「ガンダムハルート」の版間の差分

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== GN-011 ガンダムハルート(Gundam Harute) ==
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{{登場メカ概要
*登場作品:[[劇場版 機動戦士ガンダム00]]
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| 読み = <!-- 読み方が難しい場合に使用 -->
*デザイナー:柳瀬敬之
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| 外国語表記 = Gundam Harute
*分類:[[可変モビルスーツ]](第5世代ガンダム)
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| 登場作品 = [[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-]]
*装甲材質:[[Eカーボン]]
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<!-- *続編、或いは個別作品に出演した作品のみ記載。 -->
*頭頂高:19.0m
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| デザイナー = 柳瀬敬之
*重量:77.1t
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}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
*主動力:[[GNドライヴ]]
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*開発組織:[[ソレスタルビーイング]]
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{{登場メカ概要
*所属:[[ソレスタルビーイング]]
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| タイトル = スペック
*パイロット:[[アレルヤ・ハプティズム]][[ソーマ・ピーリス|マリー・パーファシー]]
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| 分類 = [[可変モビルスーツ]] (第5世代ガンダム)
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| 生産形態 = ワンオフ機
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| 型式番号 = 19.0m
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| 頭頂高 =
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| 本体重量 =
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| 全備重量 =
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| 総重量 = 77.1t
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| 主動力 = [[GNドライヴ]]
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| ジェネレーター出力 =
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| スラスター総推力 =
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| 装甲材質 = [[Eカーボン]]
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| センサー有効半径 =
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| 開発組織 = [[ソレスタルビーイング]]
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| 所属 = [[ソレスタルビーイング]]
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| 所属組織 =
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| 所属部隊 =
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| 母艦 = [[プトレマイオス2改]]
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| 乗員人数 = 2名
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| 主なパイロット =
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*[[アレルヤ・ハプティズム]]
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*[[ソーマ・ピーリス|マリー・パーファシー]]
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}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
イノベイターとの決戦から2年後、[[ソレスタルビーイング]]が新たに開発した太陽炉搭載型モビルスーツ。本機は[[アリオスガンダム]]と[[GNアーチャー]]、さらには開発が中断されていた[[ザンライザー]]の機能を統合して開発された機体であり、飛行形態への変形機構を持つ可変型ガンダムである。ガンダムとしては初の複座式を採用しており、パイロットとしてアレルヤおよびマリーの両名が搭乗する。本機は腰部後方にGNアーチャーに似た折り畳み式ノーズユニットと左右の大型サイドコンテナ、加えて[[ガンダムキュリオス|キュリオス]]と同型のテールユニットを装備しており、従来機のオプション武装の多くを標準装備していることになる。その上、さらなる追加装備が可能なほどの豊富なペイロードを持ち、キュリオスの系統に属するとはいえ軽快なイメージから離れた重厚なイメージになっている。アリオスのフレームを流用しているので、太陽炉は同様に股間部に内蔵されている。変形機構は戦闘機形態時に胸部装甲で頭部前面が隠される以外はキュリオスやアリオスと同様の方式を採用しており、変形後は大型の前進翼が特徴的な三胴機になる。
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イノベイターとの決戦から2年後、[[ソレスタルビーイング]]が新たに開発した太陽炉搭載型[[モビルスーツ]]。機体名はコーランに記される二人組の堕天使「ハールート」、「マールート」に由来する。
なお、本機の能力を最大限に発揮するためにはアレルヤ(ハレルヤ)とマリー(ピーリス)の高度な連携が不可欠である。機体名はコーランに記される二人組の堕天使「ハールート」、「マールート」に由来する。
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本機は[[アリオスガンダム]]と[[GNアーチャー]]、さらには開発が中断されていた[[ザンライザー]]の機能を統合して開発された機体であり、飛行形態への変形機構を持つ可変型ガンダムである。ガンダムとしては初の複座式を採用しており、パイロットとして[[アレルヤ・ハプティズム|アレルヤ]]および[[ソーマ・ピーリス|マリー]]の両名が搭乗する。本機は腰部後方にGNアーチャーに似た折り畳み式ノーズユニットと左右の大型サイドコンテナ、加えて[[ガンダムキュリオス|キュリオス]]と同型のテールユニットを装備しており、従来機のオプション武装の多くを標準装備していることになる。その上、さらなる追加装備が可能なほどの豊富なペイロードを持ち、キュリオスの系統に属するとはいえ軽快なイメージから離れた重厚なイメージになっている。アリオスのフレームを流用しているので、太陽炉は同様に股間部に内蔵されている。変形機構は戦闘機形態時に胸部装甲で頭部前面が隠される以外はキュリオスやアリオスと同様の方式を採用しており、変形後は大型の前進翼が特徴的な三胴機になる。
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なお、本機の能力を最大限に発揮するためにはアレルヤ(ハレルヤ)とマリー(ピーリス)の高度な連携が不可欠である。
  
