アデルマークII
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アデルマークII | |
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外国語表記 | Adele Mk-II |
登場作品 | 機動戦士ガンダムAGE |
デザイナー | 海老川兼武 |
スペック | |
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分類 | 地上用量産型モビルスーツ |
生産形態 | 量産機 |
型式番号 | RGE-G1500 |
全高 | 18.0m |
重量 | 42.4t |
主動力 | プラズマ圧縮炉 |
開発組織 | 地球連邦軍 |
所属 | 地球連邦軍 |
主なパイロット | 連邦兵 |
概要 [編集 | ソースを編集]
地球連邦軍が開発したアデルの後継機。A.G.160年代の最新鋭機で、本機はモスグリーンを基調に塗装された地上用の機体である。
アデルの能力向上型と言える機体で、頭部形状が変更されて強化されたセンサー類が内蔵されている。アデルから引き続きウェアシステムが採用されているが、アデルマークIIで最も特徴的なのは従来一般型が地上用と宇宙用で基本的に同じであったものを、各々の仕様で異なった機構を採用した点である。本機には脚部に地上走行用の装輪ユニットが装備されており、高速で移動することが可能となっている。
A.G.160年代の連邦軍のモビルスーツは最新鋭のクランシェを見るまでもなく、高機動を主眼として開発されている傾向があり、クランシェなどと協調して作戦行動を取るには、従来の一般型と能力に特化したウェアという開発方針では能力の限界が見えていた。そこでそれほど出番のない特化型ではなく、一般型の基礎能力向上のためにウェアシステムが利用されることとなった。その意味では一般型に見えるものの、新しいウェアのコンセプトとも言える。
同時期に開発されたクランシェに比べると重力下で飛行能力がない事や機動力では劣るが長期にわたって運用されているという信頼性の高さや、ウェア換装による汎用性の高さ、変形機構が無い事による整備面での手間の少なさと操縦の癖の無さ、地上や地下での運用においてはクランシェよりも適している事もあり現場のパイロットの評価も高くクランシェよりも量産規模が大きく、宇宙戦用と共にA.G.164年代の連邦軍の主力量産機となっている。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダムAGE (キオ編)
- 初登場作品。第32話~第33話に登場。ロストロウランにアデルと共に多数配備されており、ヴェイガンの攻撃を受けた際には防衛戦を展開した。基本的にやられ役だが、第32話では基地内部に侵入したウロッゾを味方機との連携攻撃で無力化する戦果を挙げている。しかしウロッゾにはプラズマ粒子爆弾が内蔵されており、脱出したパイロットにより起動され、あわや基地壊滅の危機に陥る事になった。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能[編集 | ソースを編集]
- ウェアシステム
- 四肢の「Gウェア」の換装が可能。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- 三連ドッズライフル
- 本機の主兵装。従来の物よりも銃身が短く、取り回しが良くなっている。また、機体によってはアデルの物を使用している。
- ビームサーベル
- 両腰部に2本装備されたビームサーベル。AGE-1とは異なり、ウェアを換装しても使用可能。
- シールド
- 腕部に装備されるAGE-1と同型のシールド。機体本体よりも堅牢な構造となっている。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
- アデルマークII (宇宙用)
- 宇宙戦仕様。
- アデル
- 前任機。
- ガンダムAGE-1 フラット
- 小説版『AGE』においては、半世紀にわたる運用・整備により中枢以外がほぼ本機のパーツに置き換えられており、それに因んで「テセウスの舟」と表現されている。