「ゴッドガンダム弐」の版間の差分
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:新型コアランダーに搭載された新型ウイング。上中下の三段のウイングに個別の武器を搭載しているが、これ自体を分離させ、独立飛行させる武器としても使用可能。 | :新型コアランダーに搭載された新型ウイング。上中下の三段のウイングに個別の武器を搭載しているが、これ自体を分離させ、独立飛行させる武器としても使用可能。 | ||
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::ウイング中段が変形する長棒。三つのブロックがそれぞれ節によって接続されているため、三節棍としても使用可能。 | ::ウイング中段が変形する長棒。三つのブロックがそれぞれ節によって接続されているため、三節棍としても使用可能。 | ||
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:::三節棍のブロックの内二つを利用したヌンチャク。 | :::三節棍のブロックの内二つを利用したヌンチャク。 | ||
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::ウイング下段の先端部に搭載された釵。 | ::ウイング下段の先端部に搭載された釵。 | ||
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:手足を用いて繰り出す徒手空拳。 | :手足を用いて繰り出す徒手空拳。 | ||
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:シャイニングガンダムのシャイニングフィンガーをパワーアップさせたゴッドガンダム最強の技。ハイパーモード使用時にゴッドフィンガープロテクターが腕を覆い、相手に打ち込む。 | :シャイニングガンダムのシャイニングフィンガーをパワーアップさせたゴッドガンダム最強の技。ハイパーモード使用時にゴッドフィンガープロテクターが腕を覆い、相手に打ち込む。 | ||
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:流派東方不敗最強最後の技。両手のゴッドフィンガーの間に溜め込んだ気を極限まで増幅させた後、強力な気弾を放つ。 | :流派東方不敗最強最後の技。両手のゴッドフィンガーの間に溜め込んだ気を極限まで増幅させた後、強力な気弾を放つ。 | ||
:;石破天驚ゴッドフィンガー | :;石破天驚ゴッドフィンガー | ||
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== 対決・名場面 == | == 対決・名場面 == | ||
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:ベース機。外見上の差異はコアランダーのみなため、本体側に大きな変化はない。 | :ベース機。外見上の差異はコアランダーのみなため、本体側に大きな変化はない。 | ||
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+ | == 余談 == | ||
+ | *2025年3月31日に『Gガン』公式サイトで公開された今川泰宏総監督インタビューで本機に関する解説も行われている。 | ||
+ | **本機が武器を多数装備しているのは今川監督お気に入りのアクション俳優、リー・リンチェイ(現ジェット・リー)の出演する『少林寺』が由来。映画の本筋とは関係なく、少年僧らが色んな武器を用いて修行するシーンが監督のとても好きなシーンであり、METAL BUILD ゴッドガンダムの企画が動いた際に武器を持たせる事を一番に希望したとの事。また、香港の小説家である金庸の武俠小説に掲載されていた武器解説に監督が憧れていた事も影響している。なお、本機の武器で監督一番のお気に入りは混。 | ||
+ | **武器を多数装備すると、武器の通用しない相手にフィンガー技で挽回するパターンが確立されてしまうため、武器が立たなくなる上にフィンガー技も強調できなくなるという弊害が生まれてしまう。『英雄変生』でやや無理矢理に「流派東方不敗は基本的に武器を使わない」「武器は一通り習得はする」と追加設定が設けられたのは『Gガン』本編でのゴッドガンダムのファイトスタイルに対する辻褄合わせとなっている。 | ||
== 商品情報 == | == 商品情報 == | ||
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+ | == 資料リンク == | ||
+ | *[https://g-gundam.net/news/?id=22252 『機動武闘伝Gガンダム』30周年 今川泰宏総監督インタビュー] | ||
== リンク == | == リンク == |
2025年3月31日 (月) 22:45時点における最新版
ゴッドガンダム弐 | |
---|---|
読み | ゴッドガンダムセカンド |
外国語表記 | God Gundam 2nd |
登場作品 | 機動武闘伝Gガンダム外伝 三侠新傳 〜東方の珠〜 |
スペック | |
---|---|
分類 | モビルファイター |
生産形態 | ワンオフ機 / 改修機 |
原型機 | ゴッドガンダム |
開発組織 | ネオジャパン |
所属 | ネオジャパン → ドモン・カッシュ個人所有 |
ガンダムファイター | ドモン・カッシュ |
概要[編集 | ソースを編集]
第13回ガンダムファイトで優勝したネオジャパンのゴッドガンダムに新型コアランダーを装備した姿。機体名の「弐」は「セカンド」と読む。
