「ウイングガンダムフェニーチェ」の版間の差分

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== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[リカルド・フェリーニ]]が[[ウイングガンダム]]をベースに改造した[[ガンプラ]]。ベースとなったウイングガンダムは彼が子供の頃に製作した物で、ガンプラバトルで壊れるたびに修復を繰り返しこの姿となった。名称の「フェニーチェ」はイタリア語で「不死鳥」を意味し、本機の製作経緯に由来している。カラーリングはイタリア国旗をモチーフとした緑・白・赤のトリコローレで、これは子供の頃製作したウイングガンダムから引き継いでいる。
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[[リカルド・フェリーニ]]が[[ウイングガンダム]]をベースに改造した[[ガンプラ]]。名称の「フェニーチェ」はイタリア語で「不死鳥」を意味する。
  
度重なる修復と改修の結果左右非対称の機体となっており、肩部と脚部アーマーの形状が左右で異なり、背部のウイングユニットも左側に纏められている。改修の結果バード形態への可変機構はオミットされ、機体バランスも損なわれ操作性も悪化しているが、フェリーニの高い操縦テクニックによりトリッキーな機動で相手を翻弄するのに役立っている。
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ベースとなったウイングガンダムはフェリーニがガンプラバトルを始めた幼い頃からの愛機であり、バトルを重ねて得た経験を活かしつつ、破損箇所の修理を兼ねて改造を加え続けた上で完成した。
  
頭部の右側は破損したままで、ツインアイの色も右が赤、左が緑とオッドアイのようになっている。何故この部分だけ修復せず、そのままになっているのかはフェリーニのみぞ知るところである。
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度重なる改造により、二枚の翼がどちらも左側に装着されるなど、左右非対称のデザインとなった。これは一見するとバランスが悪く操縦しにくく思えるが、フェリーニの卓越した操縦テクニックにより、トリッキーな機動に一役買っている。このコンセプトによって、フェニーチェの変形システムはオミットされてしまったが、バイク型支援メカ「メテオホッパー」を使用する事でその機能を補っている。
  
改修の繰り返しの結果として、左右非対称となりバランスが悪くなっていたが、フェリーニはバランスの取れた左右対称とする構想を考えており、追加の装備などを制作し始めていた。
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頭部には破損した跡があり、ツインアイの色も右が赤、左が緑とオッドアイのようになっている。これにどのような意味があるかはフェリーニだけが知っている。
  
そして、世界大会の決勝トーナメントで[[アイラ・ユルキアイネン|アイラ]]の[[キュベレイパピヨン]]に大破させられた事を期に全面改修されて左右対称の新たなガンプラ、[[ガンダムフェニーチェリナーシタ]]として完成させられた。
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カラーリングはイタリア国旗をモチーフとした緑・白・赤のトリコローレ。このカラーリングは制作当初のウイングガンダムから引き継がれたカラーリングでもある。
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世界大会の決勝トーナメントで[[アイラ・ユルキアイネン]]の[[キュベレイパピヨン]]との試合で大破するが、その後全面改修によって[[ガンダムフェニーチェリナーシタ]]として復活する事になった。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
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:ベース機である[[ウイングガンダム]]に搭載されていた自爆システム。ウイングガンダムと言えばある意味コレ。最後の手段として用意されていた。[[キュベレイパピヨン]]との試合で追い詰められて使おうとするもキララに止められ、結局使う事は無かった。
 
:ベース機である[[ウイングガンダム]]に搭載されていた自爆システム。ウイングガンダムと言えばある意味コレ。最後の手段として用意されていた。[[キュベレイパピヨン]]との試合で追い詰められて使おうとするもキララに止められ、結局使う事は無かった。
 
;メテオホッパー
 
;メテオホッパー
:本機のサポートメカとして機能する一輪バイク。失われた機動性を補うことが可能。普通のバイクのように跨って乗り、地上を高速移動することが可能な他、飛行形態に変形可能で、[[サブ・フライト・システム]]としても機能する。
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:本機のサポートメカとして機能する一輪バイク。可変機構のオミットにより失われた機動性を補うことが可能。普通のバイクのように跨って乗り、地上を高速移動することが可能な他、飛行形態に変形可能で、[[サブ・フライト・システム]]としても機能する。
  
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
;バルカン砲
 
;バルカン砲
:頭部に左右一対2門内蔵されている機関砲。ベース機と同様の物。
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:頭部に左右一対2門内蔵されている機関砲。ベース機と同様の物。威力は低いが、飛来するミサイルの迎撃など用途は広い。
 
;マシンキャノン
 
;マシンキャノン
:肩部襟元に左右一対2門内蔵されている中口径機関砲。これもベース機と同様の物。
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:肩部襟元に左右一対2門内蔵されている中口径機関砲。頭部バルカンよりも強力になっており、バトルで敵機体にダメージを与えられるレベル。
 
