カレン・ジョシュワ
カレン・ジョシュワ | |
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外国語表記 | Karen Joshua |
登場作品 | 機動戦士ガンダム 第08MS小隊 |
声優 | 小山茉美 |
プロフィール | |
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種族 | 人間 (アースノイド) |
性別 | 女 |
生年月日 | 宇宙世紀0053年 |
年齢 | 26歳 |
髪色 | 赤毛 |
職業 | 医学生 ⇒ MSパイロット |
所属組織 | 地球連邦軍 |
所属部隊 | 第08MS小隊 |
階級 | 曹長 |
主な搭乗機 | 陸戦型ガンダム |
概要 [編集 | ソースを編集]
地球連邦軍 第08MS小隊にてMSパイロットを務める所属する先任下士官。階級は曹長。08小隊にシロー・アマダが着任する約3ヶ月前から所属しており、豊富な実戦経験と高いMS操縦技術を持つ。
コジマ大隊随一の女傑であり、男勝りな性格でありながら冷静な判断力を持ち合わせた人物である。服務態度も真面目であるものの、上官に対しても歯に衣着せぬ物言いをするため、シローの前任者を胃の不調とノイローゼで後方送りにさせてしまっている。
新たに上官となったシローに対しても、彼が新米パイロットな上に任務遂行よりも生き残る事を優先させるという、死と隣り合わせの戦場には似つかわしくない理想を抱えていたため不信感を抱き、当初は表面上、上官に対する態度は崩さずも「甘ちゃん」と揶揄し内心見下していた。そのため、戦闘中に命令を無視した独断専行やシローの行動を窺うなど、彼の度量を試す素振りを見せている。しかしシローは信念を曲げる事は無く実戦でそれを証明していき、度重なる実戦で腕前を次第に上げていった事から、作戦をこなしていくうちに徐々に指揮官として信頼していくようになる。また、それと共に辛辣な言動を隠さないようになっている。
MSパイロットになる前は医学生としての経歴を持っており、医学校へ進学後、連邦軍軍医と結婚。一年戦争の勃発に伴い、負傷兵の看護を務めるため夫と共に戦地へ赴いていた。しかしその最中で夫が戦死。未亡人となってしまった事で戦争に対し恨みを抱き、実戦部隊への配属を志願。兵士として銃を手に取るようになる。パイロットとなってからも医学生時代のスキルは負傷兵の手術・治療に活かされており、赤く焼いたサバイバルナイフをメス代わりに、アルコール度数の高い酒を消毒液代わりに、麻酔は相手を殴って気絶させる事で代用するなど、手術道具の無い戦場においても医療行為をこなしている。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダム 第08MS小隊
- 初登場作品。
- 機動戦士ガンダム 第08MS小隊 ラスト・リゾート
- 08小隊解散後、補給部隊へと転属しており、難民キャンプで配給係を担当していたとされる。ミケルに対し他の元隊員と共にシローの捜索を依頼している。
- 三次元との戦い
- 声優の小山茉美氏が参加していないため映像中は一切喋らない。『08』第9話で乗機の頭部を破壊されてしまったため、応急修理が済むまでの間、サンダースの機体に搭乗している。部隊が陸橋に差し掛かった際、ザクIIJC型のマゼラトップ砲による狙撃をコックピット付近に受け、衝撃で気絶。そのまま出番を終えている。
人間関係[編集 | ソースを編集]
第08MS小隊[編集 | ソースを編集]
- シロー・アマダ
- 第08小隊の隊長。
- テリー・サンダースJr.
- 第08小隊の隊員。
- エレドア・マシス
- 08小隊の隊員。彼女とともに、シロー、サンダース、ミケルが配属される前から所属していた。
- ミケル・ニノリッチ
- シローの前任者
- 元上官。堅物で心配性の人物であったとの事で、作戦に対して度々カレンから上申された結果、胃を壊した上にノイローゼを引き起こしてしまい、敢え無く後方送りとなってしまった。
地球連邦軍 [編集 | ソースを編集]
- イーサン・ライヤー
- 夫
- 軍医。医学生に進学した後、結婚するも一年戦争時に戦死。これがカレンが軍人を志願する切欠となった。
名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「ありがとよ。けどよ…ジム頭はやめてくれよ、ジム頭は」
- 『08』第10話より。ガンタンクに助けられた際、タンクのパイロットに「大丈夫か、ジム頭?」と言われて。
- 「たった一機で?ハッ、ナメられたもんだ」
- 同上。ノリス・パッカードとの決戦の際に、地下エレベーターを使って現れたノリスのグフカスタムを見て。数だけ見れば6機(量産型ガンタンク3機は砲撃準備のため事実上は交戦できる戦力ではないが)を相手に、文字通り「たった一機」で現れたとなれば常識的に考えればよほど状況が読めない人物か、さもなければ「ナメている」としか考えようがない。だが相手は……。
- 「あたしとサンダースが手玉に取られた……」
- 上記の直後に。たった一機で現れた相手に油断もあったのだろうが、この時点ではテリー・サンダースJrもカレンも行動が緩慢で対処が遅かった。だが次の瞬間、この機体が「ナメて」現れたのではないことを思い知らされる。あざやかに護衛対象を葬って見せたノリスに呆然。
- 「あんたがそれでよくったってぇ!!」
- 『08』第11話より。最終決戦前、隊を抜ける事を宣言したシローのEz-8に対し、胸部バルカンの掃射をしながら放った言葉。軍規違反に加え、スパイの疑いがあったシローの監視、場合によっては銃殺を、イーサンはカレンに命じていた。