また、CBはメインスポンサーを失っている為、資金源が乏しく[[ガンダムサバーニャ]]同様前世代機の[[アリオスガンダム]]の設計を流用して開発されているため、基本的な性能は[[アリオスガンダム]]と大差ないが、ビット兵器や重武装化によって火力を底上げして総合能力を高めている。
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また、CBはメインスポンサーを失っている為、資金源が乏しく[[ガンダムサバーニャ]]同様前世代機のアリオスガンダムの設計を流用して開発されているため、基本的な性能はアリオスガンダムと大差ないが、ビット兵器や重武装化によって火力を底上げして総合能力を高めている。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
;[[劇場版 機動戦士ガンダム00]]
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;[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-]]
 
:アレルヤとマリーの新たなる搭乗機として登場。機体搭乗時のマリーはピーリスの人格が発現することもあるようだが、セカンドシーズンから2年を経てピーリスの方もアレルヤに信頼を寄せるようになっていたようで、本機の運用に問題は全く生じなかった。なお小説版では、アレルヤがメインパイロットを務め、マリーがガンナーを務めると明記されている。
 
:アレルヤとマリーの新たなる搭乗機として登場。機体搭乗時のマリーはピーリスの人格が発現することもあるようだが、セカンドシーズンから2年を経てピーリスの方もアレルヤに信頼を寄せるようになっていたようで、本機の運用に問題は全く生じなかった。なお小説版では、アレルヤがメインパイロットを務め、マリーがガンナーを務めると明記されている。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
 
 
=== 特殊機能 ===
 
=== 特殊機能 ===
;[[トランザムシステム]](TRANS-AM)
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;[[トランザムシステム]] (TRANS-AM)
:オリジナルのGNドライヴのブラックボックス内に組み込まれていたシステム。機体各部のGNコンデンサー内に蓄積している高濃度圧縮粒子を全面開放する事で機体性能を通常の3倍以上に引き上げるというもの。ただし、限界時間があるうえ、使用後はしばらく性能が大幅にダウンしてしまうという短所もある。<br />本機は第4世代の技術も引き継いでいるため、その短所もある程度改善されている。
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:オリジナルの[[GNドライヴ]]のブラックボックス内に組み込まれていたシステム。機体各部の[[GNコンデンサー]]内に蓄積している高濃度圧縮粒子を全面開放する事で機体性能を通常の3倍以上に引き上げるというもの。ただし、限界時間があるうえ、使用後はしばらく性能が大幅にダウンしてしまうという短所もあるが、本機は第4世代の技術も引き継いでいるため、その短所もある程度改善されている。
;マルートモード(MARUTE-MODE)
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;マルートモード (MARUTE-MODE)
:本機にのみ実装されている、高機動戦闘モード。アレルヤ、ハレルヤ、ピーリスがそれぞれ専用のOSを同時に起動する。額部とマスク部に隠されたカメラアイが露出して真紅の輝きを放ち、6つの目を持つ禍々しい姿となる。<br />このシステムはアレルヤとピーリスの超兵としての能力に対応したシステムであり、運用には二人の高度な連携が求められる上に、アレルヤとハレルヤによる「反射と思考の融合」を行う必要がある。一種のリミッター解除機能とも言えよう。このシステムを発動したハルートは、二人の能力も相まって悪魔のごとき戦闘能力を発揮する。
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:本機にのみ実装されている、高機動戦闘モード。[[アレルヤ・ハプティズム|アレルヤ]]、ハレルヤ、[[ソーマ・ピーリス|ピーリス]]がそれぞれ専用のOSを同時に起動する。額部とマスク部に隠されたカメラアイが露出して真紅の輝きを放ち、6つの目を持つ禍々しい姿となる。このシステムはアレルヤとピーリスの超兵としての能力に対応したシステムであり、運用には二人の高度な連携が求められる上に、アレルヤとハレルヤによる「反射と思考の融合」を行う必要がある。一種のリミッター解除機能とも言えよう。このシステムを発動したハルートは、二人の能力も相まって悪魔のごとき戦闘能力を発揮する。
 
;変形
 
;変形
:MS形態から飛行形態へと変形する。
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:飛行形態に変形可能。
;分離
 
