「オオワシアカツキ」の版間の差分

提供: ガンダムWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
(ストライクノワールアカツキ (トーク) による編集を TAKA54 による直前の版へ差し戻しました)
タグ: 巻き戻し
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
 
(2人の利用者による、間の8版が非表示)
9行目: 9行目:
 
| タイトル = スペック
 
| タイトル = スペック
 
| 分類 = 試作型[[モビルスーツ]]
 
| 分類 = 試作型[[モビルスーツ]]
 +
| 生産形態 = 試作機 / フラッグシップ機
 
| 型式番号 = ORB-01
 
| 型式番号 = ORB-01
 
| 全高 = 18.74m
 
| 全高 = 18.74m
14行目: 15行目:
 
| 主動力 = [[バッテリー]]
 
| 主動力 = [[バッテリー]]
 
| 装甲材質 = 対ビーム防御・反射システム「ヤタノカガミ」
 
| 装甲材質 = 対ビーム防御・反射システム「ヤタノカガミ」
 +
| OS = [[GUNDAM (OS)|G.U.N.D.A.M.]]
 
| 開発組織 = [[モルゲンレーテ社]]
 
| 開発組織 = [[モルゲンレーテ社]]
 
| 所属 = [[オーブ軍]]
 
| 所属 = [[オーブ軍]]
 
| 母艦 =  
 
| 母艦 =  
| 主なパイロット = [[カガリ・ユラ・アスハ]]
+
| 主なパイロット = [[カガリ・ユラ・アスハ]] [[ネオ・ロアノーク]] ([[ムウ・ラ・フラガ]])
[[ネオ・ロアノーク]]
 
 
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
 
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[モルゲンレーテ社]]が[[オーブ軍]]の旗機として開発した試作型[[モビルスーツ]]。[[ウズミ・ナラ・アスハ]]が[[カガリ・ユラ・アスハ]]のために遺した機体であり、防御力が重視されている。
+
[[アカツキ]]に大気圏内航空戦闘装備「オオワシ」を装備した形態。
  
[[ストライクガンダム]]と同時期に開発が開始され、そのために各部の形状が似ている他、本機も[[ストライカーパックシステム]]と同じプラグを使用したバックパック換装システムが採用されている。その後も随時最新技術を投入しながら開発は継続され、C.E.73でも最高峰の高性能機として実戦に投入されている。本機最大の特徴は金色に輝く特殊装甲「ヤタノカガミ」で、ビームを跳ね返す事が可能。背部には「オオワシ」と呼ばれる空戦用のバックパックを装備しており凄まじい大推力を誇り、亜音速で飛行出来る。また、オオワシは遠隔操作や内蔵されたAIによって無人の支援戦闘機としての使用も可能である。
+
アカツキはヤタノカガミによる絶対的な対ビーム防御性能を誇った反面、鏡面加工が難しい固定装備の装備は見送られ、攻撃力に秀でた機体とはならなかった。そこで、[[ストライカーパックシステム]]を参考にした拡張ユニットを導入する事により、戦闘力の向上が図られている。
  
なお、本機のOSには「'''G'''eneral '''U'''nilateral '''N'''eurolink '''D'''ispersive '''A'''utonomic '''M'''aneuver Synthesis System(単方向の分散型神経接続によって自律機動をおこなう汎用統合性システム)」が採用されており、本機も[[ガンダムタイプ]]MSに分類される。
+
「オオワシ」は4基のジェットエンジンと2基のロケットブースターを搭載し、亜音速での飛行が可能となる。また、遠隔あるいはAI自律操作によってアカツキから分離した状態での単独無人飛行も可能。
 
 
実は[[C.E.]]71年の時点で既に本体は完成していたのだが、武装やOSなどの開発が間に合わなかったため、カガリは[[ストライクルージュ]]で実戦に参加する事となった。
 
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
;[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]
 
