概要
インパルスガンダムの換装バリエーション構想の一つで、ガイアガンダムの機能を有したシルエットを装備した形態。構想のみで開発はされていない。
ガイアシルエットは背部、腰、脚部までを含んで1ユニットと考えるべき構成になっているのが特徴で、背部~腰のユニットに武装とモビルアーマー形態時の後ろ足が搭載されている。レッグフライヤーは専用の物へと変更され、モビルアーマー形態時には前足となる。モビルアーマー形態の見た目はケンタウロスのようであり、腕部をそのまま使用可能となっている。他のバリエーション構想と同じく、分離機構と変形機構の併用はかなり無理があったようである。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY
- 出典元。インパルスについての解説を聞いたジェス・リブルのイメージ内に登場している。
装備・機能
特殊機能
- ヴァリアブルフェイズシフト装甲
- フェイズシフト装甲の改良型。装甲に掛ける電圧を調整できるようになっており、エネルギー消費の効率化を図っている。その影響で装甲の色が変化するようになった。
この形態では黒色を中心としたカラーリングとなる。
- デュートリオンビーム送電システム
- MSにデュートリオンビームを照射してワイヤレスでエネルギーを供給するシステム。これにより(母艦が存在する限り)、帰艦する事なく戦い続ける事が可能となった。
- 変形
- モビルアーマー形態に変形可能。MA形態時には上半身が180度回転し、脚部(MA形態時の後脚)も股関節ブロックで180度回転する。
- シルエットシステム
- 機体の背部装備を換装し、様々な運用用途に対応する。ユニウス条約によるMSの保有数が制限される中で、一機のMSで複数の用途に対応する目的で採用された。インパルスはミネルバからシルエットフライヤーを用いて射出、前線で装備を換装する。
武装・必殺攻撃
- MMI-GAU25A 20mmCIWS
- 胸部に2門内蔵されている機関砲。敵機への威嚇・牽制やミサイル迎撃、対人戦に用いられる。
- MA-M941 ヴァジュラ ビームサーベル
- 両腰部に2基装備されている。セカンドステージシリーズ共通の武装。
- キャノンソード
- バックパックに2基装備されている複合武装。大型ビームサーベルとビームキャノンの機能が搭載されており、モビルアーマー形態では前面に展開される。機体本体から外して携行武装としても使用可能。
対決・名場面
関連機体
- インパルスガンダム
- 素体。
- ガイアガンダム
- 構想元の機体。
- アビスインパルス / カオスインパルス
- 他のインパルスのバリエーション構想。
商品情報
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