「ガンダムナドレ アクウオス」の版間の差分

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== GN-004/te-A02 ガンダムナドレ アクウオス(Gundam Nadleeh Akwos) ==
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*デザイナー:柳瀬敬之
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[[ソレスタルビーイング]]が開発した[[太陽炉]]搭載型[[モビルスーツ]]。<br />[[ガンダムナドレ]]に「アクウオス」という名の特殊装備を追加しており、両腕と両脚にトライアルブレードアンテナを、頭部には[[GN粒子]]供給コードの代わりにクラビカルアンテナを装着している。武装にもGNマスクソードが用意されており、これらのおかげでトライアルシステムの効果範囲が通常時の数十倍にまで拡がっている。
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== 概要 ==
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[[ガンダムナドレ]]に「アクウオス」と呼ばれる装備を追加した換装形態。[[型式番号]]の「Te」は「'''T'''rial '''E'''nchancing(審判拡張)」、「A02」はAKWOS型2号機の意味を持つ<ref>1号機は試作段階で開発中止になったため、現存していない。</ref>。アクウオスとはナバホ語で「首」の意味を持つ。
  
型式番号の「te-A02」は「te」が「'''T'''rial '''E'''nchancing(審判拡張)」、「A02」が「Akwos型の2号機」という意味で、「アクウオス」はナバホ語で「首」を指す。
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[[ソレスタルビーイング]]では、強力な兵器である[[ガンダムタイプ|ガンダム]]をはじめとする[[太陽炉]]搭載機による裏切りを防止するため、[[ヴェーダ]]の管理下にある機体を強制的にコントロールする「トライアルシステム」を開発していた。このシステムは、[[ガンダムヴァーチェ]]の中に秘匿されたナドレに秘匿されていたが、これは、その能力を敵が使用する事がないようにする為である。一方で、発動したトライアルシステムの効果範囲は非常に限定されたものである。ナドレには、その効果範囲を数十倍に広げる特殊装備も開発されていた。「アクウオス」と名付けられたその装備は、結局ヴェーダそのものを敵に掌握されたことで、トライアルシステムそのものが使用不可能となったため、実戦に参加する事はなかった。
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両手足にトライアルシステムを拡張用のトライアルブレードアンテナを装備し、同時にシステムの効果範囲を最大限に広げるGNシールドとGNマスクソードを有する。また、ヴァーチェから敵の不意を突いてナドレとして現れる場合と違い、本装備ではそのままの状態で戦場に立てるよう、各部に装甲と推力を強化するパーツが追加されている。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
;[[機動戦士ガンダム00V]]
 
;[[機動戦士ガンダム00V]]
:対ガンダム戦を想定して開発されていたが、結局は[[ヴェーダ]]を敵に掌握されてしまったためにトライアルシステムが使用できなくなり、本装備は実戦投入されずに[[フェレシュテ]]によって回収された。<br />この時、[[アレハンドロ・コーナー]]の元から脱出した[[ロベール・スペイシー]]と[[デボラ・ガリエナ]]がその場に偶然居合わせており、そのメンバーの一人(恐らくは[[フォン・スパーク]])から本機の話を聞かされている。
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:初登場作品。対ガンダム戦を想定して開発されていたが、結局は[[ヴェーダ]]を敵に掌握されてしまったためにトライアルシステムが使用できなくなり、本装備は実戦投入されずに[[フェレシュテ]]によって回収された。<br />この時、[[アレハンドロ・コーナー]]の元から脱出した[[ロベール・スペイシー]]と[[デボラ・ガリエナ]]がその場に偶然居合わせており、そのメンバーの一人(恐らくは[[フォン・スパーク]])から本機の話を聞かされている。
  
 
== 装備・機能 ==
 
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=== 特殊機能 ===
 
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;トライアルシステム
 
;トライアルシステム
:「対ガンダム戦」の切り札として用意されていたシステム。[[ヴェーダ]]とリンクしている機体全てを制御下に置く事が可能で、[[ガンダムアルテミー]]から受け継がれている。このシステムのため、ナドレは徹底的に秘匿されていた。
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:「対ガンダム戦」の切り札として用意されていたシステム。[[ヴェーダ]]とリンクしている機体全てを制御下に置く事が可能。アクウオスはこの効果範囲を拡大する為の装備となっている。
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;トライアルブレードアンテナ
:ガンダムナドレに換装可能。
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:腕と脚に装備されたトライアルシステムの拡張用アンテナ。攻撃用の武器やシールドとしての機能はなく、比較的脆いパーツである。装着基部は自由に動くようになっており、効果範囲を広げたい方向に対して可動する。
  