:GNミサイルコンテナやサイドコンテナを分離する。
 
  
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
;GNソードライフル
 
;GNソードライフル
:本機のメイン武器となるビーム兵器。ザンライザーのデータを特に反映した武装で、ビーム砲と実体剣を統合したGNソード系統の武器に近い性質を持つ複合武器である。銃身下端に半透明素材製の刃を持ち、銃口とグリップを格納して銃尻のキャリングハンドルを握ることで接近戦用のソードモードになる。ソード部は刃の部分のみに半透明素材を使用している。銃身は縦に開閉する機構を持ち、敵機の捕獲・切断に適した大型クローになる。戦闘機形態時には左右のサイドコンテナに設置され、前進翼として機能し大気圏内での機動性を向上させる。
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:本機のメイン武器となるビーム兵器。[[ザンライザー]]のデータを特に反映した武装で、ビーム砲と実体剣を統合したGNソード系統の武器に近い性質を持つ複合武器である。銃身下端に半透明素材製の刃を持ち、銃口とグリップを格納して銃尻のキャリングハンドルを握ることで接近戦用のソードモードになる。ソード部は刃の部分のみに半透明素材を使用している。銃身は縦に開閉する機構を持ち、敵機の捕獲・切断に適した大型クローになる。戦闘機形態時には左右のサイドコンテナに設置され、前進翼として機能し大気圏内での機動性を向上させる。
 
;GNキャノン
 
;GNキャノン
 
:サイドコンテナ先端部に内蔵された大出力ビーム砲。粒子消費量は大きいが、その分威力は絶大である。主に戦闘機形態時に使用されるが、MS形態時でもサイドコンテナを腰から前方に構えることで発砲可能となる。
 
:サイドコンテナ先端部に内蔵された大出力ビーム砲。粒子消費量は大きいが、その分威力は絶大である。主に戦闘機形態時に使用されるが、MS形態時でもサイドコンテナを腰から前方に構えることで発砲可能となる。
 
;GNミサイルコンテナ
 
;GNミサイルコンテナ
:キュリオスの装備を小型化したテールユニット。本機の場合は標準装備している。キュリオス同様使用後は本体から切り離すことも可能。自爆機能が追加されており、これ自体が爆弾にもなる。
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:[[ガンダムキュリオス]]の装備を小型化したテールユニット。本機の場合は標準装備している。キュリオス同様使用後は本体から切り離すことも可能。自爆機能が追加されており、これ自体が爆弾にもなる。
 
;GNシザービット
 
;GNシザービット
 
:サイドコンテナに内蔵されたビット兵器。「シザー」つまり「ハサミ」の名の通り先端が二股に分かれて対象を挟み切る。脳量子波制御を用い、ミサイル等の単純追尾兵器では対応しきれない敵に対して使用する。計10基搭載されている。
 
:サイドコンテナに内蔵されたビット兵器。「シザー」つまり「ハサミ」の名の通り先端が二股に分かれて対象を挟み切る。脳量子波制御を用い、ミサイル等の単純追尾兵器では対応しきれない敵に対して使用する。計10基搭載されている。
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== 対決・名場面 ==
 
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== 関連機体 ==
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*[http://www.gundam00.net/movie/ms/03.html 『劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-』公式サイト:ガンダムハルート]
  
 
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2021年6月14日 (月) 11:55時点における版

ガンダムハルート
外国語表記 Gundam Harute
登場作品 劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-
デザイナー 柳瀬敬之
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スペック
分類 可変モビルスーツ (第5世代ガンダム)
生産形態 ワンオフ機
型式番号 19.0m
総重量 77.1t
主動力 GNドライヴ
装甲材質 Eカーボン
開発組織 ソレスタルビーイング
所属 ソレスタルビーイング
母艦 プトレマイオス2改
乗員人数 2名
主なパイロット
テンプレートを表示

概要

イノベイターとの決戦から2年後、ソレスタルビーイングが新たに開発した太陽炉搭載型モビルスーツ。機体名はコーランに記される二人組の堕天使「ハールート」、「マールート」に由来する。

本機はアリオスガンダムGNアーチャー、さらには開発が中断されていたザンライザーの機能を統合して開発された機体であり、飛行形態への変形機構を持つ可変型ガンダムである。ガンダムとしては初の複座式を採用しており、パイロットとしてアレルヤおよびマリーの両名が搭乗する。本機は腰部後方にGNアーチャーに似た折り畳み式ノーズユニットと左右の大型サイドコンテナ、加えてキュリオスと同型のテールユニットを装備しており、従来機のオプション武装の多くを標準装備していることになる。その上、さらなる追加装備が可能なほどの豊富なペイロードを持ち、キュリオスの系統に属するとはいえ軽快なイメージから離れた重厚なイメージになっている。アリオスのフレームを流用しているので、太陽炉は同様に股間部に内蔵されている。変形機構は戦闘機形態時に胸部装甲で頭部前面が隠される以外はキュリオスやアリオスと同様の方式を採用しており、変形後は大型の前進翼が特徴的な三胴機になる。

