ガンダムナドレ
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GN-004 ガンダムナドレ(Gundam Nadleeh)
- 登場作品:機動戦士ガンダム00
- デザイナー:柳瀬敬之
- 分類:モビルスーツ(第3世代ガンダム)
- 装甲材質:Eカーボン
- 全高:18.1m
- 本体重量:54.0t
- 主動力:GNドライヴ
- 出力:不明
- 開発組織:ソレスタルビーイング
- 主なパイロット:ティエリア・アーデ
ソレスタルビーイングが開発した太陽炉搭載型モビルスーツで、ガンダムヴァーチェが全身の追加装甲を外した姿である。
第3世代ガンダムに分類され、第2世代機であるガンダムプルトーネがベースとなっている。
装甲をパージした事でかなりの細身であり、ヴァーチェよりも機動性が高い。しかし、逆に防御力は大きく低下しており、粒子貯蔵量もヴァーチェや他のガンダムより少なく、総合性能では他のガンダムに劣る。というより、元々この形態での戦闘はあまり考慮されておらず、換装システムの素体としての位置づけが強い。頭部には女性の髪の毛を思わせる無数のコードがあるが、これは追加装甲を接続するためのコードである。
また、「対ガンダム戦」を想定して「トライアルシステム」が搭載されている。もちろん「トランザムシステム」も使用可能である。
機体名は北米インディアン「ナバホ」に伝承される民族神話に登場した『ナドレ』という両性具有の精霊が語源と解説されている。ナドレは性の中間者であり、部族内の争いを仲裁し豊穣と繁栄をもたらした。
小説版では専属パイロットであるティエリアが、人間には任せられない特殊な任務を帯びたナドレを扱う為に自身が製造された事を回想するシーンが存在している。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダム00(1stシーズン)
- ヴァーチェと同様、ガンダムマイスターはティエリア・アーデ。
「トライアルシステム」の存在故に本機の存在は徹底的に秘匿されていたが、人革連のガンダム鹵獲作戦時に初めてその姿を晒している。その後、トリニティとの戦闘でも使用されたが、国連軍との最終決戦時にパトリック・コーラサワーのジンクスと交戦して大破し、GNドライヴを射出している。その後、機体とGNドライヴはソレスタルビーイングに回収された。 - 機動戦士ガンダム00P
- ガンダムマイスターはティエリア・アーデ。
本来、トライアルシステムは、ガンダムマイスター874専用機に搭載されるはずだった事が明かされている。本機とガンダムプルトーネの違いは、プルトーネの脱出装置が戦闘力の無いコアファイターであるのに対し、ナドレは戦闘力の高いモビルスーツを脱出装置にしている。すなわちナドレは『脱出装置』としての機能も兼ね備えているのである。
装備・機能
特殊機能
- トランザムシステム(TRANS-AM)
- オリジナルのGNドライヴのブラックボックス内に組み込まれていたシステム。機体各部のGNコンデンサー内に蓄積している高濃度圧縮粒子を全面開放する事で機体性能を通常の3倍以上に引き上げるというもの。ただし、限界時間があるうえ、使用後はしばらく性能が大幅にダウンしてしまうという短所もある。
- トライアルシステム
- 「対ガンダム戦」の切り札として用意されていたシステム。ヴェーダとリンクしている機体全てを制御下に置く事が可能で、ガンダムアルテミーから受け継がれている。このシステムのため、本機は徹底的に秘匿されていた。
チームトリニティとの戦闘で使用されたが、ティエリアより上位の発動権限を有するリボンズ・アルマークによってすぐに強制解除されてしまっている。 - GNフィールド
- GN粒子で形成されたバリア。様々な攻撃を防ぐ事ができる。設定上、使用可能かは不明だが、ゲーム『Gジェネレーション ウォーズ』では装備されている。
- 換装
- ヴァーチェ、ナドレ アクウオスへ換装可能。
武装・必殺攻撃
- GNビームサーベル
- 両脚部に1本ずつマウントされているビームの剣。GN粒子で形成された刃で敵機を溶断する。ヴァーチェの物と同型。
- GNキャノン
- ヴァーチェの背部に装備されていた武装。本機では手に持って使用する。
ゲーム『ガンダムVSガンダムNEXT』では何故かシールドとしても使用可能。 - GNビームライフル
- プルトーネの装備を改良した物。銃口からビームサーベルを形成可能。
- GNシールド
- 本機の防御兵装。こちらもプルトーネの物を改良している。表面にGN粒子を定着させているため、ビーム・実弾を問わず防御可能。
対決・名場面
関連機体
- ガンダムナドレ アクウオス
- ガンダムヴァーチェ
- セラフィムガンダム
- 後継機。
- ガンダムプルトーネ
- 前世代機。
- ガンダムアルテミー