1.5ガンダム
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| 1.5ガンダム | |
|---|---|
| 読み | アイズガンダム |
| 外国語表記 | 1.5 GUNDAM |
| 登場作品 | |
| デザイナー | 海老川兼武 |
| スペック | |
|---|---|
| 分類 | イノベイド専用汎用型モビルスーツ |
| 生産形態 | 改修機 |
| 型式番号 | CB-001.5 (CBY-001.5) |
| 頭頂高 | 23.3m |
| 本体重量 | 68.9t |
| 主動力 | GNドライヴ[Τ] |
| 装甲材質 | Eカーボン |
| 原型機 | 1ガンダム |
| 改修 | ビサイド・ペイン |
| 所属 | 未所属 |
| 主なパイロット | |
概要[編集 | ソースを編集]
イノベイドをガンダムマイスターとして武力介入するプランのために設計された1ガンダムの強化改修機。
本機はビサイド・ペインが保有していた機体をベースとしており、フォン・スパークのアストレアタイプ-Fと死闘を演じ、深刻なダメージを受けたため、その修復を兼ねて改良が行われ、「1.5(アイズ)ガンダム」と名付けられた(「1.5」をアルファベットの「I.S」に見立てて「アイズ」と呼称される)。また、ビサイド機に先んじる形で、リジェネ・レジェッタの所有する3機目の1ガンダムも1.5ガンダムに改修されている。
背部にはアルアヴァロンの設計データを転用したバインダーを新たに装備する。これは用途に応じて多彩な形態へ変形し、攻撃と防御の両面で運用可能な万能装備となっている。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダム00I
- 初登場作品。パイロットはビサイド・ペイン、レイヴ・レチタティーヴォ。
軌道エレベーター内にある秘密工場にてフォン・スパークのガンダムアストレアとの戦闘で破損した1ガンダムを改修し、実戦テストとしてヒクサー・フェルミのガンダムラジエルと交戦している。その後、軌道エレベーター上の戦闘でヒクサーと再戦を行っているが、アルヴァアロンキャノン使用後の隙をつくヒクサーの作戦に敗北、ビサイドは死亡した。直後、ビサイドの攻撃でバランスの崩れた軌道エレベーターを支えるため、新たにレイヴが搭乗するが、ビサイドが死亡する前に仕掛けたトラップが発動してビサイドの人格が復活し、今度はフォンと戦闘状態になる。しかし彼の圧倒的な戦闘力の前に機体は破損し、レイヴが自力でビサイドの人格を追い出した事で戦闘は中断。機体はリボンズ・アルマークの指示で現れたアロウズのリヴァイヴ・リバイバルとヒリング・ケアに引き渡される事となった。 - 機動戦士ガンダム00V戦記
- 「00I」と同様、軌道エレベーター内の秘密工場にて本機への改修を受けている。また、ビサイドはリボンズ・アルマークとの戦いに備え、本機を量産するつもりであったらしい。
- 機動戦士ガンダム00P SPECIAL EDITION
- ヒクサー・フェルミのガンダムラジエルと交戦しており、これに勝利している。
- ガンダムEXA
- リボンズの元から強奪する形でレオス・アロイが乗り込み、フォンのアストレアと交戦。叢雲劾の戦法を使って一太刀入れるものの、結局敗北してバインダーを一基破損した。その後はその場に放置されたようである。
- 機動戦士ガンダム00 Revealed Chronicle
- 2025年5月にフィギュア「METAL BUILD」で商品化し、本機の登場するショートストーリーや追加設定が公開された。追加設定ではリジェネ・レジェッタがリボンズ、ビサイドの保有している以外の3機目の1ガンダムを、ビサイド機に先んじて改修しており、自分の思い描く未来のためにビサイドの保有している機体も1.5ガンダムに改造させるつもりでいることが語られている。作中ではティエリア・アーデの乗るガンダムアストレアIIを襲撃し、撃墜する一歩手前まで追い込んだが、有利を悟ってあえて見逃している。なお、商品オリジナルギミックとして背部アームにシールドが装備可能な他、バインダーの前腕部への接続やグリップの引き出しによる携行武器化が可能となっている。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能[編集 | ソースを編集]
- バインダーユニット
- 背部のGNドライヴ[Τ]に直結する形で2基装備されている多機能バインダー。高い粒子コントロール能力を有し、可変させることで様々な性能を強化することが可能。
- フライトモード
- バインダーを折る形で展開し、飛行翼とする大気圏内飛行形態。GN粒子のコントロールにより安定した飛行を可能とする。
- ハイスピードモード
- バインダーを後方に大きく伸ばした形態。擬似太陽炉から放出されるGN粒子を効率的に制御し、高速飛行を実現する。
- スタンバイモード
- アタックモードへ即座に移行するためにバインダーを右側に集めた形態。GNバスターライフルを携行する右側へバインダーユニットを移動し、臨戦態勢に入る。逆に、左側にバインダーを集めて防御にシフトしたスタンバイモードも存在する。
- アタックモード
- バインダーユニットの粒子コントロール能力によりGNバスターライフルの威力を増大させる攻撃形態。アルアヴァロンキャノンと比べて粒子消費も少なく、連射も可能であり、ある程度の曲射もできる。副次的に、右側面からの攻撃を防ぎながらの攻撃も可能となっている。
- ディフェンスモード
- バインダーを左側に展開し、シールドと組み合わせた防御形態。防御面積の拡大のみならず、バインダーの粒子コントロールによりシールドのGNフィールドをより強化できる。
- アルヴァアロンキャノンモード
- バインダーを両肩上部に展開したアルヴァアロンキャノン発射形態。アルアヴァロンに搭載されていた巨大粒子ビーム砲と同一のシステムを運用可能だが、膨大な量のGN粒子を消費するため、起動時に一度しか発射出来ない。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- GNバスターライフル
- 1ガンダムの物を改良した大型ビームライフル。ビサイド機のものは1ガンダムのものからコネクターが改修され、リボーンズガンダムが装備しているものと同型となったが、リジェネ機は1ガンダムのものと同じ銃床にコネクタを有するタイプを使用する。
- GNビームサーベル
- 実体剣ではなくビームの刃を持つ近接格闘兵器。通常は両腕部に装備されているが、GNシールド装備時にはシールドの内側にマウントされる。
- バインダーライフル
- バインダーユニットの先端部に格納されているビームライフル。使用時にはバインダーユニットを両サイドに展開する。
- アルヴァアロンキャノン
- アルアヴァロンに装備されていたシステムの設計データを転用した大出力粒子ビーム砲。展開したバインダー間にフィールドを形成し、バインダー自体を巨大な砲身とすることで発射する。膨大な粒子を消費するため、起動時に一度しか発射出来ない。
- GNシールド
- GNフィールドを表面に展開可能なEカーボン製の盾。ガンダムエクシアのシールドに類似した形態をしているが、こちらのほうが大きい。ディフェンスモードではシールド表面に展開されたGNフィールドが強化され、実体剣を弾き飛ばす程の防御力を発揮する。
その他 [編集 | ソースを編集]
- GNバスターソード
- 『EXA』にてGNバスターライフルに代わって装備したジンクスIIソードの大型実体剣。レオスがフォンと戦う際にセシアに用意してもらい、これを使って叢雲劾の戦法を再現する事でアストレアのビームライフルを破壊している。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
商品情報[編集 | ソースを編集]
ガンプラ[編集 | ソースを編集]