ガイア・ギアα
ガイア・ギアα | |
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読み | ガイア・ギア アルパ |
外国語表記 | Gaia Gear α |
登場作品 | ガイア・ギア |
スペック | |
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開発コード | α000-0001 |
分類 | 試作型マン・マシーン |
頭頂高 | 20.9m |
全高 | 22.7m |
本体重量 | 31.8t |
全備重量 | 50.2t |
主動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 14,460kW |
スラスター総推力 | 128,000kg |
装甲材質 | ガンダリウム・コンポジット |
センサー有効半径 | 27,000m |
開発組織 | メタトロン |
所属 | メタトロン |
主なパイロット |
概要
メタトロンが秘密裏に開発した試作型マン・マシーン。アフランシ・シャアの専用機として設計・開発された超高性能機である。機体名称は地球という大地を意味する「ガイア」と、宇宙あるいは地球の生命を繋ぐものを意味する「ギア」という命名者の理想が込められている。「α」はガイア・ギアシリーズの1号機であることを示している。
機体各部は可動フレームで接続された複雑なユニット構造となっており、大気圏突入のためのフライングフォームへの変形を可能としている。基本的に可変機は複雑な構造から整備性が悪く稼働率が低下しがちであるが、本機はユニット化することで点検や部品交換を容易にしており、意外に整備性が高くなっている。
本機の火器管制システムは無限とも言える拡張性を有しており、兵装バリエーションも他に類を見ないほどに豊富となっている。また、コックピット・フレーム内にサイコミュシステムを搭載しており、レスポンスを格段に向上させる他、ファンネルの使用も可能としている。
コックピットはキャノピー式で前面の下半分が直接視認できるようになっており、その他はマルチスクリーン及び3次元バブルスクリーンの映像となっている。コックピットブロックはミノフスキー粒子を生かして浮かせることでパイロットを衝撃から守っている。
背部のウイング・バインダーには大出力の熱核反応エンジンが搭載されており熱核ジェット・ロケットエンジンとして使用する以外に、ミノフスキークラフトの推進力としても使用される。VG翼は揚力を得る他にミノフスキークラフトのためのIフィールド制御を行なっている。また、このバインダーには各種大型火器を装備することが可能である。
本機のロールアウト後には後継機などが検討されたが、開発前に終戦を迎えメタトロン自体も解体されたため設計段階で破棄されている。そのため本機が唯一のガイア・ギアシリーズの機体となった。
登場作品と操縦者
装備・機能
特殊機能
- 変形
- フライングフォームへの変形が可能。
- サイコミュシステム
- パイロットの脳波を直接制御信号に変換する操作システム。サイコフレーム方式であるとされている。
- ミノフスキー・バリアー
- 機体周囲に展開されるバリア。ミサイルやビームなどを無効化することが可能。また、大気干渉を打ち消す効果も持つ。
武装・必殺攻撃
- バルカン砲
- 頭部に2門、変形時の機首に4門内蔵されている機関砲。
- ビーム・サーベル
- 機体各部に装備される近接武装。フライングフォームではバリアとして機能する。
- ビーム・ガン
- 両腰部に装備されるビーム砲。小口径であるが高出力のビームを発射する。フライングフォームでは機首下部に位置し主砲となる。ビーム・サーベルとしての使用も可能。
- ビーム・ライフル
- カートリッジ式のビーム・ライフル。
- ハイパー・バズーカ
- 大口径のバズーカ砲。
- サンド・バレル
- 細かい散弾を発射する武装。タイミング次第ではビームやミサイルに対するバリアとなる。
- ハイパー・メガ・ランチャー
- カートリッジ式の長砲身の携行式ビーム砲。
- 大気圏内飛行補助システム
- 大気圏内用のオプション装備。予備のカートリッジを搭載可能。
- 多目的ランチャー
- 先端部に装備されている武装。徹甲弾や榴弾などを発射可能。
- 20mmガトリングガン
- ウイングバインダーに装備可能なガトリング砲。
- 小口径ビーム・ガン
- ウイングバインダーに装備可能なビーム砲。
- 空対地ミサイル
- ウイングバインダーに装備可能な対地ミサイル。
- 4連装ロケットランチャー
- ウイングバインダーに装備可能なロケットランチャー。
- サブミニュッション
- ウイングバインダーに装備可能な武装。詳細は不明だが、実弾兵装のようである。
- ECM/ECCMポッド
- ウイングバインダーに装備される電子戦用の武装。
- ファンネル・コンテナ
- 1基につき6基のファンネルを搭載可能な武装コンテナ。
対決・名場面
関連機体
- ガイア・ギアα試験機
- 本機の試験機。変形機構のテストのために2機製造された。この時点では頭部にハイ・メガ・キャノンを搭載する予定だったが、実際には見送られた。
- ガイヤス
- 本機をベースにした簡易量産型。