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(ページの作成:「1995年2月10日にバンダイから発売されたスーパーファミコン用ソフト。ジャンルはシミュレーションロールプレイングゲーム。…」) |
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1995年2月10日にバンダイから発売されたスーパーファミコン用ソフト。ジャンルはシミュレーションロールプレイングゲーム。 | 1995年2月10日にバンダイから発売されたスーパーファミコン用ソフト。ジャンルはシミュレーションロールプレイングゲーム。 | ||
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2019年2月12日 (火) 19:59時点における最新版
機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079 | |
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読み | きどうせんしガンダム クロスディメンション ダブルオーセブンティナイン |
ゲームジャンル | ウォー・シミュレーションゲーム (シミュレーションRPG) |
リメイク版 | 機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079 (機動戦士ガンダム サイドストーリーズ内収録) |
発売元 | バンダイ |
対応機種 | スーパーファミコン |
キャラクターデザイン | 川元利浩(死にゆく者たちへの祈り) |
メカニックデザイン | 大河原邦男 |
音楽 | 神尾憲一 |
プレイ人数 | 1人 |
発売日 | 1995年2月10日 |
概要[編集 | ソースを編集]
1995年2月10日にバンダイから発売されたスーパーファミコン用ソフト。ジャンルはシミュレーションロールプレイングゲーム。
本作は『機動戦士ガンダム』の再現シナリオ全14話で構成された第1部と、第1部のクリア後にプレイできる本作オリジナルストーリーの『死にゆく者たちへの祈り』全6話で構成された第2部に分かれている。
第2部 死にゆく者たちへの祈り[編集 | ソースを編集]
第1部のクリアデータを選択する事でプレイできるようになるゲームオリジナルのストーリー。新型ガンダム「ピクシー」の輸送を目的とする地球連邦軍の「アルバトロス輸送中隊」とジオン公国軍の犯罪者で構成されたウルフ・ガー隊の死闘が描かれており、連邦軍側が操作対象となる。
後の機動戦士ガンダム外伝シリーズに繋がる作品の1つであり、後にPS3用ソフト『機動戦士ガンダム サイドストーリーズ』でリメイクされている。ただし、一部の内容はリメイク元から大幅に変更されており(操作対象がウルフ・ガー隊に変更、ストーリーの結末が大きく異なるなど)、リメイク元の開発者も参加は一部のみに留まっている。
ストーリー[編集 | ソースを編集]
アジア攻略作戦を開始したジオン軍は地球連邦軍の激しい抵抗の前に撤退を余儀なくされていた。
そしてガルマ・ザビの戦死から5日後の宇宙世紀0079年10月9日。
撤退中に本隊とはぐれ、ゴビ砂漠を彷徨っていたウルフ・ガー隊は、そこで別部隊が1機のガンダムによって瞬時に一掃されるのを目撃する。それは連邦軍が極秘で開発した新型ガンダム、RX-78XX ピクシーであった。度重なるジオンの攻撃の前にピクシーのオデッサへの輸送を急ぐ連邦軍のアルバトロス輸送中隊。
かくして砂に覆われた大地で、アルバトロス隊とウルフ・ガー隊、追う者と追われる者の戦いが幕を開けた。
『死にゆく者たちへの祈り』の登場人物[編集 | ソースを編集]
地球連邦軍 アルバトロス輸送中隊[編集 | ソースを編集]
- ボルク・クライ
- 主人公でアルバトロス輸送中隊の隊長。戦闘機乗り出身で、現場至上主義である事から度々上官と衝突、部隊を転々としており、遂にはゴビ砂漠の基地へと飛ばされてしまう。本編においても上官のノクトと事あるごとに対立しており、ジオン軍の度重なる襲撃を前に、命令に背いてピクシーへの搭乗を決意する。ただ、彼の姿勢は共に戦う部下から慕われている。
- サナ・ニマ
- 以前、ロシアの田舎町に配備されていた際、ジオン軍の侵攻を前に逃亡し、敵前逃亡の罪で逮捕されていた。兵員不足の為、釈放後はアルバトロス中隊へ編入させられる。ボルクと出会った事で根性が入るようになったものの、いつも詰めが甘い。
- ダバ・ソイ
- 元々、香港の警察官だったが、徴兵によりモビルスーツのパイロットとなる。ボルクと出会い、その人柄と現場至上主義に共感し、以降、彼と行動を共にするようになる。彼とは違い、上官に反発できない性格。