なお、本機の能力を最大限に発揮するためにはアレルヤ(ハレルヤ)とマリー(ピーリス)の高度な連携が不可欠である。

また、CBはメインスポンサーを失っている為、資金源が乏しくガンダムサバーニャ同様前世代機のアリオスガンダムの設計を流用して開発されているため、基本的な性能はアリオスガンダムと大差ないが、ビット兵器や重武装化によって火力を底上げして総合能力を高めている。

登場作品と操縦者

劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-
アレルヤとマリーの新たなる搭乗機として登場。機体搭乗時のマリーはピーリスの人格が発現することもあるようだが、セカンドシーズンから2年を経てピーリスの方もアレルヤに信頼を寄せるようになっていたようで、本機の運用に問題は全く生じなかった。なお小説版では、アレルヤがメインパイロットを務め、マリーがガンナーを務めると明記されている。

装備・機能

特殊機能

トランザムシステム (TRANS-AM)
オリジナルのGNドライヴのブラックボックス内に組み込まれていたシステム。機体各部のGNコンデンサー内に蓄積している高濃度圧縮粒子を全面開放する事で機体性能を通常の3倍以上に引き上げるというもの。ただし、限界時間があるうえ、使用後はしばらく性能が大幅にダウンしてしまうという短所もあるが、本機は第4世代の技術も引き継いでいるため、その短所もある程度改善されている。
マルートモード (MARUTE-MODE)
本機にのみ実装されている、高機動戦闘モード。アレルヤ、ハレルヤ、ピーリスがそれぞれ専用のOSを同時に起動する。額部とマスク部に隠されたカメラアイが露出して真紅の輝きを放ち、6つの目を持つ禍々しい姿となる。このシステムはアレルヤとピーリスの超兵としての能力に対応したシステムであり、運用には二人の高度な連携が求められる上に、アレルヤとハレルヤによる「反射と思考の融合」を行う必要がある。一種のリミッター解除機能とも言えよう。このシステムを発動したハルートは、二人の能力も相まって悪魔のごとき戦闘能力を発揮する。
変形
飛行形態に変形可能。

武装・必殺攻撃

GNソードライフル
本機のメイン武器となるビーム兵器。ザンライザーのデータを特に反映した武装で、ビーム砲と実体剣を統合したGNソード系統の武器に近い性質を持つ複合武器である。銃身下端に半透明素材製の刃を持ち、銃口とグリップを格納して銃尻のキャリングハンドルを握ることで接近戦用のソードモードになる。ソード部は刃の部分のみに半透明素材を使用している。銃身は縦に開閉する機構を持ち、敵機の捕獲・切断に適した大型クローになる。戦闘機形態時には左右のサイドコンテナに設置され、前進翼として機能し大気圏内での機動性を向上させる。
GNキャノン
サイドコンテナ先端部に内蔵された大出力ビーム砲。粒子消費量は大きいが、その分威力は絶大である。主に戦闘機形態時に使用されるが、MS形態時でもサイドコンテナを腰から前方に構えることで発砲可能となる。
GNミサイルコンテナ
ガンダムキュリオスの装備を小型化したテールユニット。本機の場合は標準装備している。キュリオス同様使用後は本体から切り離すことも可能。自爆機能が追加されており、これ自体が爆弾にもなる。
GNシザービット
サイドコンテナに内蔵されたビット兵器。「シザー」つまり「ハサミ」の名の通り先端が二股に分かれて対象を挟み切る。脳量子波制御を用い、ミサイル等の単純追尾兵器では対応しきれない敵に対して使用する。計10基搭載されている。
GNバーニアユニット
追加装備。ガンダムキュリオス ガストのGNバーニアユニットの発展型であり、バーニアがコーン型になっているのが特徴。ハルートの機動性を格段に向上させる。さらに追加のGNシザービットコンテナを兼ねており、標準装備のものと合わせて計20基のビット兵器を運用、戦闘能力を向上させる。このユニットを装備した状態をハルートガストと呼ぶ。

対決・名場面

関連機体

アリオスガンダム
ベース機。
GNアーチャー
この機体のコンセプトを取り入れた。
ガンダムキュリオス ガスト
追加装備はこの機体の物を元に開発された。
ガンダムザラキエル
ガンダムビルドダイバーズ ブレイク』に登場するガンプラ。キャタピラが追加されている。

商品情報

ガンプラ

資料リンク

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