「リベラ・アマルガム」の版間の差分

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== 概要 ==
 
== 概要 ==
地球連邦軍の部隊「[[ウジャトアイズ]]」の指揮官である丸眼鏡をした小太りの男。
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[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]先遣調査部隊「[[ウジャトアイズ]]」の指揮官。丸眼鏡がトレードマークの小太りの男。
  
かつては[[第二次ネオ・ジオン抗争]]でジェガンを任されるだけのパイロットであったが、[[アクシズ・ショック]]の光景を目の当たりにして恐怖を覚え、[[ニュータイプ]]という存在自体にも否定的になった。
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元[[モビルスーツ]]パイロットで、[[第二次ネオ・ジオン抗争]]時には[[ジェガン]]で参戦したが、[[アクシズ・ショック]]を目の当たりにしたことで恐怖を覚え、[[ニュータイプ]]という存在自体にも否定的な考えを抱くようになった。
  
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その後、[[宇宙世紀]]0098年から0112年にかけてグウィネズ義勇軍に所属。組織解散後は素性を隠して[[アナハイム・エレクトロニクス社]]の別部署へと配属され、ウジャトアイズの指揮を任されることになった。
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
;[[機動戦士ガンダムF90FF]]
 
;[[機動戦士ガンダムF90FF]]
:初登場作品。
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:初登場作品。かつてATMSのトライアルでF90に完敗した[[ヴェロニカ・ヴァーノン]]に対し、事あるごとに嫌がらせをするパワハラ上司という印象だったが、0110年代には貴重な実戦経験者であり、ニュータイプと目されていたほどの実力者であったが、アクシズ・ショックでニュータイプに否定的になり、卑屈な人格を形成していった。その実力は本物であり、後に軍を脱走したヴェロニカを旧式の[[EWACジェガン]]で圧倒し、その後[[ハーディガン・ナイトレイド]]で再び彼女を追い詰めるなど、終始ヴェロニカの「敵」として描かれている。
 
;[[月刊モビルマシーン]]
 
;[[月刊モビルマシーン]]
 
:VOLUME 15でグウィネズ義勇軍にいたことが語られる。『F90FF』第40話でもリヴを抱えるパッツィの前に現れたグウィネズ義勇軍の一人がリベラのものと似た丸眼鏡をヘルメットの奥に覗かせている。
 
:VOLUME 15でグウィネズ義勇軍にいたことが語られる。『F90FF』第40話でもリヴを抱えるパッツィの前に現れたグウィネズ義勇軍の一人がリベラのものと似た丸眼鏡をヘルメットの奥に覗かせている。
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== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
;[[ヴェロニカ・ヴァーノン]]
 
;[[ヴェロニカ・ヴァーノン]]
:ウジャトアイズのMS隊隊長。MSA-0120の腕を引き出しきれなかったとして彼女相手にしょっちゅうパワハラ的な言動をしている。
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:ウジャトアイズのMS隊隊長。MSA-0120の性能を引き出しきれなかった彼女に対し、パワハラ的な言動を繰り返していたが、後に対立。
 
;[[アーサー・ナイトレイ]]
 
;[[アーサー・ナイトレイ]]
 
:ウジャトアイズのMSパイロット。
 
:ウジャトアイズのMSパイロット。
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:ロナ家と木星の面々。彼らとアナハイムの橋渡しを行っていたが、木星とブリエット家の縁談の話に関してはカラスとサイファーに閉め出された。
 
:ロナ家と木星の面々。彼らとアナハイムの橋渡しを行っていたが、木星とブリエット家の縁談の話に関してはカラスとサイファーに閉め出された。
 
;[[ミズマ・ムエルテ]]
 
;[[ミズマ・ムエルテ]]
:ミズマがかつて所属していた黄金の鷲とも関係を持っていた。フォン・ブラウンにミズマが寄った際には彼の持ってきたキャノンガンダムとF91の実働データと引き換えにロナ家の暗躍と[[ユーリー・ミノフスキー計画]]の情報を提供する。
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:ミズマがかつて所属していた黄金の鷲とも関係を持っていた。フォン・ブラウンでキャノンガンダムとF91の実働データと引き換えにロナ家の暗躍と[[ユーリー・ミノフスキー計画]]の情報を提供する。
  
