「G-アルケイン」の版間の差分

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2014年11月30日 (日) 00:33時点における版

MSAM-033 G-アルケイン (G-Arcane)

アメリア軍が開発したモビルスーツヘルメスの薔薇の設計図から造りだした純地球産の機体であり、G-セルフと同じ「G系統」に属している。それ故、本機も外見が宇宙世紀ガンダムタイプMSに酷似しているが、カラーリングはトリコロールカラーではなくオレンジとグレーのツートンである。
アメリア軍が今までのMS開発で培った技術を使って製造されているが、要求される技術力がかなり高いせいで各種部品の精度が本来のそれよりも低くなってしまい、結果としてポテンシャルも設計図通りに実現する事が出来なかった。機体各部にはフォトンフレームも採用されているが、こちらも技術力の問題で成形ができなかったので装甲の色を変更する事は出来ない。しかし一定の研究成果は挙げられており、頭部に表示される起動マークにそれが使用されている。
後頭部の小さい翼状のパーツはフォトンラジエータで、機体出力の上昇率が過剰になった時にここから熱エネルギーを放出する。
腰部には背面翼とブースターが設置され、これによって単独飛行を可能としている。だが操作性が下がる為、乗りこなすにはパイロットにも相応の技量が要求される。
本機は飛行形態への可変機構を有しており、高い機動性を発揮できる。

本機と同時にG系統用と思われるバックパックもいくつか製造されたが、大半が装着不可能であったとされる。

初期案ではアイーダの搭乗機は赤いモンテーロとする予定だったが、後にガンダムに変更された為に本機がデザインされる事になった。また名称も当初は「G-アーレント」だったが、富野由悠季監督によって現在の名称に改められている。

登場作品と操縦者

ガンダム Gのレコンギスタ
パイロットはアイーダ・スルガン
テストも兼ねて海賊部隊で運用されており、主にメガファウナの援護等を行っている。

装備・機能

特殊機能

変形
飛行形態に変形可能。

武装・必殺攻撃

バルカン
頭部に2門内蔵。炸薬弾を使用している。
対艦ビーム・ライフル
本機の主兵装。銃身が長く、機体の全高を超えるサイズとなっている。発射されるビームの出力はかなり高く、遠距離からの砲狙撃戦や艦艇等の大型目標への攻撃に有効である。
大型ビーム・ソード
対艦ビーム・ライフルのグリップを移動させる事で大型の格闘兵装となる。使用時は両手で保持する。
エネルギー効率があまりにも悪すぎる為、数十秒間しか使えない。
ビーム・サーベル
両肩に1本ずつ、計2本をマウントしている。宇宙世紀の物と同様、メガ粒子を磁場で剣状に収束している。刀身は細身だが、切断力はかなり高い。
ビーム・ワイヤー
両腕部に1基ずつ、計2基を内蔵。
鏃状の小型ビーム発振器をチェーンのように多数繋げ、各発振器の後端にある2基の噴射口からビームを纏わせて使用する。鞭のようにしなる為、様々な使い方が出来る。使用された発振器は切り離され、その次の発振器が新たな先端部となる。
不使用時はリール状のユニットに巻き取られて収納されている。
シールド
実体式の防御用装備。攻撃兵装や緊急時用のスラスターとしても転用可能である。
センサー・バーナー
シールドに6基内蔵されている。拡散レーザーを発射でき、敵機のセンサー等の攻撃やビーム攻撃の無効化を可能としている。

対決・名場面

関連機体

G-セルフ
同じG系統の機体。
グリモア
モンテーロ
海賊部隊で運用されている機体。

商品情報

話題まとめ

資料リンク

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