;バスターライフルカスタム
 
;バスターライフルカスタム
:本機の主兵装。携行時には腕部のツメでロックされる。原型機のバスターライフルの改良型で威力が非常に高いが、相変わらず最大出力では3発しか撃てない。銃身の下部には分離可能な小型ライフルが追加され、こちらはバスターライフルよりも威力が低い代わりに連射性や継戦能力等で優れている。不使用時には背部右側にマウントされる。また、メテオホッパーの機首部にも装着でき、移動しながらの発射も可能。この場合、エネルギーはメテオホッパーのサイドバインダーに装着された大型パワータンクから供給される。
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:本機のメイン武装。ウイングガンダムの設計思想を引き継いだ装備であり、エネルギー消費が激しいが一撃が強力なビームを発射可能。銃身下部に小型ライフルが装着されている。
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:;小型ライフル
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::バスターライフルカスタムの銃身下部に装着されている[[ビームライフル]]。敵が多い時等に分離して用いられるが、分離時に威力は低下する。グリップは左右に可動し、バスターライフルカスタムのフォアグリップとしても用いられる。
 
;ビームガン
 
;ビームガン
 
:右肩部上面に1門内蔵されているビーム砲。主に飛行時の進行方向にいる相手に使用される。
 
:右肩部上面に1門内蔵されているビーム砲。主に飛行時の進行方向にいる相手に使用される。
 
;ビームレイピア
 
;ビームレイピア
:細いビーム刃を形成する接近戦用ビーム兵器。不使用時は左腕にマウントされ、その状態で柄の先端部からビームを発射可能。
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:細いビーム刃を形成する接近戦用ビーム兵器。非使用時は左腕にマウントされ、その状態で柄の先端部からビームを発射可能。
 
;ビームマント
 
;ビームマント
:左肩に内蔵されているビームで形成されたマント。[[ビームシールド]]として使用可能。また、左手に纏う事でパンチの攻撃力を上げる事も出来る。
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:左肩に内蔵されているビームで形成されたマント。[[ビームシールド]]として防御に使用可能。また、左手に纏う事でパンチの攻撃力を上げる事も出来る。
 
;シールド
 
;シールド
 
:メテオホッパーの機首部を取り外し、実体式シールドとして使用できる。
 
:メテオホッパーの機首部を取り外し、実体式シールドとして使用できる。
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;[[ガンダムフェニーチェリナーシタ]]
 
;[[ガンダムフェニーチェリナーシタ]]
 
:全面改修機。可変機構が復活したフェニーチェの完成系。
 
:全面改修機。可変機構が復活したフェニーチェの完成系。
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:;[[ガンダムフェニーチェリベルタ]]
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::メテオホッパーの機能を継承したリナーシタの陸戦換装仕様。
 
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<!-- *説明 -->
 
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2023年12月28日 (木) 00:57時点における最新版

ウイングガンダムフェニーチェ
外国語表記 WING GUNDAM FENICE
登場作品 ガンダムビルドファイターズ
デザイナー 海老川兼武
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スペック
分類 モビルスーツ (ガンプラ)
型式番号 XXXG-01Wf
全高 16.3m (ビルダーの独自設定)
重量 7.2t (ビルダーの独自設定)
主動力 プラフスキー粒子
装甲材質 プラスチック
ビルダー リカルド・フェリーニ
ファイター リカルド・フェリーニ
テンプレートを表示

概要[編集 | ソースを編集]

リカルド・フェリーニウイングガンダムをベースに改造したガンプラ。名称の「フェニーチェ」はイタリア語で「不死鳥」を意味する。

ベースとなったウイングガンダムはフェリーニがガンプラバトルを始めた幼い頃からの愛機であり、バトルを重ねて得た経験を活かしつつ、破損箇所の修理を兼ねて改造を加え続けた上で完成した。

度重なる改造により、二枚の翼がどちらも左側に装着されるなど、左右非対称のデザインとなった。これは一見するとバランスが悪く操縦しにくく思えるが、フェリーニの卓越した操縦テクニックにより、トリッキーな機動に一役買っている。このコンセプトによって、フェニーチェの変形システムはオミットされてしまったが、バイク型支援メカ「メテオホッパー」を使用する事でその機能を補っている。

頭部には破損した跡があり、ツインアイの色も右が赤、左が緑とオッドアイのようになっている。これにどのような意味があるかはフェリーニだけが知っている。

カラーリングはイタリア国旗をモチーフとした緑・白・赤のトリコローレ。このカラーリングは制作当初のウイングガンダムから引き継がれたカラーリングでもある。

世界大会の決勝トーナメントでアイラ・ユルキアイネンキュベレイパピヨンとの試合で大破するが、その後全面改修によってガンダムフェニーチェリナーシタとして復活する事になった。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