コアランダーの翼(ウイングブースター)の各パーツが分離してそれぞれが独立した武器に変形するため、ゴッドガンダム以上に多彩な戦闘を行うことが可能となった。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- 機動武闘伝Gガンダム外伝 三侠新傳 〜東方の珠〜
- 初登場作品。ミケロ・チャリオットに対する人体実験に反対したドモン・カッシュがCDGCからコアランダーを強奪し、地球へ逃走。その後ギアナ特区でウォン・ユンファの開催する脱法ガンダムファイトの決勝選手として位置づけられ、決勝戦に乱入したコブラガンダムを一蹴。その後ウォンと対立したマスター・ジュニアの乗るシャイニングガンダムと闘い、DGクローンとして復活したマスター・アジアとともに放った「東方不敗終極奥義 明鏡止水石破天驚進化増殖再生拳」によって地球環境を再生した。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能[編集 | ソースを編集]
- モビルトレースシステム
- モビルファイターの標準装備としてバーチャルコクピットシステムと共に搭載が義務付けられている操縦システム。ガンダムファイトの理念である「人機一体」を体現するシステムであり、搭乗者の挙動を正確に反映し、逆に機体が受けるダメージを搭乗者に伝える機能が存在する。
- コアランダー
- ガンダムファイターがモビルファイターに乗り込む際に使用する小型ビークル。ガンダムファイターの移動手段としても使用される。本機のものはゴッドガンダムの物から複数の武器を搭載したウイングブースターを搭載した新型に変更されている。
- ハイパーモード
- シャイニングガンダムのスーパーモードをより洗練した機構。使用時には背部フィールド発生装置を展開し、胸部の装甲を展開してエネルギーマルチプライヤーを露出する。ハイパーモード時に発生するフィールドは機体全体にマグネットコーティング効果をもたらし、運動性・機動性を向上させ、各々のフィールド発生装置は機体の気脈までも活性化させる。
武装[編集 | ソースを編集]
- バルカン砲
- 頭部に4門内蔵されている機関砲。牽制や連撃のつなぎにも有効で、トリガーは脳波とリンクして操作される。
- マシンキャノン
- 肩部に2基装備された重機関砲。頭部バルカンより強力な3連バレルを持ち、攻撃手段としての破壊力も必要充分。
- ゴッドスラッシュ(ビームソード)
- ガンダリウム合金製の装甲をも両断するビーム刀。シャイニングガンダムのものより高出力化されているため、特に「ゴッドスラッシュ」とも呼ばれている
- ウイングブースター
- 新型コアランダーに搭載された新型ウイング。上中下の三段のウイングに個別の武器を搭載しているが、これ自体を分離させ、独立飛行させる武器としても使用可能。
- 偃月刀(えんげつとう)
- ウイング上段が展開・変形する偃月刀。使用時に先端からビームの刃が展開する。
- 混(こん)/ 三節棍(さんせつこん)
- ウイング中段が変形する長棒。三つのブロックがそれぞれ節によって接続されているため、三節棍としても使用可能。
- 双節棍(そうせつこん)
- 三節棍のブロックの内二つを利用したヌンチャク。
- 釵(さい)
- ウイング下段の先端部に搭載された釵。
技・必殺技[編集 | ソースを編集]
- 格闘
- 手足を用いて繰り出す徒手空拳。
- 連風脚
- 一撃一撃が突風を巻き起こす連続蹴り。ドモンは超級覇王電影弾の応用で相手を独楽のように高速回転させる使い方を見せている。
- 爆熱ゴッドフィンガー
- シャイニングガンダムのシャイニングフィンガーをパワーアップさせたゴッドガンダム最強の技。ハイパーモード使用時にゴッドフィンガープロテクターが腕を覆い、相手に打ち込む。
- 石破天驚拳(せきはてんきょうけん)
- 流派東方不敗最強最後の技。両手のゴッドフィンガーの間に溜め込んだ気を極限まで増幅させた後、強力な気弾を放つ。
- 石破天驚ゴッドフィンガー
- 石破天驚拳の派生技。石破天驚拳のエネルギーを片手に集め、巨大な手の形をしたエネルギーを打ち出し、敵機を握り潰す。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
- ゴッドガンダム
- ベース機。外見上の差異はコアランダーのみなため、本体側に大きな変化はない。
- ゴッドガンダム極
- ゴッドガンダムベースの改造ガンプラ。「武器を持ったゴッドガンダム」という点で共通してはいるが、極の方は射撃武器も堂々と装備している。
余談[編集 | ソースを編集]
- 2025年3月31日に『Gガン』公式サイトで公開された今川泰宏総監督インタビューで本機に関する解説も行われている。
- 本機が武器を多数装備しているのは今川監督お気に入りのアクション俳優、リー・リンチェイ(現ジェット・リー)の出演する『少林寺』が由来。映画の本筋とは関係なく、少年僧らが色んな武器を用いて修行するシーンが監督のとても好きなシーンであり、METAL BUILD ゴッドガンダムの企画が動いた際に武器を持たせる事を一番に希望したとの事。また、香港の小説家である金庸の武俠小説に掲載されていた武器解説に監督が憧れていた事も影響している。なお、本機の武器で監督一番のお気に入りは混。
- 武器を多数装備すると、武器の通用しない相手にフィンガー技で挽回するパターンが確立されてしまうため、武器が立たなくなる上にフィンガー技も強調できなくなるという弊害が生まれてしまう。『英雄変生』でやや無理矢理に「流派東方不敗は基本的に武器を使わない」「武器は一通り習得はする」と追加設定が設けられたのは『Gガン』本編でのゴッドガンダムのファイトスタイルに対する辻褄合わせとなっている。