ウォルフガング
ウォルフガング | |
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登場作品 | |
デザイナー | 万乗大智 |
プロフィール | |
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異名 | 黒衣の狩人 |
種族 | 人間 (スペースノイド) |
性別 | 男 |
職業 | 軍人 (MSパイロット) |
所属組織 | ジオン公国軍・宇宙攻撃軍 |
所属部隊 | 狩人部隊 |
階級 | 少佐 |
主な搭乗機 |
概要[編集 | ソースを編集]
ジオン公国軍の独立遊撃隊「狩人部隊」の隊長を務めるエースパイロット。黒で塗装された機体を駆ることから「黒衣の狩人」の異名を持つ。
戦いに名誉や誇りを持つ人物で、中世のサムライの本を好んで読んでいる。無益な殺生を好まず、敵であろうと実力のない者や戦意のない者には逃げるチャンスを与えている。その一方で敵が強敵ならば嬉々として戦いに向かうなど、戦うために生まれてきたかのような人物と称されている。優れた用兵家でもあり、相手の動きだけで技量を見極めたり、その先の行動を予測することができる。なおブリティッシュ作戦のことを軍人が命をかける作戦ではないとしており、開戦時にはグラナダの制圧作戦に回されている。そのためかザビ家に対しては批判的である。
一年戦争開戦以前にはジオニック社でテストパイロットとモビルスーツ操縦訓練の教官を務めており、教導機動大隊に機体を渡す前にそれ以上のテストを行う役割を担っていた。様々な戦場パターンを想定した戦闘技法を編み出しており、戦闘では敵が予想もしていないことをたむけとして披露する。地球軌道上での任務の際には、水切りの要領で大気の表面に跳ね返る浅い角度に突入することを繰り返すことで、性能を遥かに超える機動性と運動性を発揮する戦闘法を得意としていた。
一年戦争後期にブランドンのジムと戦った際に彼が民間船を盾にしたことから見逃すが、その隙に攻撃され反射でマシンガンを撃ってしまい、ぶつけられた民間船の爆発に巻き込まれ、右目と右手を失う重傷を負ってしまう。地球連邦軍のプロパガンダにより民間人殺しの汚名を着せられたことで誇りを失ってしまい、戦士から人殺しを殺す人殺しになる決意をし、眼帯と義手を付け復帰している。復帰後でも技量は衰えていなかったが、リスクを負ってまで救助しない冷徹さを持つようになった。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダム 黒衣の狩人
- 初登場作品。主人公として登場する。
- 機動戦士ガンダム アグレッサー
- 主にチェイス・スカルガードの回想で登場。チェイスは彼から教わった戦闘技法で、幾度となく死戦を潜り抜けている。
人間関係[編集 | ソースを編集]
ジオン公国軍[編集 | ソースを編集]
- サキエ
- 婚約者。ウォルフガングのそばにいるために狩人部隊に志願して配属された。
- オーランド
- 部下。開戦時からの付き合い。
- チェイス・スカルガード
- かつてジオニック社で共に訓練したパイロット。自分の背中を預けられる人物として狩人部隊に入れたがっていた。
地球連邦軍[編集 | ソースを編集]
- ブランドン・ロウ
- 「エースダック」を名乗るMSパイロット。彼の卑怯な手で誇りを失い、冷徹な手も選ぶようになった。
搭乗機体・関連機体[編集 | ソースを編集]
- ザクII (ウォルフガング専用機)
- 主な搭乗機。『黒衣の狩人』と『アグレッサー』の機体はそれぞれ別機体とされる。
- ヅダ
- 負傷から復帰した後の乗機。パーソナルカラーの黒で塗装されている。