X-14
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X-14 | |
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登場作品 | 機動戦士クロスボーン・ガンダム LOVE&PIECE |
デザイナー | 長谷川裕一 |
スペック | |
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別名 | フォーティーン |
分類 | 量産型モビルスーツ |
生産形態 | 量産機 |
型式番号 | JMSX-14 |
主動力 | 熱核融合炉 |
開発組織 | 木星共和国 |
所属 | 木星共和国 |
主なパイロット | 木星共和国兵 |
概要
木星製クロスボーン・ガンダムの完成形。生産コストを抑えたX-13を再度、X-12で検証した木星の技術と掛け合わせることで、量産を見据えた機体である。木星人は単に「フォーティーン」と呼ぶことが多い。地球圏の混乱からくる経済の低下を受け、長らく計画は凍結状態にあったが、宇宙世紀0171年にはロールアウトしている。
数度に渡るトライアルでクロスボーン・ガンダムが装備している兵装は、熟練の者でなければ使いこなせないことが判明したため未搭載。本体そのものは木星のバタラ系を採用し、コア・ファイター・システムを導入するなど、部分的にクロスボーン・ガンダムの技術的な長所を取り入れる、といった設計に落ち着いた。
この過程で「戦況に合わせてコア・ファイターごと推進システムを換装する」というコンセプトが確立され、通常はX-12と同様の通常スラスターを、格闘戦主体の場合はテンタクル・スラスターを、高速機動が必要な場合はファータモガーナ・フォーゲルを装備することになる。また、作戦目的に合わせたカスタムが可能で、センサーを強化したスナイパー・カスタムなどが存在する。
総合的には技術退行が始まる前のザンスカール戦争期のゾロアットに匹敵する機体であり、以後十数年に渡り木星はこのX-14をベースとして使い続けるに違いないとされる。
登場作品と操縦者
- 機動戦士クロスボーン・ガンダム LOVE&PIECE
- 初登場作品。第9片からファータモガーナ・フォーゲルを装備したスナイパー・カスタムが、木星共和国のタカ派によって運用された。ニコル・ドゥガチを暗殺すべく実験中のグランパスを襲撃し、逃れられながらも幾度となく攻撃を仕掛けた。だが6度目の襲撃でグランパスが攻撃に転じ、バスター・ランチャーも直撃させるも耐えられ、頭部のビーム・サーベルで切り裂かれ撃墜された。
装備・機能
特殊機能
- コアブロックシステム
- バックパックとコックピットブロックを分離する脱出システム。X-14は戦況に合わせてコア・ファイターを換装する。
- フレキシブルスラストバインダー
- 通常時に装備される可動式スラスターユニット。形状こそ木星特有の局面構成となっているものの、ノズルのレイアウトはクロスボーン・ガンダムの物を踏襲している。
- テンタクル・スラスター
- 格闘戦主体時に装備される蛸の足状の可動式スラスターユニット。スラスター1本につき10個の小型スラスターを有し、全体をフレキシブルに可動させることで瞬時に推力を偏向する。
- ファータモガーナ・フォーゲル
- 高速機動時に装備されるミノフスキードライブユニット。X-12と同様の推進ユニットだが、冷却問題が解決したことで長時間の運用が可能となった。
武装・必殺攻撃
- バスター・ランチャー
- 携行式の大型ビーム砲。クロスボーン・ガンダムX2改等が装備していた物に似ているが、細部の形状は異なっている。
- ブランド・マーカー / ビーム・シールド
- 両腕部に装備された格闘兵装。X-12と同型の武装で、ビーム・シールドとしても使用可能。
対決・名場面
関連機体
- X-12 / クロスボーン・ガンダムX-13
- ベース機。X-13のデータを基にX-12を再設計する形となっている。
- バタラ
- 本体のベースとなったバタラ系の最初の機体。
- グランパス
- 本機を初めとするJMSXシリーズの機体とファントムを掛け合わせる形で開発された実験機。