「ゲシュマイディッヒ・パンツァー」の版間の差分
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2015年9月26日 (土) 19:35時点における版
エネルギー偏向装甲「ゲシュマイディッヒ・パンツァー」 (Energy Deflection Armor "Geschmeidig Panzer")
地球連合軍が開発した新型GAT-Xシリーズの1機、フォビドゥンガンダムの背部ユニットに装備されたエネルギー偏向装甲。これはブリッツガンダムに搭載されていたミラージュコロイドを応用した特殊微粒子を使ったフォビドゥン独自の防御兵器であり、シールド中央部の装置から散布して電場形成を行い、敵機から放たれたビームの軌道を強制的に屈折させることができる。強襲形態とMS形態の双方で使用できるため、基本的にフォビドゥンはほとんどのビーム攻撃が通用しない。
しかし、ゲシュマイディッヒ・パンツァーの使用には大量の電力を消費するため、長時間の戦闘や連続的なビーム攻撃ではエネルギー切れに注意を払う必要があった(ただし、フォビドゥンのパイロットのシャニ・アンドラスは生体CPUであり、彼らは服用している薬物「γグリフェプタン」が切れると禁断症状を発症させ、帰還せざるを得なくなるため、皮肉にも長時間戦闘時のエネルギー問題は劇中ではさほど問題にはならなかったようだ)。また実弾兵器に対しては通用せず、ビーム兵器であってもビームサーベルのような接近戦用のタイプは無効化できない。
第二期GATシリーズはフェイズシフト装甲よりも電力消費が少ないトランスフェイズ装甲を採用していたため、稼働時間にある程度の余裕ができたことでゲシュマイディッヒ・パンツァーの搭載が可能になり、フォビドゥンで初めて採用された。また防御のみならず、誘導プラズマ砲「フレスベルグ」のビームを湾曲させるのにも一役買っている。
フォビドゥンガンダムで得られた本装備のデータは、後にフォビドゥンブルーをはじめとした水中戦仕様の系統機にも装備されており、水中活動時の機体の耐圧向上などに使用されている。
また、ユニウス戦役終盤に登場した超大型破壊兵器レクイエムのビーム中継地点となった筒型コロニーの内部にも搭載され、本体から放たれた巨大なビームを屈曲させて標的を正確に射抜かせる役割を果たしている。
登場作品
搭載機
関連用語