;[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]
:当初は量産も検討されていたが、コストの問題から1機のみが開発されるに止まっている。完成した機体はアカツキ島の地下で厳重に秘匿されていたが、[[ザフト軍]]の[[オペレーション・フューリー]]の発動により、[[カガリ・ユラ・アスハ]]が搭乗。多数のザフト軍MSを撃墜した。その後、本機は[[ネオ・ロアノーク]]に託され、月面都市[[コペルニクス]]にて[[キラ・ヤマト]]らを回収するために出撃している。
+
:初登場作品。PHASE-40より登場。アカツキ島の地下で厳重に秘匿されていたが、[[ザフト軍]]の[[オペレーション・フューリー]]の発動に際し、その存在を知らされた[[カガリ・ユラ・アスハ]]が搭乗。多数のザフト軍MSを撃墜した。途中、[[デスティニーガンダム]]の攻撃を受け窮地に陥っているものの、[[ストライクフリーダムガンダム]]の介入により窮地を脱している。その後、本機は[[ネオ・ロアノーク]]に託され、月面都市[[コペルニクス]]にて[[キラ・ヤマト]]らを回収するために出撃している。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
 
 
=== 特殊機能 ===
 
=== 特殊機能 ===
 
;対ビーム防御・反射システム「ヤタノカガミ」
 
;対ビーム防御・反射システム「ヤタノカガミ」
:本機に採用されている金色の装甲。耐ビームコーティングなどと異なり、ビームを防ぐだけでなく反射して敵機を返り討ちに出来るという特徴がある。その防御力は非常に高く、戦艦の陽電子砲すら防ぎきるほど。しかし、製造や維持にかかるコストも非常に高く、本機の装甲分だけで[[M1アストレイ]]を20機は製造できるとされる。ただしビーム以外には通常装甲と同程度の防御力しかない上、原理上[[フェイズシフト装甲]]との併用は不可能。
+
:本機に採用されている金色の装甲。耐ビームコーティングとは異なり、ナノスケールのビーム回折行使層と超微細プラズマ臨界制御層から構成され、撃ち込まれたビームから機体を保護するのみならず、本体センサーが追尾した敵機に向けて自動的にビームを送り返す。その防御力は非常に高く、戦艦の陽電子砲すら防御可能である。<br/>しかし、製造や維持にかかるコストも非常に高く、本機の装甲分だけで[[M1アストレイ]]を20機は製造できるとされる。ただしビーム以外には通常装甲と同程度の防御力しかない上、原理上[[フェイズシフト装甲]]との併用は不可能。
;分離
 
:オオワシ装備を分離可能。分離したオオワシは単独での飛行が可能である。
 
 
;換装
 
;換装
:シラヌイ装備に換装可能。
+
:バックパックの装備換装が可能。大気圏内ではオオワシを使用するほか、宇宙戦闘専用の装備としてM531R誘導機動ビーム砲塔システムを搭載したシラヌイの存在が確認されている。
 +
:;大気圏内航空戦闘装備「オオワシ」
 +
::アカツキの背部に装備されるオプション兵装。4基のジェットエンジンと2基のロケットブースターを搭載し、アカツキを亜音速で飛行させる事ができる。<br/>遠隔またはAIの自律操作によってアカツキから分離した状態での単独無人飛行も可能。中央部には有人コクピットがあったとされるが、詳細は不明。<br/>固定装備として73F式改 高エネルギービーム砲を搭載する。
  
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
=== アカツキ本体側 ===
+
==== アカツキ本体側 ====
 
;MSM5D12.5mm自動近接防御火器
 
;MSM5D12.5mm自動近接防御火器
:頭部に2門内蔵。主に牽制などに使用される。
+
:頭部に2門内蔵された近接防御火器。主にミサイルの迎撃や牽制などに使用される。
;73J2式試製双刀型ビームサーベル
+
;72D5式[[ビームライフル]]「ヒャクライ」
:接近戦用の武装。両端からビームを発生させられる他、分離して二刀流で使用する事も可能。不使用時は左腰にマウントされる。
+
:アカツキ計画が凍結された後、改めて極秘に開発された専用ビームライフル。外形はコンパクトだが、その威力は高く、特に「百雷」の名に相応しく、連射性能に優れている。<br/>銃身下部にはアカツキ専用のビームサーベルを装着し、銃剣として使用するためのスペースが設けられている。
;72D5式ビームライフル「ヒャクライ」
+
;73J2式試製双刀型[[ビームサーベル]]
:本機の主兵装。ストライクの物を改良しており、銃口の下にビームサーベルのマウントラッチが設置されている。ここにビームサーベルを装着して銃剣として使う事も出来る。
+
:他の武器と同様に、アカツキの計画凍結後に開発された専用ビームサーベル。グリップ部の両端からブレードを展開するほか、2基に分離させての二刀流での運用も可能。<br/>通常は左腰部にマウントされているが、ビームライフル「ヒャクライ」に装備して銃剣としても使用する事ができる。
 
