「ジム・キャノンII(ルシアン・ベント専用機)」の版間の差分

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反[[ティターンズ]]組織[[ケラウノス (組織)|ケラウノス]]の保有する[[ジム・キャノンII]]。同組織の[[モビルスーツ]]部隊隊長[[ルシアン・ベント]]の搭乗機。頭には強化センサーが搭載されている為、一部形状がノーマルのジム・キャノンIIとは異なっている。
  
コクピットは[[全天周モニター]]と[[リニアシート]]を使用した物に変更されているが、物資や人材が豊富とは言えないケラウノスの台所事情から、本来の中距離支援以外にも接近戦まで単機であらゆる状況に対応する必要があり、メカマンの[[ロープス・スグル・アキヤマ]]によって様々な現地改修が施されている。代表的な物に、左腕のビーム・サーベルラックに固定装備化したヒート・ホークを二基装備している点が挙げられ、近接戦闘の他、敵の攻撃を受け止める「篭手」としても使用される。
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コクピットは[[全天周囲モニター]]と[[リニアシート]]を使用した物に変更されているが、物資や人材が豊富とは言えないケラウノスの台所事情から、本来の中距離支援以外にも接近戦など単機であらゆる状況に対応する必要があり、メカマンの[[ロープス・スグル・アキヤマ]]によって様々な現地改修が施されている。代表的な物に、左腕のビーム・サーベルラックに固定装備化したヒート・ホークを二基装備している点が挙げられ、近接戦闘の他、敵の攻撃を受け止める「篭手」としても使用される。
  
[[宇宙世紀]]0086年6月には錯視を狙ったダズル迷彩が施されたが、コストの問題と敵機がオートでモニターに補正をかけるようになると想定し、0087年3月には廃止された。
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[[宇宙世紀]]0086年6月には錯視を狙ったダズル迷彩が施されたが、敵機がオートでモニターに補正をかけるようになった場合は効果が打ち消されてしまうと想定され、被弾時の再塗装のコストの問題もあって0087年3月には廃止された。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
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:白・青・黒の縞模様を用いた特徴的な迷彩パターン。
 
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:コントラストの強い縞模様により全体の形状を判別しづらくし、進行方向や移動速度を見誤らせる効果がある<ref>その歴史は古く、第一次世界大戦では主に艦船に使われていた。</ref>。
 
:コントラストの強い縞模様により全体の形状を判別しづらくし、進行方向や移動速度を見誤らせる効果がある<ref>その歴史は古く、第一次世界大戦では主に艦船に使われていた。</ref>。
:光学センサーや目視に対して効果はあるもののレーザー測量に対して塗装の手間などコストがかかり、また敵機のモニターがオートでCG補正を賭けた場合、その効果が打ち消される為に廃止された。
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:光学センサーや目視に対して効果はあるもののレーザー測量に対しては無力。塗装の手間などコストがかかり、また敵機のモニターがオートでCG補正を賭けた場合、その効果が打ち消されると判断され、廃止された。
  
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
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;60mmバルカン砲
 
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:頭部に2門内蔵。支援用MSとして牽制・威嚇目的に有効。
 
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:2連ヒート・ホークへの換装に伴い取り外された。
 
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;ビーム・キャノン
:両肩に1門ずつ装備。[[ガンキャノンII]]を除くRX-77系の機体やジム・キャノンが実弾式のキャノンを装備していたのに対し、本機は高出力ジェネレーターの恩恵によってビーム・キャノンが装備できるようになった。また、重力下で精密射撃を行う際は腰部からスタビライズド・ギアを展開する。
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:両肩に1門ずつ装備。[[ガンキャノンII]]を除くRX-77系の機体や[[ジム・キャノン]]が実弾式のキャノンを装備していたのに対し、本機は高出力ジェネレーターの恩恵によってビーム・キャノンが装備できるようになった。また、重力下で精密射撃を行う際は腰部からスタビライズド・ギアを展開する。
 
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;改造ロング・ライフル
:ジム・ライフルを改造したロング・ライフル。銃身の延長の他、バイポッドや射撃用センサーの増設が行われている。
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;2連ヒート・ホーク
 
;2連ヒート・ホーク
 
:過剰在庫でケラウノスに流れてきたヒート・ホークをリサイクルし、ビーム・サーベルに代わり二基固定装備化した物。ジョイント部分の強度の関係から使用回数に限度はあるが、近接戦闘用の打突兵器の他、敵の攻撃を受け止める篭手として使用される。
 