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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:『F90FF』第25話より、[[コスモ・クルス教団]]の放送に対して。
 
:『F90FF』第25話より、[[コスモ・クルス教団]]の放送に対して。
 
;世界を救えると思っていた 選ばれた人間だと信じていた<br/>その時どう答えるべきかはわかっていた…<br/>だが その時の私を支配していたのは…<br/>恐怖だった
 
;世界を救えると思っていた 選ばれた人間だと信じていた<br/>その時どう答えるべきかはわかっていた…<br/>だが その時の私を支配していたのは…<br/>恐怖だった
:第33話冒頭の回想より。ジェガンを任されるあたり確かに優れたパイロットだったのだろうがアクシズ・ショックの光を見たリベラを支配していたのは恐怖という感情であり、そこから動くことが出来なかった。
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:第33話冒頭の回想より。ジェガンを任されるあたり確かに優れたパイロットだったのだろうが、アクシズ・ショックの光を見たリベラを支配していたのは恐怖という感情であり、そこから動くことが出来なかった。
 
;「ニュータイプ気取りのガキどもめ…っ お前たちは[[カミーユ・ビダン]]でも[[ジュドー・アーシタ]]でもないんだぞ…っ」
 
;「ニュータイプ気取りのガキどもめ…っ お前たちは[[カミーユ・ビダン]]でも[[ジュドー・アーシタ]]でもないんだぞ…っ」
 
:マグラブラのデータバンクにアクセスし機密を調べようとしたヴェロニカとアーサーに逃げられた際に。カミーユとジュドーの名前を出していることと第33話冒頭の写真を考えると[[エゥーゴ]]系の人間との繋がりもあったのだろうか。
 
:マグラブラのデータバンクにアクセスし機密を調べようとしたヴェロニカとアーサーに逃げられた際に。カミーユとジュドーの名前を出していることと第33話冒頭の写真を考えると[[エゥーゴ]]系の人間との繋がりもあったのだろうか。
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:[[Gカスタム]]で逃亡するヴェロニカとアーサー目掛けて[[EWACジェガン]]のハイパー・メガ・ランチャーを砲撃した後。
 
:[[Gカスタム]]で逃亡するヴェロニカとアーサー目掛けて[[EWACジェガン]]のハイパー・メガ・ランチャーを砲撃した後。
 
;「死ねよやぁ!!」
 
;「死ねよやぁ!!」
:このセリフと共に更なる砲撃を放ち、間合いを詰めるというパイロットとしての腕だけは錆びついていないことを見せつける。余談だがこのセリフは富野監督の作品『ブレンパワード』を意識していると思われる。シナリオ協力の小太刀氏の趣味だろうか…?<ref>これ以前に小太刀氏は『AGE』の小説版で富野氏の著作『アベニールをさがして』オマージュをやったことがある。</ref>
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:このセリフと共に更なる砲撃を放ち、間合いを詰めるというパイロットとしての腕だけは錆びついていないことを見せつける。余談だがこのセリフは富野監督の作品『ブレンパワード』を意識していると思われる。
 
;「おやおや知らないのかい? モビルスーツの性能だけが戦力の絶対的な差じゃないんだよ?」<br/>「[[フル・フロンタル]]が言ってただろォ!?」<br/>「ははははは!! [[クワトロ・バジーナ]]だったかな? まぁどっちでもいいよね!君はこれから死ぬんだから!」
 
;「おやおや知らないのかい? モビルスーツの性能だけが戦力の絶対的な差じゃないんだよ?」<br/>「[[フル・フロンタル]]が言ってただろォ!?」<br/>「ははははは!! [[クワトロ・バジーナ]]だったかな? まぁどっちでもいいよね!君はこれから死ぬんだから!」
:ヴェロニカのGカスタムを追い詰めながら。しかしこの狂気を見え隠れさせるテンションの高さは機体にナイトロでも積んでいるのだろうか?
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:EWACジェガンでヴェロニカのGカスタムを追い詰めながら。旧式の偵察機で、最新の小型МSを手玉に取りながら。
 