;試製71式防盾
 
;試製71式防盾
:防御用の実体盾。外縁部に「ヤタノカガミ」が施されているが、中央部は対実弾用のために施されていない。打突武装としても使用可能。
+
:アカツキ専用のシールドとして試作された防御用の実体盾。ビーム兵器による攻撃は機体にコーティングされたヤタノカガミが防御するため、このシールドは主にミサイルや砲弾などの実体弾兵器の防御を行う。下端が鋭く尖っており、接近戦において打突兵器として使用する事も可能。
=== オオワシ側 ===
+
==== オオワシ側 ====
 
;73F式改高エネルギービーム砲
 
;73F式改高エネルギービーム砲
 
:「オオワシ」に2門装備されているビーム砲。砲身自体にもヤタノカガミが施されている。
 
:「オオワシ」に2門装備されているビーム砲。砲身自体にもヤタノカガミが施されている。
62行目: 60行目:
  
 
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
 +
=== 装備バリエーション ===
 +
;[[アカツキ]]
 +
:ストライカーパック未装備状態。
 
;[[シラヌイアカツキ]]
 
;[[シラヌイアカツキ]]
 
:ストライカーパックを宇宙戦闘装備”シラヌイ”に換装した状態。
 
:ストライカーパックを宇宙戦闘装備”シラヌイ”に換装した状態。
 +
;[[アカツキ (ゼウスシルエット装備)]]
 +
:デスティニーSpecII用に開発されたゼウスシルエットを装備した状態。
 +
=== 系列機・派生機 ===
 
;[[ストライクルージュ オオトリ装備]]
 
;[[ストライクルージュ オオトリ装備]]
:オオワシの前身となったオオトリを装備した[[ストライクルージュ]]。
+
:オオワシの前身となった「オオトリ」を装備した[[ストライクルージュ]]。
;[[ストライクガンダム]]
 
:開発期間短縮のため、機体フレームはストライクのそれをコピーして使っている。
 
;[[ビルドアカツキガンダム]]
 
:HGBFで発売された、本機の色違いガンプラ。塗装しやすいよう、機体カラーが灰白色になっているのが特徴。[[ビルドストライクガンダム フルパッケージ]]のビルドブースターを装備している他、オリジナル武器ハイドラショットが付属している。
 
;[[アカツゲー]]
 
:『[[ガンダムビルドダイバーズRe:RISE]]』に登場した機体。本機の上半身と[[ゲルズゲー]]の下半身、[[レジェンドガンダム]]のバックパックが組み合わさった姿となっている。
 
<!-- == 余談 == -->
 
<!-- *説明 -->
 
  
 
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
83行目: 79行目:
 
<amazon>B000GTLOSC</amazon>
 
<amazon>B000GTLOSC</amazon>
 
<amazon>B000RHKZJM</amazon>
 
<amazon>B000RHKZJM</amazon>
 +
 +
== 資料リンク ==
 +
*[https://www.gundam-seed.net/destiny/mecha/detail.php?id=24 アカツキ(オオワシ装備) MECHA 機動戦士ガンダムSEED DESTINY]
  
 
== リンク ==
 
== リンク ==
 
*[[登場メカ]]
 
*[[登場メカ]]
 +
 
<!-- == 脚注 == -->
 
<!-- == 脚注 == -->
 
<!-- <references /> -->
 
<!-- <references /> -->

2024年7月3日 (水) 14:32時点における最新版

オオワシアカツキ
外国語表記 Oowashi Akatsuki
登場作品 機動戦士ガンダムSEED DESTINY
デザイナー 大河原邦男
テンプレートを表示
スペック
分類 試作型モビルスーツ
生産形態 試作機 / フラッグシップ機
型式番号 ORB-01
全高 18.74m
重量 87.82t
主動力 バッテリー
装甲材質 対ビーム防御・反射システム「ヤタノカガミ」
OS G.U.N.D.A.M.
開発組織 モルゲンレーテ社
所属 オーブ軍
主なパイロット カガリ・ユラ・アスハネオ・ロアノーク (ムウ・ラ・フラガ)
テンプレートを表示

概要[編集 | ソースを編集]

アカツキに大気圏内航空戦闘装備「オオワシ」を装備した形態。

アカツキはヤタノカガミによる絶対的な対ビーム防御性能を誇った反面、鏡面加工が難しい固定装備の装備は見送られ、攻撃力に秀でた機体とはならなかった。そこで、ストライカーパックシステムを参考にした拡張ユニットを導入する事により、戦闘力の向上が図られている。