:過剰在庫でケラウノスに流れてきたヒート・ホークをリサイクルし、ビーム・サーベルに代わり二基固定装備化した物。ジョイント部分の強度の関係から使用回数に限度はあるが、近接戦闘用の打突兵器の他、敵の攻撃を受け止める篭手として使用される。
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:ベース機。
 
:ベース機。
  
;[[ジム・キャノンII[ホワイト・コーラル]]]
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:カラバから提供されたパーツを使った改修機。
 
:カラバから提供されたパーツを使った改修機。
 
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2024年10月26日 (土) 22:29時点における最新版

ジム・キャノンII(ルシアン・ベント専用機)
外国語表記 GM CANNON II (Lucien Bendt Use)
登場作品 ADVANCE OF Ζ 刻に抗いし者
デザイン 片貝文洋
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スペック
分類 支援用量産型モビルスーツ
型式番号 RGC-83
主動力 熱核融合炉
開発組織 地球連邦軍
所属 ケラウノス
母艦 ザンジバル級ケラウノス
主なパイロット ルシアン・ベント
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概要[編集 | ソースを編集]

ティターンズ組織ケラウノスの保有するジム・キャノンII。同組織のモビルスーツ部隊隊長ルシアン・ベントの搭乗機。頭には強化センサーが搭載されている為、一部形状がノーマルのジム・キャノンIIとは異なっている。

コクピットは全天周囲モニターリニアシートを使用した物に変更されているが、物資や人材が豊富とは言えないケラウノスの台所事情から、本来の中距離支援以外にも接近戦など単機であらゆる状況に対応する必要があり、メカマンのロープス・スグル・アキヤマによって様々な現地改修が施されている。代表的な物に、左腕のビーム・サーベルラックに固定装備化したヒート・ホークを二基装備している点が挙げられ、近接戦闘の他、敵の攻撃を受け止める「篭手」としても使用される。

宇宙世紀0086年6月には錯視を狙ったダズル迷彩が施されたが、敵機がオートでモニターに補正をかけるようになった場合は効果が打ち消されてしまうと想定され、被弾時の再塗装のコストの問題もあって0087年3月には廃止された。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

ADVANCE OF Ζ 刻に抗いし者
ルシアン・ベントの初期の乗機として登場。パイロットの腕前もあってティターンズの機体と互角以上の戦闘を演じる。その後、ニューギニア基地の攻略に前後してジム・キャノンII[ホワイトコーラル]に改修された。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

特殊機能[編集 | ソースを編集]

ダズル迷彩
白・青・黒の縞模様を用いた特徴的な迷彩パターン。
コントラストの強い縞模様により全体の形状を判別しづらくし、進行方向や移動速度を見誤らせる効果がある[1]
光学センサーや目視に対して効果はあるもののレーザー測量に対しては無力。塗装の手間などコストがかかり、また敵機のモニターがオートでCG補正を賭けた場合、その効果が打ち消されると判断され、廃止された。

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

60mmバルカン砲
頭部に2門内蔵。支援用MSとして牽制・威嚇目的に有効。
ビーム・サーベル
接近戦を想定して装備している斬撃兵装。左腕に一基格納されている。あくまで接近戦用の予備兵装である為、グリップはショートタイプを採用している。
2連ヒート・ホークへの換装に伴い取り外された。
ビーム・キャノン
両肩に1門ずつ装備。ガンキャノンIIを除くRX-77系の機体やジム・キャノンが実弾式のキャノンを装備していたのに対し、本機は高出力ジェネレーターの恩恵によってビーム・キャノンが装備できるようになった。また、重力下で精密射撃を行う際は腰部からスタビライズド・ギアを展開する。
改造ロング・ライフル
ジム・ライフルを改造したロング・ライフル。銃身の延長の他、バイポッドや射撃用センサーの増設が行われている。
2連ヒート・ホーク
過剰在庫でケラウノスに流れてきたヒート・ホークをリサイクルし、ビーム・サーベルに代わり二基固定装備化した物。ジョイント部分の強度の関係から使用回数に限度はあるが、近接戦闘用の打突兵器の他、敵の攻撃を受け止める篭手として使用される。
また、ビーム・サーベルと比較してエネルギー消費量が少ない為、ジェネレーター出力をビーム兵器に回せるという利点がある。
ヒート・ホーク
コミカライズ版で使用。ザク系の使用する格闘兵装。
クレイ・バズーカ
コミカライズ版で使用。リック・ディアスなどが装備する多目的バズーカ。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

関連機体[編集 | ソースを編集]

ジム・キャノンII
ベース機。
ジム・キャノンII[ホワイトコーラル]
カラバから提供されたパーツを使った改修機。

商品情報[編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. その歴史は古く、第一次世界大戦では主に艦船に使われていた。