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
;GNマスクソード
 
;GNマスクソード
:本機の主兵装。ガンダムの顔をそのまま剣にしたかのような形状であり、V字型アンテナが刀身になっている。また、通常はガンダムフェイスは閉じられている。<br />トライアルシステムのコントロール装置でもあり、GNシールドに装着して刀身とガンダムフェイスを展開し、背部に装着する事でシステムの効果範囲を数十倍に拡げる事が可能。
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:本機の主兵装。巨大な剣であると同時に、トライアルシステムのコントロール機能も有した装備。GNシールドに装着し、背中に装備した上で刃の部分を二つに展開。ガンダムマスクをオープンした状態にする事でトライアルシステムの効果範囲を最大限に広げる事が可能となる。
 
;GNビームサーベル
 
;GNビームサーベル
:両脚部に1本ずつマウントされているビームの剣。GN粒子で形成された刃で敵機を溶断する。
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:両脚部に1本ずつ内蔵されているビームの剣。GN粒子で形成された刃で敵機を溶断する。
 
;GNシールド
 
;GNシールド
:本機の防御兵装。ナドレの物とは形状が異なる。GNマスクソードを装着可能。
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:本機の防御兵装。ナドレの物とは形状が異なり、中央部にGNマスクソードを装着し、トライアルシステムの効果範囲を拡大する為に使用される。
  
 
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2023年2月6日 (月) 13:27時点における版

ガンダムナドレ アクウオス
外国語表記 GUNDAM NADLEEH AKWOS
登場作品 機動戦士ガンダム00V
デザイナー 柳瀬敬之
テンプレートを表示
スペック
分類 モビルスーツ (第3世代ガンダム)
生産形態 ワンオフ機
型式番号 GN-004/te-A02
全高 18.7m
全備重量 57.3t (アクウオス装備重量3.3t)
主動力 GNドライヴ
装甲材質 Eカーボン
開発組織 ソレスタルビーイング
所属 ソレスタルビーイング
テンプレートを表示

概要

ガンダムナドレに「アクウオス」と呼ばれる装備を追加した換装形態。型式番号の「Te」は「Trial Enchancing(審判拡張)」、「A02」はAKWOS型2号機の意味を持つ[1]。アクウオスとはナバホ語で「首」の意味を持つ。

ソレスタルビーイングでは、強力な兵器であるガンダムをはじめとする太陽炉搭載機による裏切りを防止するため、ヴェーダの管理下にある機体を強制的にコントロールする「トライアルシステム」を開発していた。このシステムは、ガンダムヴァーチェの中に秘匿されたナドレに秘匿されていたが、これは、その能力を敵が使用する事がないようにする為である。一方で、発動したトライアルシステムの効果範囲は非常に限定されたものである。ナドレには、その効果範囲を数十倍に広げる特殊装備も開発されていた。「アクウオス」と名付けられたその装備は、結局ヴェーダそのものを敵に掌握されたことで、トライアルシステムそのものが使用不可能となったため、実戦に参加する事はなかった。

両手足にトライアルシステムを拡張用のトライアルブレードアンテナを装備し、同時にシステムの効果範囲を最大限に広げるGNシールドとGNマスクソードを有する。また、ヴァーチェから敵の不意を突いてナドレとして現れる場合と違い、本装備ではそのままの状態で戦場に立てるよう、各部に装甲と推力を強化するパーツが追加されている。

登場作品と操縦者

機動戦士ガンダム00V
初登場作品。対ガンダム戦を想定して開発されていたが、結局はヴェーダを敵に掌握されてしまったためにトライアルシステムが使用できなくなり、本装備は実戦投入されずにフェレシュテによって回収された。
この時、アレハンドロ・コーナーの元から脱出したロベール・スペイシーデボラ・ガリエナがその場に偶然居合わせており、そのメンバーの一人(恐らくはフォン・スパーク)から本機の話を聞かされている。

装備・機能

特殊機能

トライアルシステム
「対ガンダム戦」の切り札として用意されていたシステム。ヴェーダとリンクしている機体全てを制御下に置く事が可能。アクウオスはこの効果範囲を拡大する為の装備となっている。
トライアルブレードアンテナ
腕と脚に装備されたトライアルシステムの拡張用アンテナ。攻撃用の武器やシールドとしての機能はなく、比較的脆いパーツである。装着基部は自由に動くようになっており、効果範囲を広げたい方向に対して可動する。

武装・必殺攻撃

GNマスクソード
本機の主兵装。巨大な剣であると同時に、トライアルシステムのコントロール機能も有した装備。GNシールドに装着し、背中に装備した上で刃の部分を二つに展開。ガンダムマスクをオープンした状態にする事でトライアルシステムの効果範囲を最大限に広げる事が可能となる。
GNビームサーベル
両脚部に1本ずつ内蔵されているビームの剣。GN粒子で形成された刃で敵機を溶断する。
GNシールド
本機の防御兵装。ナドレの物とは形状が異なり、中央部にGNマスクソードを装着し、トライアルシステムの効果範囲を拡大する為に使用される。

対決・名場面

関連機体

ガンダムナドレ
セラフィムガンダム
ガンダムプルトーネ
ガンダムアルテミー
ガンダムヴァーチェ


リンク

脚注

  1. 1号機は試作段階で開発中止になったため、現存していない。