ビサイド・ペイン
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ビサイド・ペイン(Beside Pain)
- 登場作品:機動戦士ガンダム00P、機動戦士ガンダム00I
- 種族:イノベイター(イノベイド)
- 性別:不明
- 年齢:不明
- 身長:不明
- 体重:不明
- 血液型:不明
- 所属:イノベイター(イノベイド)→フリーランス
- 役職・称号など:ガンダムマイスター
- 主な搭乗機:1ガンダム、1.5ガンダム
- キャラクターデザイン:羽音たらく
リボンズ・アルマークと同じ塩基配列パターンを持つイノベイド。傲慢な性格でイノベイドを絶対の上位者だと考えており、人類をおろかな存在と見下している。その為にイオリア計画はイノベイドによってのみ達成されるべきだと考えており、イノベイドによる武力介入をヴェーダへ打診すると共に、その障害である第2世代のガンダムマイスターやグラーベ・ヴィオレントの殺害すら謀る。
自身の人格を同型のサブボディに移すことや、他のイノベイドに送り込んで一時的に操る「インストール」という能力を持っている。その為に肉体的死を恐れることはなく、計画で予定されていたガンダムマイスターの全滅も自身だけ生き残る自信があったために、自身の考えに固執したようである。ただし人格そのものを移譲するフルインストールには近くに同型の塩基配列パターンを有したイノベイドが必要であり、多少ではあるが時間も擁するため、咄嗟の状況までには対応しきれないようだ。しかしそれを考えてあらかじめ自らの人格データをバックアップしておいているようで、もしものときを考えた策をいくつも弄していた。
また、自分の行動はあくまでもイオリアの計画を実現するためのもので裏切りなどではないと考えていたが、ヴェーダが自身を裏切り者とは判断しないように行動していた。
以上のように狡猾で抜け目のない策士ではあるが、そのすこぶる自意識過剰気味な性格を利用されてグラーベの策略に簡単に引っかかって撃破されたり、フォン・スパークには素で二度も(しかも二度目は乗機をパワーアップしているのに)圧倒されるなど、ラスボスになりきれない小物ぶりも劇中では強調されている。
登場作品と役柄
- 機動戦士ガンダム00P
- イノベイド主導の計画遂行の為に暗躍するがグラーベたちの活躍もあってなかなか成果が出せず、痺れを切らして1ガンダムに搭乗し、サブボディ2名をGNキャノンに搭乗させて物理的な行動に出る。しかしその傲慢さ故に不意を突かれてグラーベに倒されている。
- 機動戦士ガンダム00I
- 謎の脳量子波の指示を受けたレイヴ・レチタティーヴォが秘匿されていた1ガンダムを発見。搭乗すると彼の人格をのっとって復活。実は万が一のためにグラーベとの対決はサブボディが行い、本人はGNキャノンの1機に乗っていたこと、元の人格はもう1機の1ガンダムにバックアップして秘匿しておき、ヴェーダが肉体に別人格(=レイヴ)を上書きしても復活できるようにしていたことが明らかになる。その後フォン・スパークとの戦闘で瀕死の重傷を負うも、またもサブボディに「インストール」を駆使して再復活を行う。しかしこのことがきっかけで、ヴェーダの「6人の仲間」計画を利用してリボンズ・アルマークらを追い落とそうとする彼の目算が狂いだす。
- 機動戦士ガンダム00V戦記
- MISSION7『真・武力介入』にて登場。軌道エレベーター内の秘密工場で、フォン専用ガンダムアストレアTYPE-Fによって深い傷を負った1ガンダムを1.5ガンダムへと改修する作業を行なっている。そして量産された機体と共に、リボンズのガシリーズを性能差で圧倒する場面を彼は夢想していたのである。
人間関係
- リボンズ・アルマーク
- 同じ塩基配列パターンを持つイノベイドで、事実上の創造主に値する存在。イオリア計画を実現かつ自分の都合のいいように解釈している点や、その傲慢な性格は似ているが、取った手段は真逆。リボンズは協力者として製造したはずなのに自身の思惑から外れたビサイドの行動はかなり面白くなかったようだ。一方で彼のインストール能力(特権)には憧れすら抱き、ライバル視もしていた。なお、リボンズがヴェーダを掌握した後の2nd後半に「インストール」に似た能力を見せているが、フルインストールの速度などオリジナルと比べると段違いに強力になっている。
- グラーベ・ヴィオレント
- 思想の違いから陰ながらに敵対。後に死闘を繰り広げ敗北するが、グラーベが倒したのはビサイドのサブボディだった。
- ヒクサー・フェルミ
- 策略の道具として使い、親友のグラーベを殺させた(ジョイス・モレノの活躍で蘇生したが)張本人として、ヒクサーにとっては絶対許せない相手。
- レイヴ・レチタティーヴォ
- 同じ塩基配列パターンを持つイノベイド。正確に言えば、「ビサイドの本来の体に別の人格が乗った存在」。傲慢なビサイドとは似ても似つかない好青年だが、元々のボディの持ち主のせいで災難に遭う。
- フォン・スパーク
- 利用しようとするが、ある理由でその目論見は初めから崩れていたと知って動揺。そしてフォンがビサイドを認めるわけもなく、当然のごとく滅多打ちに。
- ヒリング・ケア
- 面識はないが、同じ塩基配列パターンを持つイノベイド。
- E・A・レイ
名台詞
- 「うわあぁぁあ」
- OOI最終話にて、ビサイドの断末魔。十年以上に渡って命を弄んで来て、自分に滅びは無いと自負してきた彼が初めて体感する、死の瞬間。生まれて初めて二度と戻れぬ冥府の世界への扉を目の前にして、恐怖しか感じなかったのだろう。
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