カトル・ラバーバ・ウィナー

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カトル・ラバーバ・ウィナー(Quatre Raberba Winner)[編集 | ソースを編集]

アラブ系の大富豪・ウィナー家の嫡男。一族の中でただ一人ガンダムを使いこなせる天才的戦闘操縦能力を持つ。OZに対抗しているウィナー家の中で何不自由なく育ったおとなしい性格の少年で、絵画や音楽に卓越した才能を示す。ベストを愛用し、良家の子息らしい雰囲気を漂わせている。名門の生まれではあるが、父との確執から勘当同然で家を飛び出している。

マグアナック隊という、40人のMS乗りを部下に持ち、部下全員から慕われ、彼らを使いこなす天性の才覚を持っている。中東の所領を拠点にし、部下達と共に対OZ破壊工作を展開していた。

自らが守ってきたコロニーの人間が、OZに同調した上、父親を死に追いやったことに逆上。(といってもこれは議会の全会一致を経てOZと協調する方針を打ち出すという民主的な手続きを摂ったにもかかわらず、コロニーの資源衛星を切り離すという極めて独善的な手段を用いたため、コロニーへの反逆として撃墜されたもの。この時の影響で姉が船体に強く体を打ちつけられて死亡。つまりほぼ自業自得による逆恨みといっていい。)全ての人間を憎悪し、H教授の残した設計図から禁断のMSウイングガンダムゼロを完成させて、資源衛星やコロニーを次々に破壊していった。システムに取り込まれていたとはいえ民間人を大量に殺戮していったことに強い批判が起きたが、後付で「実は撃墜したコロニーの非戦闘員は避難した後に破壊している」とされた。ただし、カトルのセリフに「直ちに退去せよ」といった勧告があったため、矛盾が生じている。そのさなか、トロワの捨て身の説得で自分を取り戻した。

後にウイングガンダムゼロはゼクス・マーキスの手を経てヒイロ・ユイの乗機となり、カトルはガンダムサンドロック改へと乗り込むことになる。

ウイングガンダムゼロに搭乗した経験からゼロシステムを制御することができ、ドロシー・カタロニアと未来を読み合う激闘も繰り広げた。

最終決戦近くでは、共同戦線をとるガンダムパイロット5人のリーダーとなり、他の4人をまとめていた。

29人の姉がいるが彼女達は全員試験管ベビーで、カトルのみ実際に母胎から生まれている。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

新機動戦記ガンダムW
新機動戦記ガンダムW Endless Waltz

人間関係[編集 | ソースを編集]

ラシード・クラマ
部下であり、マグアナック隊の隊長。カトルの良き理解者。
H教授
ガンダムサンドロックの開発者。
トロワ・バートン
戦場で邂逅したガンダムのパイロット。カトルと共に行動することも少なくなく、戦争終結やマリーメイアの反乱まで共に戦い続けた。後に資源衛星から発見されたガンダニュウム製MS、シェヘラザードプロメテウスの完成を託す。
ザイード・タブラ・ウィナー
父親。ウィナー家の当主であったが、OZの敢行した支配体制に抵抗して命を落とす。
カトリーヌ・ウード・ウィナー
EW後にカトルの手で試験管から誕生した「妹」。現在はある事情からカトルとは袂を分かつ。
イリア・ウィナー
カトルの姉の1人。医療を志していて、幾度となく弟を助けていく事になる。後に誕生したカトルの妹、カトリーヌの保護者。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「闘っちゃいけないんだ…僕達は!」
トロワと初めて対峙し、戦闘になったが、同じ目的で戦っている同士だと気付いて戦いをやめた時の台詞。
「ありがとう…僕のサンドロック…」
サンドロックを自爆させた時の台詞。
「やっぱり、今度も負ける戦いだな…」
ブリュッセルで多数のサーペントと対峙した時の言葉。共に駆け付けたデュオトロワ共々敗れる事を覚悟していたが、自分達がそうなることで同時に人々が戦争を望まなくなると信じていた。

搭乗機体・関連機体[編集 | ソースを編集]

ガンダムサンドロック
ガンダムサンドロック改
ガンダムサンドロック改 (EW版)
ウイングガンダムゼロ
エアリーズ
メリクリウス
シェヘラザード

商品情報[編集 | ソースを編集]

話題まとめ[編集 | ソースを編集]

資料リンク[編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]