー | 藤岡建機 |
スペック | |
---|---|
分類 | 試作型モビルスーツ |
型式番号 | RX-121-2 |
頭頂高 | 18.1m |
本体重量 | 42.7t |
全備重量 | 65.4t |
主動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 1,420kW |
装甲材質 |
|
開発組織 | ティターンズ |
所属 | ティターンズ |
所属部隊 | T3部隊 |
母艦 | アレキサンドリア級アスワン |
主なパイロット |
概要[編集 | ソースを編集]
ガンダムTR-1[ヘイズル]の補修・交換用の予備機を、ジム改高機動型の中破に伴いエリアルド・ハンターの乗機として改修を施した機体。型式番号は当初1号機と同じRX-121とする予定であったが、エリアルドの強い希望によって「RX-121-2」へ更新された。
当初はフェイス部分をガンダムタイプに変更している以外ジム・クゥエルと変わらない、所謂アーリー・ヘイズル仕様であった。エリアルドに引き渡される際に頭部が改修されており、頭頂部がヘイズルと同型の多面形センサーに変更されている[1]。ただし、ヘイズルとは違い後頭部はジム・クゥエルそのままである為、左後部のロッドアンテナがそのまま残されている。
最大の特徴は、バックパックに搭載されたトライ・ブースター・ユニット。これは大推力を活かした強襲作戦用装備であり、当初はヘイズルでテストが行われる予定であったが、ヘイズル予備機を2号機へと換装するのに際して主推進器として採用された。急造に近い形でロールアウトした為、機体バランスは良好とは言い難く、特に長大なシュツルム・ブースターによって予想外のモーメントが発生するなどの不具合も多く、操縦難度の高いピーキーな機体として完成している。
後にバックパックをブースター・ポッドに変更した高機動仕様を経てガンダムTR-1[アドバンスド・ヘイズル]に改修された。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能[編集 | ソースを編集]
- トライ・ブースター・ユニット
- 二基のユニバーサル・スラスターとシュツルム・ブースターから構成される強襲作戦用の推進器ユニット。ユニバーサル・スラスターは可動フレームによってバックパックと連結されており、推力方向を自在にコントロール可能。
- 中央部のシュツルム・ブースターはブースターとプロペラントタンクを一体化したユニットだが、その長さと質量が災いし、予想外のモーメントが発生する場合があり、使い勝手に難を残す。
- ユニバーサル・スラスターの可動フレームはその後ムーバブルフレーム開発の為の参考にされた。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- ビーム・サーベル
- バックパック右側にマウントされている近接格闘武装。ジム・クゥエルと同様の物。
- ジム・ライフル
- ジム・クゥエルの主兵装でもある90mmケースレス弾を発射する実弾火器。故障が少なく、信頼性が高い。
- 予備マガジンをシールド裏にマウント可能。
- ビーム・ライフル
- ヘイズルと同じ物を装備。試験的にEパック方式を採用するショートバレルタイプ。予備のEパックは腰部サイドスカートに計四基マウントする。
- シールド
- ジム・クゥエルと同じ対ビーム・コーティング処理が施されたタイプを使用する。
- 多目的ランチャー
- 肩部補助アクチュエータの多目的スペースに装備可能なオプション装備。ヘイズル2号機ではシールド・ブースターを装備した高機動形態を想定していない為、こちらを標準装備する。
- シールド・ブースター
- 22,000kgの出力を有するスラスターとプロペラントタンクが搭載されているシールド。高機動仕様で背部ブースター・ポッドに二基マウントされる。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
- ジム・クゥエル/アーリー・ヘイズル
- ベース機。バックパックと強化アクチュエータ以外に基本性能に差はない。
- ガンダムTR-1[ヘイズル]/ガンダムTR-1[ヘイズル改]
- 1号機。トライ・ブースター・ユニットも本来は1号機でテストされる予定だった。
- ガンダムTR-1[アドバンスド・ヘイズル]
- 2号機をヘイズル改と同様の仕様に改修し、その上で様々な追加パーツを装備した機体。
- ガンダムTR-1[ヘイズル・アウスラ]
- 胸部をプリムローズに換装したアドバンスド・ヘイズル。テストの終了したトライ・ブースター・ユニットを装備している。
- 高機動型ガルバルディβ
- ヘイズル2号機高機動仕様のブースターポッドは本来こちらの機体でテストする予定であった。
余談[編集 | ソースを編集]
- 「2号機」のナンバーを持つガンダムはこれまで強奪される役割を担ってきた[2]が、ヘイズル2号機はガンダム史で初めて全編に渡って強奪される事なく出番を全うした2号機となっている。なお、強奪されなかった2号機の次点は「機動戦士ガンダムUC」のバンシィ。
- ガンプラ「MG 1/100 TR-1[ヘイズル2号機]」の説明書にはジム・ライフルからビームを発射する2号機の模型画像が掲載されている。
商品情報[編集 | ソースを編集]
Amazon.co.jp 商品リンク: B000HC2LD0
リンク[編集 | ソースを編集]
脚注[編集 | ソースを編集]
- ↑ 改修前の仕様はアーリータイプと呼称され、カラーリングも異なる。HGUCのガンプラが発売される際に追加設定されたバリエーション。
- ↑ ガンダム試作2号機、ガンダムF90火星独立ジオン軍仕様、ネオガンダム、クロスボーン・ガンダムX2、ブルーディスティニー2号機等。