「ラファエルガンダム」の版間の差分
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2019年8月1日 (木) 11:11時点における版
CB-002 ラファエルガンダム(Raphael Gundam)
- 登場作品:劇場版 機動戦士ガンダム00
- デザイナー:柳瀬敬之
- 分類:擬似太陽炉搭載型モビルスーツ
- 頭頂高:21.7m
- 全高:25.9m
- 総重量:102.3t
- 主動力:GNドライヴ[Τ]×3(バックパック)、GNコンデンサー(ラファエル本体)
- 出力:不明
- 開発者:ティエリア・アーデ
- 所属:ソレスタルビーイング
- 主なパイロット:ティエリア・アーデ
イノベイターとの決戦後、コロニー型外宇宙航行艦ソレスタルビーイング号内で極秘に開発された機体。ヴェーダと一体化したティエリア・アーデが非常時用に肉体と共に作らせていた。
過去にヴェーダの介入プランで分派し人間用として開発されて来たトレミーのガンダムとイノベイド用として開発されてきた2系統の特性を併せ持つ。本体であるラファエルガンダムにはガデッサなどのイノベイド達が使っていたMSのデータやパーツが流用されている部分も多い。それは型式番号にも現れている。武装は背中に装備されたユニットに集約されており、GNバズーカ、GNクロー併用のGNビッグキャノンが内蔵されている。このユニットはイノベイドとの最終決戦で大破したかつてのティエリアの愛機、セラヴィーガンダムを素に作られたもので、分離してセラヴィーガンダムIIへと変形を可能とし、遠隔操作できる。その間、ラファエルはGNコンデンサーによって運用される上、主武装のほとんどを持っていかれるので極端に弱体化するため本来は長時間の分離を想定した機体ではない。作中では仲間を救うために単騎でELSの群に挑み分離戦闘を行う事となる。
登場作品と操縦者
- 劇場版 機動戦士ガンダム00
- 新たに肉体を作り出したティエリア・アーデが搭乗。ELSの来訪の為にソレスタルビーイングに合流するため、外宇宙艦ソレスタルビーイングから発進。その圧倒的火力を生かして援護にあたる。そしてELSとの対話を試みる刹那を援護するが、直後にダブルオーライザーがELSに取り込まれてしまい、刹那を救出するためにセラヴィーガンダムIIを分離・急行させる一方で本機は脳量子波を利用した囮となり、刹那救出を確認すると周囲のELSを巻き込んで自爆した。
装備・機能
特殊機能
- トランザムシステム(TRANS-AM)
- 元々はオリジナルのGNドライヴのブラックボックス内に組み込まれていたシステムで、機体各部のGNコンデンサー内に蓄積している高濃度圧縮粒子を全面開放する事で機体性能を通常の3倍以上に引き上げるというもの。ただし、限界時間があるうえ、使用後はしばらく性能が大幅にダウンしてしまうという短所もある。
本機は疑似太陽炉搭載機ながら使用でき、途中解除も可能なだけでなく、セラヴィーIIを分離した状態ですら使用可能である。トランザムのモニターが他のガンダムと異なるのは、アニュー・リターナーが盗み出し、イノベイド達が使用していたデータを使っているものだと思われる。 - 分離
- バックパックが分離してセラヴィーガンダムIIになる。
武装・必殺攻撃
- GNビッグキャノン
- ラファエル本体を被う形で装備される大出力粒子ビーム兵器。個々に疑似太陽炉を内蔵し、圧縮粒子を一度に消費して強力無比のビームを発射する。また、ビット兵器と同様に本機から分離しての遠隔操作も可能。
- GNクロー
- GNビッグキャノンには複数の指が存在し、格闘戦を行える。
- GNビームライフル
- ガンダムナドレが使用したGNビームライフルの発展型で、ラファエル唯一の携行兵装。セラヴィーIIが分離すると射撃武器がこれしかなくなる。
- GNバズーカ
- バックパック下部に装備されたビーム兵器。GNビームライフルを上回る威力を持つ。セラヴィーII状態での主兵装になるが、ダブルバズーカとしての運用や、ラファエル時でも使用できるかは不明。
対決・名場面
関連機体
商品情報
話題まとめ
資料リンク
リンク
余談
劇中でラファエルガンダムがトランザムを使用して自爆しているシーンがあるが、疑似太陽炉搭載機がトランザムを用いて自爆にできるのはGNドライブ[T]がトランザムを使用する際は疑似太陽炉を故意に臨界状態にして半ば暴走させ、トランザムを模した状態にさせるためであり、本来、疑似太陽炉を搭載していないラファエルガンダム本体では自爆することはできない。