「オオワシ」は4基のジェットエンジンと2基のロケットブースターを搭載し、亜音速での飛行が可能となる。また、遠隔あるいはAI自律操作によってアカツキから分離した状態での単独無人飛行も可能。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダムSEED DESTINY
初登場作品。PHASE-40より登場。アカツキ島の地下で厳重に秘匿されていたが、ザフト軍オペレーション・フューリーの発動に際し、その存在を知らされたカガリ・ユラ・アスハが搭乗。多数のザフト軍MSを撃墜した。途中、デスティニーガンダムの攻撃を受け窮地に陥っているものの、ストライクフリーダムガンダムの介入により窮地を脱している。その後、本機はネオ・ロアノークに託され、月面都市コペルニクスにてキラ・ヤマトらを回収するために出撃している。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

特殊機能[編集 | ソースを編集]

対ビーム防御・反射システム「ヤタノカガミ」
本機に採用されている金色の装甲。耐ビームコーティングとは異なり、ナノスケールのビーム回折行使層と超微細プラズマ臨界制御層から構成され、撃ち込まれたビームから機体を保護するのみならず、本体センサーが追尾した敵機に向けて自動的にビームを送り返す。その防御力は非常に高く、戦艦の陽電子砲すら防御可能である。
しかし、製造や維持にかかるコストも非常に高く、本機の装甲分だけでM1アストレイを20機は製造できるとされる。ただしビーム以外には通常装甲と同程度の防御力しかない上、原理上フェイズシフト装甲との併用は不可能。
換装
バックパックの装備換装が可能。大気圏内ではオオワシを使用するほか、宇宙戦闘専用の装備としてM531R誘導機動ビーム砲塔システムを搭載したシラヌイの存在が確認されている。
大気圏内航空戦闘装備「オオワシ」
アカツキの背部に装備されるオプション兵装。4基のジェットエンジンと2基のロケットブースターを搭載し、アカツキを亜音速で飛行させる事ができる。
遠隔またはAIの自律操作によってアカツキから分離した状態での単独無人飛行も可能。中央部には有人コクピットがあったとされるが、詳細は不明。
固定装備として73F式改 高エネルギービーム砲を搭載する。

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

アカツキ本体側[編集 | ソースを編集]

MSM5D12.5mm自動近接防御火器
頭部に2門内蔵された近接防御火器。主にミサイルの迎撃や牽制などに使用される。
72D5式ビームライフル「ヒャクライ」
アカツキ計画が凍結された後、改めて極秘に開発された専用ビームライフル。外形はコンパクトだが、その威力は高く、特に「百雷」の名に相応しく、連射性能に優れている。
銃身下部にはアカツキ専用のビームサーベルを装着し、銃剣として使用するためのスペースが設けられている。
73J2式試製双刀型ビームサーベル
他の武器と同様に、アカツキの計画凍結後に開発された専用ビームサーベル。グリップ部の両端からブレードを展開するほか、2基に分離させての二刀流での運用も可能。
通常は左腰部にマウントされているが、ビームライフル「ヒャクライ」に装備して銃剣としても使用する事ができる。
試製71式防盾
アカツキ専用のシールドとして試作された防御用の実体盾。ビーム兵器による攻撃は機体にコーティングされたヤタノカガミが防御するため、このシールドは主にミサイルや砲弾などの実体弾兵器の防御を行う。下端が鋭く尖っており、接近戦において打突兵器として使用する事も可能。

オオワシ側[編集 | ソースを編集]

73F式改高エネルギービーム砲
「オオワシ」に2門装備されているビーム砲。砲身自体にもヤタノカガミが施されている。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

関連機体[編集 | ソースを編集]

装備バリエーション [編集 | ソースを編集]

アカツキ
ストライカーパック未装備状態。
シラヌイアカツキ
ストライカーパックを宇宙戦闘装備”シラヌイ”に換装した状態。
アカツキ (ゼウスシルエット装備)
デスティニーSpecII用に開発されたゼウスシルエットを装備した状態。

系列機・派生機 [編集 | ソースを編集]

ストライクルージュ オオトリ装備
オオワシの前身となった「オオトリ」を装備したストライクルージュ

商品情報[編集 | ソースを編集]

ガンプラ[編集 | ソースを編集]

フィギュア[編集 | ソースを編集]

資料リンク[編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]