;「いつもの話だ! お決まりの結末だ! ニュータイプに それも女なんかに…」<br/>「世界なんか変えられるもんか!!」
 
;「いつもの話だ! お決まりの結末だ! ニュータイプに それも女なんかに…」<br/>「世界なんか変えられるもんか!!」
 
:このセリフの後、ヴェロニカをあと一歩のところまで追いつめるが謎の機体の狙撃に妨害される。「ニュータイプに世界なんか変えられるもんか」は変わらなかった世界や連邦政府に対する真理を突く発言なのかもしれない。
 
:このセリフの後、ヴェロニカをあと一歩のところまで追いつめるが謎の機体の狙撃に妨害される。「ニュータイプに世界なんか変えられるもんか」は変わらなかった世界や連邦政府に対する真理を突く発言なのかもしれない。
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<!-- :説明 -->
 
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<!-- キャラクターソングやゲーム作品での専用戦闘BGM等がある場合、任意で記述してください。 -->
 
<!-- キャラクターソングやゲーム作品での専用戦闘BGM等がある場合、任意で記述してください。 -->
== 余談 ==
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*宇宙世紀0115年の時点で38歳となると第二次ネオ・ジオン抗争(U.C.0093年)時の年齢は16歳となる。この年齢でジェガンを任されるのなら確かに「選ばれた人間だと信じて」しまってもおかしくはないが、第33話冒頭の写真にはエゥーゴの服を着た女性がおり、彼はエゥーゴとも関わりを持っていたとも推測できるがエゥーゴが表立って活躍していた時期(U.C.0087~89年頃)の彼は10~12歳ぐらいとなってしまう。ウジャトアイズの指揮官になった頃はサバでも読んでいたのだろうか…?
 
 
 
 
== リンク ==
 
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*[[登場人物]]
 
*[[登場人物]]
  
== 脚注 ==
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2025年3月16日 (日) 01:08時点における最新版

リベラ・アマルガム
登場作品 機動戦士ガンダムF90FF
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プロフィール
種族 人間
性別
年齢 38歳
所属 地球連邦軍グウィネズ義勇軍地球連邦軍
所属部隊 ウジャトアイズ
階級 少尉 → 大尉
主な搭乗機 EWACジェガン
ハーディガン・ナイトレイド
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概要[編集 | ソースを編集]

地球連邦軍先遣調査部隊「ウジャトアイズ」の指揮官。丸眼鏡がトレードマークの小太りの男。

モビルスーツパイロットで、第二次ネオ・ジオン抗争時にはジェガンで参戦したが、アクシズ・ショックを目の当たりにしたことで恐怖を覚え、ニュータイプという存在自体にも否定的な考えを抱くようになった。

その後、宇宙世紀0098年から0112年にかけてグウィネズ義勇軍に所属。組織解散後は素性を隠してアナハイム・エレクトロニクス社の別部署へと配属され、ウジャトアイズの指揮を任されることになった。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダムF90FF
初登場作品。かつてATMSのトライアルでF90に完敗したヴェロニカ・ヴァーノンに対し、事あるごとに嫌がらせをするパワハラ上司という印象だったが、0110年代には貴重な実戦経験者であり、ニュータイプと目されていたほどの実力者であったが、アクシズ・ショックでニュータイプに否定的になり、卑屈な人格を形成していった。その実力は本物であり、後に軍を脱走したヴェロニカを旧式のEWACジェガンで圧倒し、その後ハーディガン・ナイトレイドで再び彼女を追い詰めるなど、終始ヴェロニカの「敵」として描かれている。
月刊モビルマシーン
VOLUME 15でグウィネズ義勇軍にいたことが語られる。『F90FF』第40話でもリヴを抱えるパッツィの前に現れたグウィネズ義勇軍の一人がリベラのものと似た丸眼鏡をヘルメットの奥に覗かせている。

人間関係[編集 | ソースを編集]

