「プロトタイプ クランシェ」の版間の差分
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2020年1月2日 (木) 01:41時点における最新版
プロトタイプ クランシェ | |
---|---|
外国語表記 | Proto Type Clanche |
登場作品 | 機動戦士ガンダムAGE EXA-LOG |
デザイナー | 海老川兼武 |
スペック | |
---|---|
分類 | 試作型可変モビルスーツ |
型式番号 | RGE-G2000X |
全長 | 17.6m |
本体重量 | 31.5t |
開発組織 | 地球連邦軍 |
所属 | 地球連邦軍 |
主なパイロット | 連邦兵 |
概要 [編集 | ソースを編集]
クランシェのプロトタイプで、飛行形態への変形も可能。開発時にはガンダムAGE-2のリバースエンジニアリングによって得られた技術が多数投入されている。また、連邦軍のMSの中でもXラウンダーの搭乗を考慮した最初期の機体でもあるとされる。
クランシェとの最大の相違点は両肩に2枚ずつ、計4枚取り付けられた可動翼で、AGE-2 ノーマルに採用された物を連邦の技術者達が再現する目的で造り上げており、基部から回転できるようになっている。しかし、技術力が不足していたが故にかなり性能の下がった劣化版となってしまった。他にも頭部に2本のブレードアンテナらしき物が存在し、脹脛の形状が若干異なる等の違いがある。武装にはハイパードッズライフル マスプロタイプやキャノン砲を装備している為、制式採用されたクランシェよりも高い火力を有している。
飛行形態は両肩の可動翼がある事から、どちらかと言うとクランシェよりもAGE-2 ノーマルに酷似している。
可動翼の出力制御に問題を抱えており、またテストパイロットからの評価も低かった事もあって、専用の部品工作システムまで造られたものの結局生産は中止され、クランシェへの採用も見送られた。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダムAGE EXA-LOG
- 第6回で解説された。解説文は「工学博士フィリップ・ボー著『連邦軍の技術的停滞 AGEシステムの弊害』からの抜粋」という設定。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能[編集 | ソースを編集]
- 変形
- 飛行形態に変形可能。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- ビームバルカン
- 頭部に2門内蔵された速射式ビーム砲。主に牽制やミサイル等の迎撃に使用される。
- ハイパードッズライフル マスプロタイプ
- 本機の主兵装で、飛行形態時には機首となる。
AGE-2のハイパードッズライフルをリバースエンジニアリングして造った物で、銃身が大型化している。工作精度を始めとした技術力不足の問題等もあり、オリジナルよりも威力は低下してしまった。
形状が似ている事から、後のクランシェのドッズライフルはこの武装をベースとした可能性がある。 - キャノン砲
- 背部に2門、両腰部に1門ずつの計4門を装備しており、飛行形態時も使用可能。背部と腰部の物で形状が異なる。
恐らくはドッズキャノンであると思われるが、それを明言するような資料は特にない為に詳細は不明。 - ビームサーベル
- 接近戦用の武装。シールドの裏側に携行式の物を1本マウントしている。
クランシェでは両前腕部にも内蔵式の物を2基装備していたが、本機も前腕部の形状は同じなので内蔵されている可能性がある。 - シールド
- 主に左腕に装備。飛行形態への変形機構を考慮してか、アデル系のMSのシールドよりも小型化されているがAGE-2のシールドよりかは大型になっている。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
- クランシェ / クランシェカスタム
- 制式採用機。
- ガンダムAGE-2 ノーマル
- 本機の開発にあたってリバースエンジニアリングの対象となった機体。