ガンダムビルドファイターズ
ファイターはリカルド・フェリーニ
5対1の戦いで窮地に陥ったアリーア・フォン・レイジ・アスナの戦いに割って入った後、特訓相手として彼と200連戦をこなした。
ガンプラバトル選手権世界大会にも出場し、順調に勝ち進んでいる。第8ピリオドではイオリ・セイレイジ組のスタービルドストライクガンダムとバトルを行い、激闘の末に引き分けている。
決勝トーナメントでは一回戦に勝利してベスト8まで勝ち上がり、2回戦ではアイラ・ユルキアイネンキュベレイパピヨンと対戦するも敗北して大破。その後、フェリーニの手によって全面改修されガンダムフェニーチェリナーシタへと生まれ変わる。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

特殊機能[編集 | ソースを編集]

自爆装置
ベース機であるウイングガンダムに搭載されていた自爆システム。ウイングガンダムと言えばある意味コレ。最後の手段として用意されていた。キュベレイパピヨンとの試合で追い詰められて使おうとするもキララに止められ、結局使う事は無かった。
メテオホッパー
本機のサポートメカとして機能する一輪バイク。可変機構のオミットにより失われた機動性を補うことが可能。普通のバイクのように跨って乗り、地上を高速移動することが可能な他、飛行形態に変形可能で、サブ・フライト・システムとしても機能する。

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

バルカン砲
頭部に左右一対2門内蔵されている機関砲。ベース機と同様の物。威力は低いが、飛来するミサイルの迎撃など用途は広い。
マシンキャノン
肩部襟元に左右一対2門内蔵されている中口径機関砲。頭部バルカンよりも強力になっており、バトルで敵機体にダメージを与えられるレベル。
バスターライフルカスタム
本機のメイン武装。ウイングガンダムの設計思想を引き継いだ装備であり、エネルギー消費が激しいが一撃が強力なビームを発射可能。銃身下部に小型ライフルが装着されている。
小型ライフル
バスターライフルカスタムの銃身下部に装着されているビームライフル。敵が多い時等に分離して用いられるが、分離時に威力は低下する。グリップは左右に可動し、バスターライフルカスタムのフォアグリップとしても用いられる。
ビームガン
右肩部上面に1門内蔵されているビーム砲。主に飛行時の進行方向にいる相手に使用される。
ビームレイピア
細いビーム刃を形成する接近戦用ビーム兵器。非使用時は左腕にマウントされ、その状態で柄の先端部からビームを発射可能。
ビームマント
左肩に内蔵されているビームで形成されたマント。ビームシールドとして防御に使用可能。また、左手に纏う事でパンチの攻撃力を上げる事も出来る。
シールド
メテオホッパーの機首部を取り外し、実体式シールドとして使用できる。
シザーソード
世界大会の第3ピリオドでフェリーニが引き当てた武装。実体式の剣だが、鋏のように刀身を開く事が出来る。また、刀身を赤熱化させて対象を溶断する事も可能な上に分離させて二刀流で使う事もできる。尚、この武器は「ハイパーガンプラバトルウェポンズ」に付属している物である。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

スタービルドストライクガンダム
世界大会の予選第8ピリオドでバトル。
序盤は地形を活かした戦い方で圧倒するも中盤にはスタービルドストライクのトリッキーな戦術で巻き返される。終盤には互いに武器を失いながらも殴り合い、最後は双方が戦闘不能となり引き分けた。
キュベレイパピヨン
決勝トーナメントの第2回戦で対戦。
序盤はメテオホッパーの機動力と雪原というフィールドを最大限に利用する事でファンネルに対応。アイラの調子が悪かった事もあって押していたが、エンボディシステムによって突如キュベレイの動きが変わった事で一気に劣勢となり、手も足も出せずに追い込まれてしまう。半ば自暴自棄となったフェリーニはキュベレイに零距離からの自爆攻撃を行おうとするもキララの叱咤を受けて冷静さを取り戻してバトルを棄権、敗北した。
しかしその後、アイラがシステムの影響で暴走を始めてしまい、勝敗が決したにもかかわらず更なる追い討ちをかけられて大ダメージを負う。そこにレイジがビギニングガンダムで割って入った為、辛うじて全損は免れたのだった。

関連機体[編集 | ソースを編集]

ウイングガンダム
ベース機。使用キットは「HGAC ウイングガンダム」。
ガンダムフェニーチェリナーシタ
全面改修機。可変機構が復活したフェニーチェの完成系。
ガンダムフェニーチェリベルタ
メテオホッパーの機能を継承したリナーシタの陸戦換装仕様。

商品情報[編集 | ソースを編集]

ガンプラ[編集 | ソースを編集]

資料リンク[編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]