ヴェロニカ・ヴァーノン
ウジャトアイズのMS隊隊長。MSA-0120の性能を引き出しきれなかった彼女に対し、パワハラ的な言動を繰り返していたが、後に対立。
アーサー・ナイトレイ
ウジャトアイズのMSパイロット。
サイファー / ディミアン・カラス / フォンセ・カガチ / カロッゾ・ロナ
ロナ家と木星の面々。彼らとアナハイムの橋渡しを行っていたが、木星とブリエット家の縁談の話に関してはカラスとサイファーに閉め出された。
ミズマ・ムエルテ
ミズマがかつて所属していた黄金の鷲とも関係を持っていた。フォン・ブラウンでキャノンガンダムとF91の実働データと引き換えにロナ家の暗躍とユーリー・ミノフスキー計画の情報を提供する。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「ケッ」
「…ニュータイプがそんな大層なものなわけないだろうが…」
『F90FF』第25話より、コスモ・クルス教団の放送に対して。
世界を救えると思っていた 選ばれた人間だと信じていた
その時どう答えるべきかはわかっていた…
だが その時の私を支配していたのは…
恐怖だった
第33話冒頭の回想より。ジェガンを任されるあたり確かに優れたパイロットだったのだろうが、アクシズ・ショックの光を見たリベラを支配していたのは恐怖という感情であり、そこから動くことが出来なかった。
「ニュータイプ気取りのガキどもめ…っ お前たちはカミーユ・ビダンでもジュドー・アーシタでもないんだぞ…っ」
マグラブラのデータバンクにアクセスし機密を調べようとしたヴェロニカとアーサーに逃げられた際に。カミーユとジュドーの名前を出していることと第33話冒頭の写真を考えるとエゥーゴ系の人間との繋がりもあったのだろうか。
「言わなかったかな…? 君らなんぞにできることは誰にだって出来るんだよ…」
「私だよォ!!」
Gカスタムで逃亡するヴェロニカとアーサー目掛けてEWACジェガンのハイパー・メガ・ランチャーを砲撃した後。
「死ねよやぁ!!」
このセリフと共に更なる砲撃を放ち、間合いを詰めるというパイロットとしての腕だけは錆びついていないことを見せつける。余談だがこのセリフは富野監督の作品『ブレンパワード』を意識していると思われる。
「おやおや知らないのかい? モビルスーツの性能だけが戦力の絶対的な差じゃないんだよ?」
フル・フロンタルが言ってただろォ!?」
「ははははは!! クワトロ・バジーナだったかな? まぁどっちでもいいよね!君はこれから死ぬんだから!」
EWACジェガンでヴェロニカのGカスタムを追い詰めながら。旧式の偵察機で、最新の小型МSを手玉に取りながら。
「いつもの話だ! お決まりの結末だ! ニュータイプに それも女なんかに…」
「世界なんか変えられるもんか!!」
このセリフの後、ヴェロニカをあと一歩のところまで追いつめるが謎の機体の狙撃に妨害される。「ニュータイプに世界なんか変えられるもんか」は変わらなかった世界や連邦政府に対する真理を突く発言なのかもしれない。
「チー 取り逃がしたかあ」
「まさか メガブーストを逃げの一手に使われるとはな… やるじゃないか」
「…ま どうせ自滅だ 手間が省ける」
「…奇跡なんか起こしても 誰も帰っちゃこれないんだからさ…」
Epilogueより、ヴェロニカのドライグ・アクティブを逃がした際のつぶやき。最後の一言はアクシズ・ショックで最大の当事者たるアムロとシャアが消えてしまったことを意識しているのだろうか。

搭乗機体・関連機体[編集 | ソースを編集]

ジェガン
第二次ネオ・ジオン抗争時に搭乗。
EWACジェガン
『F90FF』第33話で搭乗。ハイパー・メガ・ランチャーを装備していた。
ザクIII高機動型
グウィネズ義勇軍で搭乗していた。
ハーディガン・ナイトレイド
『F90FF』第44話でGカスタムベースの機体に搭乗。

リンク[編集 | ソースを編集]