- ノクト・ガディッシュ
- 中隊長。ジャブローで補給部隊の指令補佐を務めていたものの、判断ミスによる作戦遅延の責任を問われ、ゴビ砂漠の基地へと左遷される。未だに自身をエリートと信じ、ジャブローに戻ろうとする保守的軍人で、部下をクズ呼ばわりする冷血漢。書類至上主義で、現場至上主義のボルクに対し憎しみを抱いている。
ジオン公国軍 ウルフ・ガー隊[編集 | ソースを編集]
- ヘンリー・ブーン
- ウルフ・ガー隊の隊長。かつてはキシリア親衛隊員だったが、ルウム戦役ではMSパイロットとして参加。翌年、反ザビ家有志によるクーデター未遂事件への参加疑惑を掛けられ、地球に左遷された。冷静沈着で分析能力に長けている。
- レイ・ハミルトン
- 訓練学校時代に持ち前の風貌から、同性愛者と根も葉もない噂を立てられたために、噂を言いふらした同僚2名を殺害。ウルフ・ガー隊へと編入される。メカマンとしての腕は確かで、隊内で重宝されている。
- レスタ・キャロット
- 戦争悪化を危惧し、家族を疎開させようと強盗に入った際に殺人を犯してしまったため投獄されていた。訓練学校での成績が優秀で、パイロットとしての腕も確かだった事からヘンリーに拾われた。いつも一言多い損な性格。
- サキ・グラハム
- 隊の紅一点。ルウム戦役で戦死した兄に影響を受け、自ら進んでウルフ・ガー隊へ入隊した。その為、隊の中では唯一犯罪者ではない。勝気な性格ながら情報分析に長け、ヘンリーの秘書的存在として活躍している。
- マーチン・ハガー
- 元空挺部隊の新兵教育担当で、教育内容の過酷さから新兵8人を死なせ、地球に左遷された。ヘンリーと同様、クーデターへの参加疑惑を掛けられている。ヘンリーとはハイスクール時代からの付き合い。気性が荒く粗暴な性格だが部下思いの軍人。
『死にゆく者たちへの祈り』の登場メカ[編集 | ソースを編集]
地球連邦軍[編集 | ソースを編集]
ジオン公国軍[編集 | ソースを編集]
用語[編集 | ソースを編集]
- アルバトロス輸送中隊(アルバトロス輸送中隊 護衛第2小隊)
- オデッサ作戦への参加とホワイトベース隊へのピクシーの輸送を任務とする特殊任務輸送中隊。作中(10月9日時点)ではジオンの度重なる攻撃により第1小隊が既に全滅している。
- ウルフ・ガー隊
- マ・クベの提案により設立された犯罪者で構成された特殊部隊。偵察や後方支援を主任務とする。隊員はサキを除いて同じ刑務所の出身。
各話リスト[編集 | ソースを編集]
第1部[編集 | ソースを編集]
話数 | サブタイトル | 備考 |
---|---|---|
第1話 | ガンダム、大地に立つ! | |
第2話 | 強襲!赤い彗星 | |
第3話 | 大気圏突入 | |
第4話 | 翔べ!ガンダム | |
第5話 | ガルマ 散る | |
第6話 | ランバ・ラル特攻 | |
第7話 | 突撃! 黒い三連星 | |
第8話 | 復活のシャア | |
第9話 | 強行突破作戦 | |
第10話 | コンスコン強襲 | |
第11話 | ソロモン攻略戦 | |
第12話 | 光る宇宙 | |
第13話 | 宇宙要塞ア・バオア・クー | |
第14話 | 脱出 |
第2部 死にゆく者たちへの祈り[編集 | ソースを編集]
話数 | サブタイトル | 備考 |
---|---|---|
第15話[2] | 襲撃 | |
第16話 | かませイヌ | ボルクの搭乗機がピクシーに変更。 |
第17話 | はぐれ者 | |
第18話 | ヒット アンド アウェイ | |
第19話 | クロス レンジ アタック | |
第20話 | 死にゆく者たちへの祈り | ピクシーVSイフリートの一騎討ち。いずれかの撃墜によりエンディングが分岐する。 |
余談[編集 | ソースを編集]
- 本作に参加したゲームデザイナー・神谷春輝氏のインタビューやその他のメディアによると、当初、CROSS DIMENSIONはジオン視点の4部構成の完全オリジナルストーリーを想定しており、第1部は「樹氷の魔女」、第2部は「死にゆく者たちへの祈り(元は熱砂の孤狼)」の名称が予定されていたとの事(第3部と第4部のタイトル名に関しては諸事情から公開されていない)。構想では3機のイフリートとピクシーがそれぞれの戦場で相対し、最終的に宇宙で決着をつける展開が予定されており、オリジナルモビルアーマーの登場も予定されていたものの、ガンダム初心者のユーザー向けにガンダム本編をメイン、本作がその後という構成になった。また、容量の限界から収録は第2部のみに留まっている。
商品情報[編集 | ソースを編集]
ゲームソフト[編集 | ソースを編集]
書籍[編集 | ソースを編集]